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夏の思い出。 [記憶]




ド田舎の生まれです。

ド田舎(※同様な環境下にお住まいになる人々よ。 デイスってません。
むしろあの時代を満喫したことを威張りましょう。 当時の手付かずの大自然はもう戻ってこない…色んな意味で。)



小学生の息子が夏休みに大量のテキストをかかえて終業式から
帰ってくるたび

ぼんやりと思いを馳せる 遠い  自分自身の 夏。




幾たびか巡っては 遠く記憶の向こうで絵画みたいにかしこまってある
「夏」。



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同窓会と夢。(独り言) [記憶]



同級生で、
母を介して久しぶりに繋がったKちゃんが以前、電話をくれた時に


「同窓会もたまには出なくちゃ、ダメだよ。」 と云った。
そういえば

小学校卒業以来、


一度も 出てないわ。 (ぉぃ





そもそも
出られるワケが無い。

なんで 出られるの皆、って 思う。


当時のこと、忘れてるのかいな。



続き


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トマト畑。 [記憶]

どれくらい昔のことだったのか
記憶がもはや混濁 (ぉぃぉぃ)

それでも

トマトの話しが何かの折に出るたびに
自虐と 自慢含みでこの話しをしているからそろそろ
家族の間では
顰蹙(ヒンシュク)を買い始めているのかもしれないけれど


ワタシのトマトに関する 鮮烈な記憶。


小学生の頃にまでさかのぼるのだが




当時 牧場と見まごうばかりの広い土地に 
村中の人々が 畑を持っていた
ウチもごたぶんにもれず
時期と見れば日々 朝から晩まで
山の上の畑に 父も母も ワタシを連れて通っていたのだ

イメージとしては「開拓民」 が近い。(かも)

もっとも 自分たちで開拓したワケではなくて



埋めよ増やせよ、ではなく
広げて耕せ、政策を 当時の首相 田中●栄が 急遽
それこそブルドーザー並みの勢いでもって
自分の生まれ故郷の農地改造に 心血注いだ結果である。



だだっぴろい 山のてっぺんの牧草地に これまた広い畑のモザイクが
無数に出現したのだった。


初夏ともなれば

ウチ含め
近所の家々が 山の台地に集い


くだんのだだっぴろい農地いっぱいに植えた地這いトマト (当時はトマトといえば地這いでした) を
一斉に収穫していたのです
無論、手作業で。 手積みトマト。


当時、農家なんてそれこそ 山師、だったのだ。
(失礼…実家限定です)



JAの 「コレを作りなさい。」の 言葉に踊らされ
路頭に迷う農家続出



そこで 家・家財を売り払って最新の機械を入れてラクになろう、なんて
どこの農家でもそんなことはもはや怖くて手を出せず
ひたすら地道で非効率的な手作業に殉じていた。


地這いトマトは ヒトの手で収穫される。
単純作業なので 子供も年寄りも およそ手の空いているヒト全てが借り出される


山の上の 広大な台地が 青臭いトマトのニオイで満たされる。…


実際
収穫期ともなれば 青いトマトも 赤い完熟トマトも 同時に収穫される
収穫適期に満たないものはハネられる。
ハネられた青いトマトのニオイ
一方完熟トマト、といえば
当時は ジュースにしかならない代物だった


青いトマトは捨てて
完熟トマトは ジュースになる
その程度のトマトの地位だったのです。



数百メートル離れた畑からも もいだばかりのトマトの切り口が 匂って来る
ワタシはそれが 大好きだった。

「青いトマトは 毒だからね」


そんなまことしやかな大人の台詞が ほとんどが間違っていることはうすうす
判った。
目を盗んではこっそり ハネられた 青いトマトの ニオイを嗅いでいた。
山、と詰まれた青トマト。

