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血の繋がり、という悪性の…。 [介護施設]



施設の母親から連絡あり。


冬季の実家における除雪費用について、

請求書はもう届いたのか、という内容だった。
まだ、と伝えると


いつ払うのか
コチラで出さなくてはならないのだから早く内容が知りたい
請求書はいつ出るのか、と五月蝿いので
(近頃お金のことに特化して五月蝿くなりました)


コチラから問い合わせて折り返し連絡する、と云っておいた。


してすぐ 除雪を請け負ってもらっているNさんのところへ連絡する。

「5月の連休にでも(昨年同様) 請求書を持って伺おうと思っていたんですが」 と
云う出先のNさんに無理を言って
会社へ戻って請求額を調べてもらった。


予告どおり折り返し、母親へと連絡する。
電話口で請求額を告げると、丁度昨年の倍額だ、ということで
うんざり顔(声)

その額面で 自身の(もと父親の)口座から引き出してもらう旨

その後で、ワタシが立て替えてある昨年分の実家の水道代金を(基本料金)
おそるおそる請求したら

(ホントはもっと請求したいものが山ほどあるのだ)


[むかっ(怒り)] キレた。



「・・・そんなに降ろしたらアタシのこづかいがなくなっちゃうじゃないかっ。
だいたい、アンタ子供のクセに、それくらい昔の身内だったらまず子供が出したもんなんだよっ」



そうはいってもコレまですべて父が払っていたものだ。
アナタが知らないだけじゃないの。


こづかい、ってアナタ、アナタのこづかいのために父のなけなしの貯金を
アナタの口座に突っ込んだわけじゃないのよ
家を維持する為の支払い分も中に含まれているのよ


父親の残した預金は全部アナタ(母親)の名義になっておりワタシには一銭も回ってないんだから
そちらで是非とも支払ってもらいたい。あの家を残して置きたい(自分のクローゼット替わりに)と
思っているのはそちらなんだから 
お寺への上納金やら地区への支払いやらこちらが立て替えているものは他にもあるの 

というようなことを かいつまんで直訴したところ


母親 :

(伝家の宝刀)

「…こんなことならアンタを大学までお金かけて出すんじゃなかった。
ほんっっっっとにそう思う。 
大学なんてやるんじゃなかった。勉強なんてさせるんじゃなかった。
お金かけて、丸損だわ(泣)」

「…ほんっっっっとに そう思う。親の面倒すら見ない子供に教育なんてお金かけるのは
馬鹿みたいだってね。その通りだったよ。
こうなったらもういっそ 産み損、だよねホント
なんのために 産んだのかねぇ

育て損、だわ」  (※さらに刷り込む。)


自分の親は愚か連れ合いの親ですら、ましてや自分の実の兄の世話ですら晩年まで
することはなかった この母が云います。

教育の権利はともかく

産み損、育て損、てか
そこまでさかのぼるかっ [目]




いつものことで
もう、笑うしか無い、というアレですが。



一方で

・・・・・・。



「育て損」 って なんじゃそら [むかっ(怒り)]


ふつふつふつ………



「産み損」 だとぉぉおおおおおおっ!!







なんとも嫌な、割り切れない、もやもやした「怒り」 が離れないのです。


==================================================

まぁね。






きっとそれが

考えたくないけれどいわゆる 「血の繋がり」 というヤツかもしらんですよ。




自らの出自から 真っ向否定されること

それを
噛んで含めるように あたかも全うな親の所作で ご教示をたれられる、という

矛盾

 
長いことそれを 「青天の霹靂」の如く恐怖していた
そういう情けない習い性が 抜けてない、ともいえますが


母親の思い込み、は
罵倒が゜繰り返されるたび それ自体が熱を帯びたように
固く締まって、 大きくなっていく。



それはコチラだって


一度は寛解を見たかのようでいて
ほどけた ものが再度結び目を作っては凝り固まり
じわじわと膨らんでいくのだよ



悪性の腫瘍みたいだが


どちらがどちらにとっての「腫瘍」 なのか、は
正直ワカラナイ。

年齢がそうさせるのか、ってーば

もともと こーいうヒト、だったからなぁ……  (汗






一方  こんな理不尽に遭って (向こうもそう云うんだろうけどね) 
打ちひしがれた自分、を俯瞰で例えてみれば



座礁船、である。


船ならば
難破して、いわゆる「船の墓場」にでも迷い込んでしまえばいっそ


そのまま朽ちて果てる、という結果は遠からず待っているだろうし
波しぶきに派手に砕け散る、という
そういう (いや 成れの果て、ではないよ)
そういう感じ、の いわゆる「結果」 にいきつけば

逆に早くに立ち直れるんだけど


身内にくらうダメージっていうのは どうもやはり
「座礁」 に似ている、のじゃないかと思う。



身の置き所のないままに
波間に どうしようもなく ゆらゆらと
宙ぶらりんで
身体を持て余しているような 感じになる。


実に格好悪く、腑に落ちなく、情けない。




他人ならね



「早く 消えてくれよ」 と
心から


願えるのに
もとい



願える自分を 受け入れることが出来るのになぁと思う。





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某かんりにん

cassisさん、こんにちは。

親と親の家にかかる費用は親が出すのが決まりです。しーっかり返してもらいましょう。あ・と・で。
よその年寄りならダメージないんだけど。実の親って・・・ねぇ・・・。
by 某かんりにん (2015-04-22 00:04) 

cassis

●某かんりにん さま 有り難うございます^-^v

そう、他所の年寄りには云えるんですよね
(それもどうかとのそしりはあえて受ける)
最近、お金のことを色々気にするようになったようです。
ひょっとして、とか そろそろとか。

あぁ、頑張って 『脱・親』 したい。

by cassis (2015-04-22 10:32) 

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