グッピー物語。(1) [グッピーの話]
「金魚のこと」 番外編。
どこかの記事で
「グッピーが産仔した」 っていう内容を書いたと思いますが
(既に参照すらリンクしない傍若ぶりだ)
===========================================
あれから3ヶ月。
当時生まれた仔グッピーも
成長速度や程度の差はあれ
生き残ったものはそれなりに元気に泳いでます。
初産だったこともあり 10数匹が生まれ
生き残ったものはうち4匹、となりました。
産んだほうの母グッピー(フルブラック♀) と 父グッピー(フルブラック♂)
は産仔後1週間足らずで母は力尽き
父グッピーはその後2ヶ月余りで 水槽の底に横たわっておりました。
グッピーってすぐ死ぬのね(泪)
さて、当時 某熱帯魚専門店にて フルブラック1ペアを購入した際
「サービスで」
(…ということだったが恐らく 一緒にすくってしまった挙げ句戻すのが面倒だったからという大雑把なオチだと思う)
…で、何故かオスメスのペアと一緒の袋に小さな小さなグッピー(♀)が付いてきた
将来の御妾候補・・・とか?
それにしても ♀2匹というのなら納得はするが いかんせん追加の一匹がまだ
小さすぎる。超未熟。
一緒の水槽に放してしまったら
ほとんど強姦魔の如き♂グッピーに蹂躙されて
早い話 持たないだろうと判断し
(成熟した♀の方は充分に豊満な肉体の持ち主だったが)(どうでもいいが)
…この オマケの未熟グッピー♀は とりあえず
我が家のネオンテトラ水槽の方に
里子に出すことに決定。
入れてみたらテトラより二周りも未だ小さかった。
=============================================
月日はそれなりに流れ
最初のフルブラックペアに子供ができ、そしてその後夫婦が亡くなり
彼らの忘れ形見である子供グッピーがちびちびと水槽を泳ぎ回る頃
テトラの水槽にいたグッピー♀は 見違えるように大きくなり
既になくなっていた同郷グッピーに負けずとも劣らぬ豊満な肉体美を持つ美しい
グッピーになっていたという。
テトラヒルズ族になじんでいた頃ではあったが
飼い主としては
このまま一緒にいても自分の出自を知らぬままその生涯を終えてしまうのは何とも忍びないと思い
同種の
テトラっ仔たちの泳ぐ水槽へ入れてやることになった。
…長らく家を離れていた 年の若い叔母さん、が帰って来る感じ?
さて、そのテトラっ仔たちの最終的に淘汰されて残った4匹であるが
♀4匹 に♂ 1匹 という結果であった。
♀は極端に小さなメスの仔を除いてまぁ大小の差はあれど概ね順調に育っていると思われたが
♂は ひときわ中でもハネて著しい成長を見せていた。
フルブラックの父親の外見を受け継ぎ 我が家産とも思えない綺麗で華麗な黒・マットな体色は
明らかに水槽の中でも異彩を放っている。
(しかも成長も図抜けて早かったようである)
さしずめ 女性の花園の黒一点。…なんだかメダカに毛の生えたようなちゃっちい上におさなーーい
感じの♀グッピーたちとは一線を画している。
やはりグッピーの♂はスターダムなんだな。
そこへ。
里子に出されていた 彼らの母の妹? (勝手に) が突然やってくる。
目の前に突如現れた大人の女性に グッピーっ仔たちの驚愕・憧憬
そして
グッピー社会の年功序列・ヒエラルキー
あっという間に デカい上にグラマー年の功の♀グッピーは水槽の中でリーダー格になる
そのような確率変動的変化にもすぐに馴れていくグッピー達
飼い主としては
「新しいママとして受け入れてね♪」 的なストーリーを狙っていたとかいないとか。
しかし
平穏な序列社会もつかの間
この新しい『お母さん』 を
あたかも「源氏物語」における藤壺の宮の如く
「アナタは母ではないっ」 と反旗を翻し
果敢かつ猛烈に
なんとアタックし始めた源氏の君である
水槽の唯一のオスにしてプリンス・フルブラック。
年の差半年にして体格さ2倍・強()