畑中に充満する ソレ。



見上げると どうしようもないくらい 青くてだだっ広い空


ワタシはその当時 「海」 を (たぶん) 見た事が無かったけれど


きっと 「海」 とは こんな風に どうしようもなく 広くて青いものなんだろう と
そっと 想像してみたりした。


収穫したトマトは当時、みんな 「トマトジュース」 になる。 と訊かされていた。



トマトは大好きだったが
ジュース
アレは飲みづらくて キライだった。
「吸血鬼」の フリをして やっとこ飲めた代物だった。




仲良しの Mちゃん一家が 台地の畑にやってきていた。


ウチの畑より数キロ離れた場所にあったが トマトの収穫期が 等しくやってきていた頃には
御互いの畑を行き来、して
青いトマトの実をもてあそびながら
遠い空を見上げて 


このトマトの行く末を 想像したお話を作ったりしたものだったが




Mちゃんとは 親友の契りをこの先結んで
さらに
しばらくのち


手ひどく 
「最悪のお別れ」 をすることとなる。




今でも トマトは大好きで

…何処のトマトを齧(かじ) っても 当時の味には及びも付かなくて



有り難いことに


肝心の記憶を遠ざけている。 




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地這いトマトは もっと薄汚れていた。

photo by「足成」



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あれから 20年。 [記憶]

サリン事件から20年、と ニュースのトピックでアナウンサーがそう 云っていた。

松本サリン事件 の関係者とメディアに取り上げられた人の心中やら
察するには ワタシの器は狭すぎるから
身近なところから 思いを馳せてみる



あの事件から 主犯格の逮捕劇まで
国内を巻き込んで色々あった、と思い返す一方


「あの年に生まれました!」
という人が20歳なんだ、と 今更ながら 年月を知り愕然

(何千という先人の背負う思いの一端をようやくワタシも…)
(要はイイ年齢、ってコトよ)


続き


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スパイ手帳。(雪が降って思い出したこと) [記憶]

DSC_1322.JPG


朝から庭はえらいことに。



道路は 近所の人という人が出張ってきて
ウチの 物見高い亭主も それにならって
「出ずにはおれじ。」 的な形相でスコップ片手に

(そのくらい熱心に普段の畑も世話してくれよ、と)

ガリガリガリ、と 道路の圧雪を 突き崩しておりました。

おかげで日中 日が高くなる頃にはすっかり
道路の冠雪も 何処かに消え去っていた


雪は ワタシの幼い頃から最近までの記憶に
べったりと張り付く白い「何か」だ。

つまらないことを思い出しそうなときは その白い風景に当て込んで
たちまちに 一面の吹雪模様を描くことで 
無かったことにする


白い朝 と云えば

『●×豪雪』 とかいう名称で記憶に残る年の降雪は

6メートル

帰り道がおぼつかなくなる降雪量だった。

雪国の人は 雪に慣れているというフレーズはある意味正しくて
雪が降ることに諦めてしまうのに慣れているのだ。

降る雪、積もる雪何するものぞ というのとは違う
降れば都会の人同様 困るし 明日の出勤を思って頭が痛かったりする

それを諦めるのに 難くない日常があるというだけだ

・・・そんな難い話をするつもりじゃなかった・・・(^_^;

雪国でも 「大雪だぁ」 という日があるので・・・。

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『かちかち山』考。 [記憶]

息子が図書館から借りた本を眺めながらふと
遠い日      (・・・うーん 遠すぎる。)

かつて自分で借りた図書室の本を思い起こし



(※ちょっと 変換1度目で「重いお腰」って出たけどどーいう事???)


閑話休題。


息子に頼んで借りてもらいました
昔話。
ずっと心に引っかかっている数話の中の

1つ

『かちかち山』。

良いじいさんとばあさんが悪いたぬきに騙されてひどい目に合って
・・・というかばあさんが惨殺されて

その話を聞いたウサギが泣いて悔しがって
ばあさんの敵(かたき)をとる、というもの

P1070233.JPG


息子が借りてくれた本の中では

じいさんが畑に悪さをするたぬきを懲らしめの為に木に縛り付けたが

たぬきはじいさんの不在を狙って言葉巧みにばあさんを騙し、
手足を自由にさせたあと
ばあさんを薪で殴り殺して逃走する というものだった

あれ、ちょっと違うぞ と思ってト書きを読んだら
内容について改定を加えた旨 作者の松谷さんの一文が添えてあった。

そう、ワタシがかつて読んだ時の内容は

たぬきがばあさんを騙して自由になった後
ばあさんを撲殺し
ばあさんを大なべで煮て「ばば汁」をこしらえた後
何食わぬ顔でばあさんに成りすまし 
仕事から帰ったじいさんにそれを食わせる というものだったのだ

