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裏事情。 [介護・番外編]


(ほとぼりが冷めたらアップしようと考えている)



当家の老母が現在の自立支援型介護施設に入居が決まるにあたり
そのあまりの突然なタイミングと
回りも驚くハイペースでとんとん拍子に決まったこと

以前にもちょっと書いたが

実はこれにもちょっとした偶発的な仕掛け?があったということが
後日判った (かもしんない)。



以前半年ほどお世話になった居宅介護施設だが
ココに一時入居がかなったのも実は偶然である
偶然と云うか実に微妙な問題で
行政の実体に関わる話でもあるので読みたい奇特な人あるいは
ヒマな人は過去から探して欲しい

そこを出るに当たって 決してせかされたわけではなかったが
どうも雰囲気として 「何かワケあって転居先確保を急いでいるな」 ということは
うすうす感じていた

ばたばたばたと新しい避難先が決まったから結果お~らいではある。

後日 某親族代表と母親の話をした際
皆が最も不思議がる
急遽決まった入居先について

親族代表が別ルートから漏れ承った話と
ワタシが聞いた話とが整合性を持ったので記しておく


以前居た居宅型(仮にAとする)は 
ある勘違いから母親を受け入れる運びとなったことをケアマネから訊いていた

現在の自立支援型施設(仮にBとする)

突然空きが出た部屋。
しかも希望者が殺到する南向きの一番明るい綺麗な部屋。
(後から知ったのだけどね)

どうして何のコネも無い母親がここに入居できたのか

この一番良い部屋を出た人物が居る。
「こんなところはイヤ。全部自分でしなくちゃならないような施設にはおれん。」
とかなんとか。(想像)

その人物はかつて 母親がお世話になったA施設に入る予定だった
お偉い人だった
結局 Aはよして Bに入居したが
お世話の質がなにしろ違うので イヤになって再度
Bに入る、運びとなったらしい

あくまで推測のロジック
ワタシの訊いた話と 某親族代表の聞いた話をすり合わせるとそうなる
と云うだけの話だが

某親族は大爆笑していたのであるが
アンタも(ワタシも) 20年後には確実に片足突っ込んでるぞ~

これは母親の悪運なのだろうか

今は自立支援型施設でけっこう楽しくやっているから
まぁ 母親の勝ち なんだろう。

で、移籍したお偉いさんの方が気になるなぁ~。


振り返ってみると
市役所だの福祉課だの
(大変お世話になりました)
提出書類さえ間違えなれば何とか成る部分と

どんなに訴えてもどうにもならない部分があるが
このどうにも成らない部分
たとえば『預け先の施設が見つからない』 という現実
一番世間にクローズアップされている現実問題について

見つからないからやりきれなさを感じるという面と

現場の情報が把握できていないという面と あるように思う。
とどのつまり

「自分たちで探せば 実は結構あるんじゃないか」 ということ
また裏を返せば

「足を使って歩かないと情報は得られない」 ということだ
これは遠距離からわざわざ向う親族にとってえらいハンデだ

どうもケアマネがこの役割を担っている(少なくともワタシの関わった範囲)という事実に
無理があるような気がする
ケアマネさん 忙しすぎるのだ

とっとと民間の会社がうまいことコーディネートする時代になって欲しい
と思ったら 探せば結構あるけれども

視点がマクロ過ぎる
どこでもいいってワケでは(あくまで身内の都合として) ないしな

やはりその土地土地で足を使うしかない、となると

替わりに捜し歩いてくれるウォッチャーが必要になるなぁ
これは便利屋さんにお願いするとか どうだろうか

うん
それを便利やさんがやったところで
こちらの真剣味が伝わり難いという点
魚心と水心みたいな加減もあるようで
(こういうのキライだが)

とりすがって泣く家族と 電話だけでリサーチを済ませる家族なら
前者が何故だか 「優先度」を上げられてしまうということも
見た上での実感だ
あくまで一部の限られたエリアでの事例であったことを付け加えておく
いかんせん
この世で一番立ち遅れているワークシステムはお役所だ
きっとその方が店子の居心地が良いのだろうと思う
(あくまで一部の・・・しつこい)


実際施設を訪ねてみると
けっこうこちらの話を訊いてくれるし
親身になって関連情報の獲得に動いてくれるところもあるし
それが行政のフィルターを通ったときに 多くが
ふるい落とされざるを得ないと云う現実があるような気がする


もっともその手の施設の資料をたくさん持ち歩いているのもまたケアマネだった
とにかく忙しい彼らの替わりに
身内がやる
ワタシの場合はこのケースプラス
口コミ(なんだかよくわからん)が 功を奏したワケだ

(あくまで現時点なのでこの先どうなるか判りませんが)

事業主同士、担当同士で情報を融通しあうケースもあったのだから
(ワタシはそういうのはキライだが)
非常に個人単位のネットワークも存在するようだ

オープンソースにする方法があるはずだ

ならばそんなものを自分で構築しよう、と思うにはもうエネルギーが残っていないが

ケアマネ、看護士、民生委員等々
母体の複数屹立する世界でそれぞれの関係はギクシャクし
情報は錯綜したまま埋もれていくような気がしてならない

今はまだニッチだが これらを上手くコーディネートできる仕組みは
近い将来 大きな市場になるのではないかなと思う。

NPOだの 行政だの ボランティアだのに頼らない
しっかりとした市場ができれば
正当な競争もなされるだろう

ワタシだったら その時初めて堂々と
そういう受け皿にお世話になりたいと感じている

「お世話になる」 と 言いながら

しっかり品定めをしてやりたいと 考えている





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暗黒工房


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