なにやらざわつく水槽内。 相手にされない他の♀…はおいといて。
⋆*❁*⋆ฺ。*.•♬✧⋆*❁*⋆ฺ。*.•♬✧⋆*❁*⋆ฺ。*.•♬✧⋆*❁*⋆ฺ。*.•♬✧
さてもこの継母にして豊満グッピー (いつのまに) であるが
上流の気取った生活~♪ …をネオンテトラの水槽で怠惰に送るうち
すっかり標準のメスグッピー体系を通り越して超・グラマー子女と化していて
(ココが一代目母グッピーと違うところか)
グッピー仔たちのたむろする水槽内に放逐した頃から1ヶ月ほどして
当家旦那♂(オス・ヒト) がたまたま目にした際に
「デカくねっ?? 妊娠してねっ?? 」
と驚愕するも cassisははねつけ
「あ、それ単なるデブ、だから」
といなしていたが……
つい一昨日のことですわ
午前中の畑仕事と買い物を終えて帰宅後のcassis
ふと水槽を覗いてみると
ちろちろちろ と グッピー稚魚の影があちこちに
……
しぇぇ 生まれとるがなっっっっっ
誰なの母親はっ
疑うべくも無い 稚魚が産仔できるほどに成熟した♀は1匹しかおらんがな。
誰なの父親はっ
コチラも疑うべくもない
だいいち 水槽内に♂グッピーは プリンス・フルブラックしかおらんがな。
数えると既に稚魚の数10数匹。
慌てて産仔ケースに移すが
なにせ明らかに初産なので コレ以上はもう産むかどうかも…
ところが、です。
その後1時間のうちに つるぽこつるぽこ、産むわ産むわ
初代のメスグッピーが1匹ずつを半日かかって10匹程度 実に苦しそうに産んでいたのに対し
コチラはつるつるぽこぽこ2匹ずつ一度に産んでいる
途中から数えるのもイヤになりましたが
だいたい産仔ケースの中で20匹程度産んだかな、という。
初産で。 (くらくら @w@ )
グッピーって 1度の交尾で♂の精子を受け入れた時点から
3回はその精子を使って産仔出来る模様
ヒマ人cassisは そのつるぽこっな様子を短いファイルですが動画に収めましたので
安産祈願や家運隆盛を願いたい方や生命誕生の神秘を目の当たりにしたい方
あるいは今まさにグッピーの産仔に立ち会う予定・の方などよろしかったらはどうぞご参照下され。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
============================================
さて 産仔の翌日。
グッタリと力の無い様子の♀グッピー(豊満)。
にもかかわらずここぞとばかりに挑む
若くて衰え知らずの♂プリンス・フルブラック。
コレ以上無計画に家族を増やすのは水槽の存続・ひいては正しい種の存続にも
悪影響を与えかない…
道ならぬ恋にひた走るプリンス・フルブラックとグッピー叔母♀(豊満)と を前に
これはもう お互いを 「隔離」 の道しかないと思い定める飼い主cassisであったが……
(続く)
どこかの記事で
「グッピーが産仔した」 っていう内容を書いたと思いますが
(既に参照すらリンクしない傍若ぶりだ)
===========================================
あれから3ヶ月。
当時生まれた仔グッピーも
成長速度や程度の差はあれ
生き残ったものはそれなりに元気に泳いでます。
初産だったこともあり 10数匹が生まれ
生き残ったものはうち4匹、となりました。
産んだほうの母グッピー(フルブラック♀) と 父グッピー(フルブラック♂)
は産仔後1週間足らずで母は力尽き
父グッピーはその後2ヶ月余りで 水槽の底に横たわっておりました。
グッピーってすぐ死ぬのね(泪)
さて、当時 某熱帯魚専門店にて フルブラック1ペアを購入した際
「サービスで」
(…ということだったが恐らく 一緒にすくってしまった挙げ句戻すのが面倒だったからという大雑把なオチだと思う)
…で、何故かオスメスのペアと一緒の袋に小さな小さなグッピー(♀)が付いてきた
将来の御妾候補・・・とか?