そうと知らずに「旨いうまい」と鍋を食すじいさんに
「台所の流しの下を見てみろ」と ほくそ笑んで告げて後
正体を現して遁走する
流しの下には ばあさんの頭蓋骨やらあばら骨やらが転がって・・・・・
という

なんともスプラッタな上にグロい展開で
子供心にも震え上がったものだった
しかしこのお話を生涯のトラウマとすることにも幼い心は耐えられず
何とかストーリーを正当化する努力をした

じいさんだってイケなかったんだ たぬきを縛った上に
夜にはたぬき汁にしてばあさんと2人で食べてしまうつもりだったのだから

しかもたぬきの罪状は
「じいさんの畑に蒔いた種を食ってしまう」という
せいぜい執行猶予付3年程度の内容だったから
命を取られるまでは重すぎると思うとか

たぬきにしてみれば正当防衛だ、とか
それでもどうにも 流しの下のばあさんの頭蓋骨とか
ばば汁を口にしたじいさんに「やぁい、食ったな」というくだりとか

ばあさんを殺してはいだ皮をかぶって化けるとか

んぎゃ。あかん。[どんっ(衝撃)][どんっ(衝撃)][どんっ(衝撃)]


・・・それが「ばあさんを薪で殴って殺した」   (いや、まぁこれはこれでヒドいんだが)
となってて

なんだろな いいところで  (いいのか) 

この続きはWebでとやられ・・・いや違うな

ドラマ本編の最終回で
この続きはムービーで とされ・・・


いや話がどこかに行ってしまいそうなのでそれはそれでおいといて
なんだろ  当時のワタシのあの懊悩をともに感じてくれる世代は今後出ないのかと


もっともこの後のうさぎのピカレスクっぷりは相変わらずフルってて
過剰防衛極まれりといったリベンジ攻勢に出てくるので
しまいにたぬきに同情してしまうあたりアタシもなんだかなぁ。
うんそのあたりは当時のままだったわ

背中の薪に火をつけて知らん顔したり
その上から薬と称してからしを塗りつけたり
しかもやったのは自分じゃない、赤の他人の空似であると
死んだばあさんを思って涙を流したうさぎと同一とは思えない
もの凄さ ひとでなし加減      (いや人じゃないうさぎだし)

しかもじいさんにやられるならまだしも
うさぎ
何の縁もゆかりも無いのに


最後泥の船とともに沈んでしまうたぬきを見ながら
うさぎは何を思うのだろうと
当時もずっと割り切れない思いを抱えてついに
読書感想文の課題のつもりで借りたこのお話については
書けなかったのだった           


(怠慢ではありません)


ン十年後
息子に読むことを強要もしなかった。

(どうせヤツらは『サバイバルシリーズなんちゃら』という
隣国の絵描きに書かせたベストセラー読み物しか興味無いんだし)

うさぎがじいさんに同情して泣く下りも嘘っぽいし
ワタシの中ではうさぎは単なるサディストで
日頃たぬきにこんなことしてやりたいと思っていたことを
実現するいい機会だとおも・・・・・

わなかった、とも云えないだろう

太宰治が奇しくも男女の恋愛に模してこのかちかち山を物語りに描いているが

なるほどな、ニヤリ


・・・と思うほどには男女の機微に長けてないcassisなのよ。


・・・・・・・・。

ちなみに実の母親に「姥捨て山」とののしられた過日の経緯を持つ不肖の娘が
『かちかち山』に言及する是非を問われれば

ケッ

と天に唾するしかない



それは吐いた者にふりかかる




(注: ウチの母親とばば汁に一切リレーションを持たせるつもりはございません。・・・ええ。決して)


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寂しい女。 [記憶]

