小人閑居して。 [ハンドメイド]
息子とマイ・ダーリンは
昨日は埼玉 今日は千駄ヶ谷と
この寒いのにお出かけしてます。フットワークのいいことで。
…ていうか 基本お稽古ごとは休まないなぁ父子鷹。
(会社は時々休んでるな)
息子はここんとこ負けがこんでいるので
結果の話題には非常にセンシティブである。
「今日はどうだった?」
( : そのツラはまた負けたんだなオイ?)
「うん…まァ、頑張ったんだけどね…」
( : 判ってんなら 訊くなゴルァ)
とまぁ、非常に気を使う昨今、
こちらの関心も、なるべくなら息子の動向から目を逸らしておいたほうが
母としての精神衛生上も 良いのである。
さて 前置きが長くなったところで、
今日、かねてよりの懸案事項と
その派生事項(?) について
朝から
PCとインクジェットプリンターと首っ引きで 取り組んでたら
結構時間が経っておりました。
それというのもまたまたラブリー・息子が
現実逃避 …余暇の時間を充実させるためか
コツコツと 自分で作った妄想世界 「ものがたり」 を書き溜めており
それを
「母ちゃん、製本して」 ときたもんで
よしきた任しとき! と安請け合いしたけれども
ウチにはDTPソフトなんて気の効いたものもなければ
ましてやイラレも そもそもお絵かきソフトなんてものが無い
まぁ 挿絵はなんとでもなるとして
中身の編集… ^_^;
大昔、製本に興味のあった時期があり
その当時、折り帳(いわゆる本の中身になるもの)の原本作りを
せっせとやってた記憶はあるが
激しく「手作り感溢れる」 代物だった。
…
息子の製本希望、は 「豆本」である (泣
只でさえ面倒くさい代物である折り帳を 「豆本サイズ」に縮小して作るのが
どんなにしち面倒くさいことか 身に沁みて判っていたはずじゃないのか ワタシよ…
それでもどんと 薄い胸を叩くワタシ
(こーいうとこが息子へと無償に注がれる母の パワー・オブ・ラァヴ …ハィ 下唇噛んで )
そゆわけで
コツコツ、コツコツ ここのとこずっと
ヒマがあれば 本文のフォーム作りに没頭しておりました。
幸いなるかなウチにある 某・広報用お気楽ソフトでそれらしいことが
できそうな気がむらむらとしてきて
野性の勘に従って作り始めたら
「オォッ コレは少なくとも息子の満足の行く程度にはなんとかイキそうだぞっ」
という なんとも大雑把な手ごたえが帰ってきた頃でした。
とにかく 左でも右でも「本」の体裁にするわけだから
その順番と裏表、に気を使わなくてはならない。
そして
両面印刷をした1枚からページを切り出したときに
印刷のズレ、が無いように慎重に上下と左右、そして裏表を合せなくてはならない。
モノが小さいだけに、1mmのズレくらいならまぁ ワタシは目をつぶるが
コレが2㎜となったらもうイライラして家事に手がつかないくらいになるので
(ワタシなんていつもそんなですが)
原本を作るところは 慎重に位置合せをしなくてはならないのです。
正直言って、
コレが全て、であるといっても宜しいですわ。
あとの製本作業などは 半日あれば何とか出来る
正直 楽しいハンドメイドの世界~♪
(それも全て先人の血のにじむ努力とPC及び周辺機器の発達のおかげです)
なんとかそれらしいものが出来上がり
物語は 『青空文庫』 からコピーして ページに流し込む
ここで!
…今や奇跡の機能が ワタシの手持ちのソフトにもついていたんですね。
(コレがなければ正直やらなかったかも)
ジャーーン (ド●えもんか)
「コラム枠連結機能」 ~
これで それぞれのページにコラム枠を設定して、
1ページ目からコピってきたテキストを一発、『貼り付け』 すると
だだーーーーーーっ
…と 連結している最期のページまで 流れ込む、という仕組みだ!!