それにしても ♀2匹というのなら納得はするが いかんせん追加の一匹がまだ
小さすぎる。超未熟。
一緒の水槽に放してしまったら
ほとんど強姦魔の如き♂グッピーに蹂躙されて
早い話 持たないだろうと判断し
(成熟した♀の方は充分に豊満な肉体の持ち主だったが)(どうでもいいが)
…この オマケの未熟グッピー♀は とりあえず
我が家のネオンテトラ水槽の方に
里子に出すことに決定。
入れてみたらテトラより二周りも未だ小さかった。
=============================================
月日はそれなりに流れ
最初のフルブラックペアに子供ができ、そしてその後夫婦が亡くなり
彼らの忘れ形見である子供グッピーがちびちびと水槽を泳ぎ回る頃
テトラの水槽にいたグッピー♀は 見違えるように大きくなり
既になくなっていた同郷グッピーに負けずとも劣らぬ豊満な肉体美を持つ美しい
グッピーになっていたという。
テトラヒルズ族になじんでいた頃ではあったが
飼い主としては
このまま一緒にいても自分の出自を知らぬままその生涯を終えてしまうのは何とも忍びないと思い
同種の
テトラっ仔たちの泳ぐ水槽へ入れてやることになった。
…長らく家を離れていた 年の若い叔母さん、が帰って来る感じ?
さて、そのテトラっ仔たちの最終的に淘汰されて残った4匹であるが
♀4匹 に♂ 1匹 という結果であった。
♀は極端に小さなメスの仔を除いてまぁ大小の差はあれど概ね順調に育っていると思われたが
♂は ひときわ中でもハネて著しい成長を見せていた。
フルブラックの父親の外見を受け継ぎ 我が家産とも思えない綺麗で華麗な黒・マットな体色は
明らかに水槽の中でも異彩を放っている。
(しかも成長も図抜けて早かったようである)
さしずめ 女性の花園の黒一点。…なんだかメダカに毛の生えたようなちゃっちい上におさなーーい
感じの♀グッピーたちとは一線を画している。
やはりグッピーの♂はスターダムなんだな。
そこへ。
里子に出されていた 彼らの母の妹? (勝手に) が突然やってくる。
目の前に突如現れた大人の女性に グッピーっ仔たちの驚愕・憧憬
そして
グッピー社会の年功序列・ヒエラルキー
あっという間に デカい上にグラマー年の功の♀グッピーは水槽の中でリーダー格になる
そのような確率変動的変化にもすぐに馴れていくグッピー達
飼い主としては
「新しいママとして受け入れてね♪」 的なストーリーを狙っていたとかいないとか。
しかし
平穏な序列社会もつかの間
この新しい『お母さん』 を
あたかも「源氏物語」における藤壺の宮の如く
「アナタは母ではないっ」 と反旗を翻し
果敢かつ猛烈に
なんとアタックし始めた源氏の君である
水槽の唯一のオスにしてプリンス・フルブラック。
フルブラック♂近影
年の差半年にして体格さ2倍・強()
なにやらざわつく水槽内。 相手にされない他の♀…はおいといて。
物陰から覗く相手にされない他の♀メスグッピー。
⋆*❁*⋆ฺ。*.•♬✧⋆*❁*⋆ฺ。*.•♬✧⋆*❁*⋆ฺ。*.•♬✧⋆*❁*⋆ฺ。*.•♬✧
さてもこの継母にして豊満グッピー (いつのまに) であるが
上流の気取った生活~♪ …をネオンテトラの水槽で怠惰に送るうち
すっかり標準のメスグッピー体系を通り越して超・グラマー子女と化していて
(ココが一代目母グッピーと違うところか)
グッピー仔たちのたむろする水槽内に放逐した頃から1ヶ月ほどして
当家旦那♂(オス・ヒト) がたまたま目にした際に
「デカくねっ?? 妊娠してねっ?? 」
と驚愕するも cassisははねつけ
「あ、それ単なるデブ、だから」
といなしていたが……
つい一昨日のことですわ
午前中の畑仕事と買い物を終えて帰宅後のcassis
ふと水槽を覗いてみると
ちろちろちろ と グッピー稚魚の影があちこちに
……
しぇぇ 生まれとるがなっっっっっ
誰なの母親はっ
疑うべくも無い 稚魚が産仔できるほどに成熟した♀は1匹しかおらんがな。