かつて。・・・ン十年も前の バブル隆盛の頃のお話。

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家電量販店のPCブースの販促スタッフ(男子)をメーカーさんに請われるままに
送り込んでいた。

学生であることとメーカー仕様のPCについて儲け度外視でもっぱら
研修精度を高められると云う身分の元
(早い話がヒマ学生は皆当時ゲーマーと云うよりはPCマニアだった)

彼らのマニアックなサポートはお客様にはそれなりにウケが良かったらしく
更新の際には量販店とも長いレンジで契約を結ぶことができた。
ワタシは子飼いの如く3~4名を彼等独自のローテーション配置に任せて
中のリーダー格のTくんと連絡を取り合うことで
ほとんどの労務管理を済ませることが出来た。
良いトコロの育ちの坊ンだったTくんはしかし
偉い親御さんの方針からか学費以下生活費のほとんどを
バイトでまかなう立派な苦学生だった(らしい)

仕事は順調に進・・・んでいたハズだったが
半年も過ぎたある日のこと

家電量販店の店長から
偉い血相で(いや、電話だからニュアンスだが)連絡をもらった
内容を聴いたワタシは青ざめ
店長の元へ飛んでいく。

お宅のバイトが お客さん(女性)の家に上がりこんで
不祥事をしでかした

オーマイガッ

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『愛は勝つ』。 [記憶]



1曲お付き合いの程を。



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思い出すこと。 [記憶]

アラフォーも大台を超えて、今頃になって「乙女」に目覚める自分。
やたらハンドメイド、などという言葉に拘泥してイロイロと手を出してしまうのも
もともとは自分の中の乙女な部分をひたすらに慰め、温めている的な己れへのサジェスチョンで
手作りのお仲間でワイワイ盛り上がっている行為も、忘れてきたおままごとみたいで楽しい。

そう、「青春の後姿~♪」 ではないが、今更ながら自分の「育て直し」、あるいは
女性としての当たり前、をおさらいしようとしているような気がしてならない。
まぁ、曲がりなりにも一児の母にして妻、であるから・・・
家庭を営んでいる=「立派に女性である」 事は確かなのだが。・・・

(それにしても「立派な女性」・「立派に女性」 ・・・一字違うだけでニュアンスにかなりの開きがありますね。)

それでも、遠く記憶をさかのぼると、
あまりにもワタシの そもそも乙女であるべきハズの時期、は「荒(すさ)んで」 いたような気がする。

[クリスマス][クリスマス][クリスマス]

職業人時代、ワタシは「営業開発部門」 という部署にいた。
何の因果か部門の売り上げと人事のマネジメントをまかされており、ワタシの配下は壮年・若手含め「男の子」ばかりだった。・・まぁ、イロイロと因果を含められて、の社内配置なワケですが。

年末になると思い出す出来事。・・・

(尾籠な内容もありますゆえシモネタ嫌いな方はスルーでどうぞ[目])

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酔い癖。 [記憶]



酔ってから聞きたい曲です。何故か。

家人・某と話していて、
この人はワタシと違いほとんど下戸に近いアルコール基準値なのだが
それでも若い頃は『ヨッパ』な状態になったことはあるらしく

「・・・オネショしそうになって・・・」
(あれ、「した。」 だったかなぁ? ・・・まぁいいやオホホ)

酔って粗相をしただの しそうになっただの聞くのは男性陣からは初めてではなく、
いやむしろ
相当数 事例報告を聞かされているのだが(まぁ、ワタシの周りだけの特殊な事例なんでしょうけどね)
(ちなみに女性陣代表たるワタシはぶっちゃけ、無い。正直に云って、無い。)
・・・掛け金の外れ方、が 女性と微妙に違うのかしら。

さておき。
酔っ払いの生態について、現役時代(サラリーマンの、です) 数多く見、聞き、そしてあるときは
「実践」 をしたきたワタシです。(自慢にもなりゃしない)

泣き上戸:
泣きます。ホントにどんな状況だろうと、ひたすらに泣きます。 BGMに吉 幾三 がかかっており 「・・・コイツの歌って、ほんっっとに泣けるよなぁ。いい歌なんだよぅ~。」 と云ってさめざめとカウンターに突っ伏した課長。 ちなみにその時の曲が 『俺ら東京さ行ぐだ』