…もちろんコラムの連結は 手作業となるため
それこそ 目玉が あっちこっちに飛びすぎて 機能不全に陥るくらいに
「裏、表」とブツブツつぶやきながら
(ここらへんでもう危ない人、 っぽくなる)
…ページを割り付けていく必要はある。
そこまでが実に地味でかつ面倒くさいのですが とにかくやるしかない。
そこに山があるから人は登る。
そこに折り帳があるから人は折る。
(なんだそれ)
=============================================
…あれやこれや mm単位で位置を設定して コピーして貼り付けして、を
繰り返し
プリントアウトしたものが、裏表、ピッタリ合ったときには
「ハレルヤ!」 と叫びたい気持ちになりますです。
まぁ、厳密に言えば、ここから 今度はページ位置とかを検討して
一個一個合せていくと途方も無い時間が掛かるのだけど
なにせ 試行錯誤しながらやってるので
必然的に 1個作ってそれを増殖すれば…
という PC的な必殺の手段が 取りにくいんです。
用紙も大量に無駄遣いしてしまうし… それがたった1mmの誤差で起こる理不尽さ(泣)
それでもどうにかこうにかたどり着く。 ハッ・・・ハレルヤ…
(瀕死)
『青空文庫』 からは試しに宮澤賢治の童話を流し込んでみた
…途中で コラム連結止まる。
テキスト行方不明…あぁ、サイバー空間の理不尽(泪)
ひとえにソフトの習熟度が足らないゆえのNGですが。
もっかいやり直し、を果てしなく繰り返す。
遠いぜ…遠すぎるぜワタシのゴール…
遠くとぉぉおぉんくぅ どぉこぉまでもぉぉ 遠ぉぉぉんおくぅぅ~ ♪
(謳ってくれ飛鳥ぁ)
ページ割付が100を越える頃には (※しかも1頁ずつ自分で割り付けてるのよっっ)
目の当たりがクラクラしてきた。
PCという文明の利器・科学の最先端を扱いながら何故こうもマニュアルなんだっっ
で、それでもどうにか短いものをプリントアウトするに至った・と。
トンボ(自分でつけたキリトリ用の印) に沿ってカッターを入れる。
折り帳完成~~
とかなんとか やってるうちに息子からメール。
「今から電車に乗る」
夕飯の支度じゃ。
今日はひとまず これでおしまい。
さぁ、
次 「製本完成」 の記事がアップできるのは いつのことかな?
昨日は埼玉 今日は千駄ヶ谷と
この寒いのにお出かけしてます。フットワークのいいことで。
…ていうか 基本お稽古ごとは休まないなぁ父子鷹。
(会社は時々休んでるな)
息子はここんとこ負けがこんでいるので
結果の話題には非常にセンシティブである。
「今日はどうだった?」
( : そのツラはまた負けたんだなオイ?)
