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さかのぼって倉敷。 [息子と将棋]

岡山へ遠征・の夏の記録。 

息子が将棋の県代表にひっかかったので
「この夏のレジャーはこれしかない」と 同行しました。

だってね倉敷といったならば




・・・いちど『倉敷意匠』 さんのお店に行ってみたかったのです。

→ http://www.genjuro.jp/shop/isho/index.html



家族3人分、いくら息子の分が主催者持ちといえど、キツい出費でしたが。

そいで九州産の旦那が

「年老いた両親に孫の顔を見せてやれるのはこの機会をおいて他にない」 と決心し

決死の? 九州周りを決定

倉敷二泊・九州日帰りと云うハードスケジュールを組んで出かけてまいりました。

あ、断っておきますが、ワタクシは街ブラに専念したため
息子の将棋とか一切 見てません。ホホホホホホ
予選2回戦で 敗れたとかって

勝負は時の運だからね。



倉敷意匠 アチブランチ にて

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喫茶室のグラスの向こうに見えるのは 倉敷名産デニム生地の

・・・スーツのお店。

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デニム生地のスーツ、いつ着るのだろう。・・・素朴な疑問。

倉敷国際ホテルに二日間お世話になりました。
美観地区は証明も統一されているのですね。
お洒落だ。 これと同じライトが あちこちに見られました。

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美観地区ふらふら。丁度ホテルの裏側です。イヤになるほど1人で歩きました。
(写真は息子と写ってますが。)

いや、イヤにはならないか。満足です。
美観地区はとてもイイです。 
むしろ一人で歩きたい。


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甘味屋さん。カキ氷とところてんをいただきました。


あ、もちろん夜は居酒屋へ~。

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帰り際、常連さんが 故・大山名人のお話なぞしてくださって、ぉぉ、ちょっぴり将棋テイスト。
息子は予選で2勝1敗・トーナメントには進出できず。負けは負け。
同じ教室の子が優勝して、これは嬉しかった。 息子よ精進せいよ。


あー、キレイな街だった。倉敷。


ちなみにこの翌朝から日帰り強行軍で九州まで行きました。
・・・大歓迎。 孫(まご)力偉大。



※ この述べ三日間、関東から広島まで大雨被害でエラいこっちゃだったらしいです。
   我々は雨の先回りをして動いたらしく、一度も降られませんでした。 ありがたいこっちゃでした。


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静岡に行きました。 [息子と将棋]

・・・静岡で開催される将棋大会に息子が参加するというのを
かなり間近になって聞いた母
夏休み これ・といって旅行だの行事だの無いので同行を決める。
いやもう、不遜であろうとなかろうと 「観光がてら」。

日本人にはいい言葉だなぁぁ
(※この前もこのパターンで岡山に行ってきました)

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ああ息子(頂上決戦)。 [息子と将棋]

朝からすごく寒い日曜日。
N市で アマ竜王戦と同時開催される 小学生将棋大会に参加するため
早起きして出かけた。

母たるワタクシも(ヒマなので) くっついていきました。

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つれづれ~春の候。 [息子と将棋]

春です。二三日、空模様はひと荒れしましたが、とりあえず春です。

もしかするとどこかの国から跳んで来る(かもしれない)ミサイルが頭の上を通過する(かもしれない)
なんだかんだはありますが
季節はお構い無しにやってきます。いいじゃないか。春なんだもの。

朝からピーカン[晴れ]なら それだけでヒトはゴキゲンになれて、春っていいなぁ、と常々。
(ワタシだけの現象かもしれません) 

だがしかし 今年の春。


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つれづれNHK。 [息子と将棋]

受信料を せっかく払っているのだから とにかくマメに見たいという理由と
CMがウザいという理由
そして何より民放番組の 出演者主体のあまりにもつまらない内容に嫌気が・・・さておき

NHKを見る。CSも同じくらい見ますけど。BSも入れてるし。(←まさかの自慢かっ)
この三局で 一日のテレビ視聴が終わっちゃうくらいだ。

NHK は 総合・Eテレ 同じ割合で見ている。なにせ
愚息は将棋っ子。 
親が「えー、 ルール  ワカンナイし~。」 ではちょっと済まされない世界ではあります。
そんなわけで 日曜はHK杯テレビ将棋トーナメントを見ます。