誰なの父親はっ
コチラも疑うべくもない
だいいち 水槽内に♂グッピーは プリンス・フルブラックしかおらんがな。
数えると既に稚魚の数10数匹。
慌てて産仔ケースに移すが
なにせ明らかに初産なので コレ以上はもう産むかどうかも…
ところが、です。
その後1時間のうちに つるぽこつるぽこ、産むわ産むわ
初代のメスグッピーが1匹ずつを半日かかって10匹程度 実に苦しそうに産んでいたのに対し
コチラはつるつるぽこぽこ2匹ずつ一度に産んでいる
途中から数えるのもイヤになりましたが
だいたい産仔ケースの中で20匹程度産んだかな、という。
初産で。 (くらくら @w@ )
グッピーって 1度の交尾で♂の精子を受け入れた時点から
3回はその精子を使って産仔出来る模様
ヒマ人cassisは そのつるぽこっな様子を短いファイルですが動画に収めましたので
安産祈願や家運隆盛を願いたい方や生命誕生の神秘を目の当たりにしたい方
あるいは今まさにグッピーの産仔に立ち会う予定・の方などよろしかったらはどうぞご参照下され。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
一瞬だから見逃すなっ
============================================
さて 産仔の翌日。
グッタリと力の無い様子の♀グッピー(豊満)。
にもかかわらずここぞとばかりに挑む
若くて衰え知らずの♂プリンス・フルブラック。
コレ以上無計画に家族を増やすのは水槽の存続・ひいては正しい種の存続にも
悪影響を与えかない…
道ならぬ恋にひた走るプリンス・フルブラックとグッピー叔母♀(豊満)と を前に
これはもう お互いを 「隔離」 の道しかないと思い定める飼い主cassisであったが……
(続く)
ツルポコ見えてもらいました。安産型なのね。娘に爪の垢煎じて飲ませたい。爪、、、、?(笑)
by さきしなのてるりん (2014-10-31 15:31)
強靭な生命力を感じさせて頂きましたww
by 獏 (2014-10-31 20:21)
●さきしなのてるりん さま 有り難うございます^-^。
安産祈願受け賜りました。
爪の垢…拡大鏡で探るも そもそも指が無かったっすw
いやー、しかし生まれたら後は飼い主が1日5回の給仕に
産仔箱の掃除。
「こんなに預けられても~~」 とネを上げたい心境。自業自得(泪
●獏 さま 有り難うございます^-^。
グッピーの♂オスは最盛期は当たるを幸いなぎ倒す
勢いですが
…枯れるのも早いです。
隠居生活に入ったオスは見ていて切なく胸に迫る
ものがあります。
ええ、もう切ないですv( ̄∇ ̄)v
by cassis (2014-10-31 21:52)
cassisさん、こんにちは。
つるぽこ初めて見ました。すごい!!!
夜中に感動しております^^
by 某かんりにん (2014-11-01 01:35)
● 某かんりにん さま 有り難うございます^-^。
グッピーの稚魚、逞しいですよ~。
生まれた瞬間から親に食べらてしまう危険をかいくぐりつつ
エサを探して泳ぎ廻ります。
見てると「癒し」とは程遠いんですが、生きる力には
溢れてますねw
by cassis (2014-11-01 10:02)
ツルツルぽこぽこ、拝見いたしました^^
出産の数が多いとやはりお母さん的には
消耗するのでしょうか?
今後の続きにドキドキ...
by ryang (2014-11-01 22:28)
●ryang さま 有り難うございます^-^。
お母さん、消耗しますね~。翌日にはただ
水に浮いているだけでやっと
みたいな状態でいます。
体色も一時的に薄くなるようです。
安産型なお母さんだけに、元気に復活して欲しいのですよ。
力の入った続編(?)(ホントかっ) ご期待下さいっっ
by cassis (2014-11-02 23:09)