「うん…まァ、頑張ったんだけどね…」
( : 判ってんなら 訊くなゴルァ)
とまぁ、非常に気を使う昨今、
こちらの関心も、なるべくなら息子の動向から目を逸らしておいたほうが
母としての精神衛生上も 良いのである。
さて 前置きが長くなったところで、
今日、かねてよりの懸案事項と
その派生事項(?) について
朝から
PCとインクジェットプリンターと首っ引きで 取り組んでたら
結構時間が経っておりました。
それというのもまたまたラブリー・息子が
コツコツと 自分で作った
それを
「母ちゃん、製本して」 ときたもんで
よしきた任しとき! と安請け合いしたけれども
ウチにはDTPソフトなんて気の効いたものもなければ
ましてやイラレも そもそもお絵かきソフトなんてものが無い
まぁ 挿絵はなんとでもなるとして
中身の編集… ^_^;
大昔、製本に興味のあった時期があり
その当時、折り帳(いわゆる本の中身になるもの)の原本作りを
せっせとやってた記憶はあるが
激しく「手作り感溢れる」 代物だった。
…
息子の製本希望、は 「豆本」である (泣
只でさえ面倒くさい代物である折り帳を 「豆本サイズ」に縮小して作るのが
どんなにしち面倒くさいことか 身に沁みて判っていたはずじゃないのか ワタシよ…
それでもどんと 薄い胸を叩くワタシ
(こーいうとこが息子へと無償に注がれる母の パワー・オブ・ラァヴ …ハィ 下唇噛んで )
そゆわけで
コツコツ、コツコツ ここのとこずっと
ヒマがあれば 本文のフォーム作りに没頭しておりました。
幸いなるかなウチにある 某・広報用お気楽ソフトでそれらしいことが
できそうな気がむらむらとしてきて
野性の勘に従って作り始めたら
「オォッ コレは少なくとも息子の満足の行く程度にはなんとかイキそうだぞっ」
という なんとも大雑把な手ごたえが帰ってきた頃でした。
とにかく 左でも右でも「本」の体裁にするわけだから
その順番と裏表、に気を使わなくてはならない。
そして
両面印刷をした1枚からページを切り出したときに
印刷のズレ、が無いように慎重に上下と左右、そして裏表を合せなくてはならない。
モノが小さいだけに、1mmのズレくらいならまぁ ワタシは目をつぶるが
コレが2㎜となったらもうイライラして家事に手がつかないくらいになるので
(ワタシなんていつもそんなですが)
原本を作るところは 慎重に位置合せをしなくてはならないのです。
正直言って、
コレが全て、であるといっても宜しいですわ。
あとの製本作業などは 半日あれば何とか出来る
正直 楽しいハンドメイドの世界~♪
(それも全て先人の血のにじむ努力とPC及び周辺機器の発達のおかげです)
なんとかそれらしいものが出来上がり
物語は 『青空文庫』 からコピーして ページに流し込む
ここで!
…今や奇跡の機能が ワタシの手持ちのソフトにもついていたんですね。
(コレがなければ正直やらなかったかも)
ジャーーン (ド●えもんか)
「コラム枠連結機能」 ~
これで それぞれのページにコラム枠を設定して、
1ページ目からコピってきたテキストを一発、『貼り付け』 すると
だだーーーーーーっ
…と 連結している最期のページまで 流れ込む、という仕組みだ!!
…もちろんコラムの連結は 手作業となるため
それこそ 目玉が あっちこっちに飛びすぎて 機能不全に陥るくらいに
「裏、表」とブツブツつぶやきながら
(ここらへんでもう危ない人、 っぽくなる)
…ページを割り付けていく必要はある。
そこまでが実に地味でかつ面倒くさいのですが とにかくやるしかない。
そこに山があるから人は登る。
そこに折り帳があるから人は折る。
(なんだそれ)
=============================================
…あれやこれや mm単位で位置を設定して コピーして貼り付けして、を
繰り返し
プリントアウトしたものが、裏表、ピッタリ合ったときには
「ハレルヤ!」 と叫びたい気持ちになりますです。
まぁ、厳密に言えば、ここから 今度はページ位置とかを検討して
一個一個合せていくと途方も無い時間が掛かるのだけど
なにせ 試行錯誤しながらやってるので
必然的に 1個作ってそれを増殖すれば…
という PC的な必殺の手段が 取りにくいんです。
用紙も大量に無駄遣いしてしまうし… それがたった1mmの誤差で起こる理不尽さ(泣)
それでもどうにかこうにかたどり着く。 ハッ・・・ハレルヤ…
(瀕死)
『ありときのこ』 の原本
『青空文庫』 からは試しに宮澤賢治の童話を流し込んでみた
…途中で コラム連結止まる。
テキスト行方不明…あぁ、サイバー空間の理不尽(泪)
ひとえにソフトの習熟度が足らないゆえのNGですが。
もっかいやり直し、を果てしなく繰り返す。
遠いぜ…遠すぎるぜワタシのゴール…
遠くとぉぉおぉんくぅ どぉこぉまでもぉぉ 遠ぉぉぉんおくぅぅ~ ♪
(謳ってくれ飛鳥ぁ)
ページ割付が100を越える頃には (※しかも1頁ずつ自分で割り付けてるのよっっ)
目の当たりがクラクラしてきた。
PCという文明の利器・科学の最先端を扱いながら何故こうもマニュアルなんだっっ
で、それでもどうにか短いものをプリントアウトするに至った・と。
トンボ(自分でつけたキリトリ用の印) に沿ってカッターを入れる。
折り帳完成~~
とかなんとか やってるうちに息子からメール。
「今から電車に乗る」
夕飯の支度じゃ。
今日はひとまず これでおしまい。
さぁ、
次 「製本完成」 の記事がアップできるのは いつのことかな?