笑い上戸:
悲鳴かと思ったら笑い声でした。「・・・ぎゃーーーーっ」 怪鳥のごとき奇声をあげるNさん(女性・当時50代)は密かにニックネームを「プテラノドン」とつけられていましたっけ・・・


キス魔: 
T開発部長は洒落にならないコレで、飲み会の時は彼専属のSPが付くくらいでした。(^_^;) 老若男女、オトナ子供見境なくやるのです。 特にエレベーターなどの密室空間が危ない、というので、彼が酒席で移動の際はSPが常に2名、付き添っていました(2名、いないとSPですら被害の対象に遭う、というので) 恐ろしいのは接待の席で、接待の対象たるお得意様!  に これをやるというのですから堪りませんね。 本人も困り果てるくらいの癖でした。・・・ なんでこの人が部長でいられたのだろう、新人の頃からの大きな謎でした。


脱ぎ魔(定位置編): 
いたんです。これも同僚に。(笑) しかも脱ぐところが決まっています。酔うと脱衣場の如くそこでしか脱がない。 なので酒席の場では被害が無いのですが、後で奥様と当該現場の神主さん! に被害報告を聞くという。・・・ そう、神社で彼は必ず、脱ぐのです。脱いだものをキチンとたたんで、神社にあるベンチで寝るそうです。 なんなのこの几帳面さ。(そのような性質は仕事場ではついぞ現れることはありませんでした)


脱ぎ魔(オールラウンダー):
営業のN部長。この人は場所を嫌わずアルコール量が一定に達するといきなり、突然、スイッチが入ったように「どれ、じゃあ」と、カジュアルに脱ぎだします。 この人にとっては酔うと着ていること自体、とてもアンナチュラルなのでしょう。「脱ぐ」 という行為以外は全く普通、で、酔ってやっているようには見えない、というのが実は大変なネックでして、 この方にも常に専属のSPがついてました。特にエレベーターなどの密室、がヤバくて・・・  しかも在学時ラグビー部に所属していた、というのが自慢の彼。時々SPの力足りず、先乗りしたエレベーターの中で仁王立ちになり、満面の笑みを浮かべ、モロ出し状態で「うん。よかよか」とうなづいていた、というレジェンドを持っています。 追いかけたSPはなすすべなく、ひたすら両の手でもって某箇所を覆い続けるよりなかったとか。(・・・以後、専属SPは うちわ を携帯することが社内で義務付けられたという。) このN部長と 前出のT開発部長が同席することは滅多に無かったのですが、たまに不可抗力で一緒の酒席が催されると、 ハンセン・ブロディ超獣コンビ、と囁かれ(プロレスファンには懐かしいですね)、恐れられたのでした。


酔って奇行編
(癖、とは違いますけどあまりにもヘン。)

酔っ払って、タバコの替わりに名刺に火をつけ、ひたすら吸っていた新人のTくん。 「それ名刺でしょ」と指摘してあげたら  「名刺以外に何に見えるっていうんですか。タバコだとでも思ったんですか」 と返された。


楽しそうにクラブで談笑なさっている先輩のIさん。「飲んでますか~♪」と 声をかけたら 「おーぅ♪」と やはり楽しそうに笑顔を返しながら、同時に「リバース」され、 「いぇーい、水芸♪」と いってのけた。・・・接待の席で、お姐さんを2名、脇につけての蛮行でしたから、以後そのクラブで先輩は出禁になりました。


・・・振り返ればみな懐かしいですね。もう大概が時効? ですもんね。

ちなみにワタシ、奇行の話ではないけれど、
新人の頃は 「ワタシってキス魔、なんですぅ♪」 とか云うと
男性諸氏はこぞってグラスに注いでくれたものですが(まぁ、沢山飲みたくてそんなことを云ったんでしょうね)
今ではそんなことを云おうものならそれまで注いでくれていた手が

一斉に止まりますから。(泣)

『ハングリー・ハート』を 聴きながら 今夜も独り酒・ですよ。おほほ。
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