『狼森と笊森・盗森』 の原本と折り帳
お疲れ様です^^)☆
かれこれ30年近く前に
今となっては超・アナログな紙の出版業界に
いたことのある獏としては素敵な作業の進行です☆
ああ・・自分で写真トリミングとかして
入稿したなぁとノスタルジックな気分満載です☆
(^w^)♬
by 獏 (2015-03-08 19:57)
●獏 さま ありがとうございます^-^。
そうですね
詳しいことは業界に居たことがないのでアレですが
今やってることはとってもアナログで、
ほんのちょっとデジタルの手を借りる割合が
丁度良い加減かなぁ、と。
普段、表計算やらデータベースやら使ってても
「コレ、ホントに便利かいな」と うすぼんやりとした
疑問符が沸くのですが…
こーやって目的に沿って悪戦苦闘することで
ヒトの手をたずさえてようやくPCが文明の利器だ、と
実感してます
(ツカイコナセテイナイコトノイイワケデハアリマセン)
by cassis (2015-03-09 17:21)
会社は時々休んでるなって言う父。そして豆本つくりに没頭する母。親の愛は海よりも深い。って親が楽しんでるんだろうな。
by さきしなのてるりん (2015-03-09 19:27)
●さきしなのてるりん さま ありがとうございます^-^
ハイ、親は楽しんでます(笑)
息子もシンドイけど楽しい、という間は頑張って
続けるでしょう
黙って無事を案じて…とか性に合わないし。
旦那は動いてナンボ、の人ですから(ジッとできない)
一緒に活動するのは専ら旦那に任せてます。
愛は水溜りより浅いけど、溺れる心配はアリマセン w
by cassis (2015-03-09 22:34)
良いですね~こういう関わりは心の豊かさを感じます。
子供は塾通い、親は仕事詰めでお互い何してるのか
よくわからん。というお家も多くありますが
やっぱり家族の時間というのは大事です。
by ryang (2015-03-10 00:00)
●ryang さま ありがとうございます^-^
なんていうか、生産性という面ではほぼ
ゼロに等しい活動ばかりですが・・
とりあえず今は「じっと手を見」 つつ
なんとかやってます。
…もしかしてワタシが「現実逃避」 か!?
by cassis (2015-03-10 22:34)
息子さん、いいなあ、お母さんに作ってもらえて(^^)
くらべるべくもなく簡単なものなんですが
高校生の時、A4を折って16ページの豆本を作るのが流行りました
手書きの原稿を表裏コピーして折ってホチキスしてカッターで開くと本になる♪
社会人になってからは、これで旅行のしおりとか作ってました
メールも便利なんですが、また復活させようかな(^^)
by Chobi.H.YAOITA (2015-03-11 10:46)
●Chobi.H.YAOITAさま ありがとうございます^-^
ありましたね。切り離さないで折る豆本♪
あれを自動で作るサイトを作ってくれてるヒトも
いるんですよね。
旅行のしおり、いいなぁ~。
10年後にそれを見る自分を想像すると楽しくなりますね。
是非、復活させてください(^u^)♪
by cassis (2015-03-11 22:35)