そういえば A級順位戦を今年はBSでやらんのか、と愚痴たれましたが
中継ではないだけで 3月24日に『将棋界の一番長い日』 編集録画にて 放映するそうだ。
わーい[晴れ]
閑話休題。

NHK杯、というくらいで 棋士のシブい差し回しを愛でる伝統と信頼の「通」 の番組、となっておりますが

それでも毎回 見ていれば
「ああ、あの棋士が勝ちあがったな」 とか 「今期はこの棋士がイケそうだな」 とか
「〇〇さん、素敵。カッコイイ[揺れるハート]」(・・・いや・・・無いか・・・)

それなりに楽しみも見つかるものですが

今期はちょっと 序盤に 「え゛?」 という ところによっては 「放送事故」扱いwされてもいる
ある出来事が。
「へぇぇ」 あるいは 「v( ̄∇ ̄)ニヤッ」 と 
ほんのちょっとでも思ってもらえれば明日の将棋界に貢献したも同然。(いや 無い。) 


動画がアップされていましたのでドキュメントは省きます。

2012年4月22日のNHK杯将棋トーナメント
佐藤六段 vs 豊島七段 対局前のインタビューにて 佐藤 紳哉 六段。

動画コチラ。
カツラをつけて登場。なんと相手の豊島七段を、煽ってますw プロレスかw

半年後の10月、本戦にて
これをネタに(なんと羽生名誉NHK杯相手に)やらかしたハッシーこと橋本崇載八段の対局前インタビュー。

(のちにこのネタ?への批判がブログに集中したため 当人怒りの閉鎖とあいなったとか。)

動画コチラ。


・・・いやいや。 

賛否両論はあるでしょうが 

視聴層年齢を考えても 叱られるしかないことを あえてやるこの人たちのやんちゃっぷりに
息がふぅぅっと抜けるというか・・・。笑えました。 こーいう人たちも要るでしょーってw

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ちなみに佐藤六段は 大盤解説でも ヅラをかぶったり 幼稚園児 女子学生 と
色々と コスプレなさる そーいうキャラなのでした。

そしてさらにちなみに云えば対局結果

佐藤六段は 気鋭の若手トップ 豊島七段にあっさりと
橋本八段は いわずもがな「神の領域」 羽生名誉NHK杯に ざっくりと  ・・・負けました。


豊島くんはニコリともせずクールに淡々と応手。
羽生さんも こんなことされたくらいで 毛筋も怒りません。

(名人を賭けた番勝負中! に色紙を差し出されたってキチンとサインして返して差し上げる「神」っぶりです。)(→参考ニュースブログ)


かたや 

『♪♪夜の校舎 窓ガラス 壊して回っ~』  ・・・ た次の朝  沢山の人に叱られたからって

逆キレする当事者は ちょっとどうなの とは 思いますが。


・・・強い人なんですけどね。 [演劇]



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「イヤらしぃ」 手。 [息子と将棋]

先日、大会で手痛い一敗に帰した息子は、今週学校から帰るなり
遊びにも出かけずずっと
オンライン将棋 『24』 をやり続けている。

勝ったり負けたり。・・・以前はテレもあるのかあまり 終局後は
露骨には感情表現しなかったのだが

「負け」 の味をかみ締めたのか  自制することなく 負ければ悔しさモロ出しで
ふてくされるし
勝てば勝ったで、そこで一旦よせばいいものを、負けるまでやり続けるので・・・

(母溜息。)

さておき。

まぁ独りでやっているとはいえ賑やかな息子ではある。
「あっ」 とか 「おっ」 とか 時に唸(うな)ってみたり。

ゲームの性質上どこか若者のテイストから大きく逸脱しているというか
いちいち じいさんくさい。
おっさんではなく完全に 縁側に陣取っているじいさん、である。


昨日耳に入ったのは 


「・・・おぉっと・・・・こいつはまた イヤらしぃ手を指しましたねぇ・・・。」





ふと。


小学校二年生 の口にする 「イヤらしぃ」 って どうよ。






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王手は追う手。



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ちょっとだけ困る話。 [息子と将棋]

先日、『U-18 将棋スタジア』ムに参加した息子だが
本人曰く「ボロッボロ、アハハ」 というくらい見事に負け。

それでも沢山お土産を抱えて機嫌よく帰ってきた。

ラインナップも今年はなんだか豪華だぞ。

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ネックウォーマーだ。

『将ちゃん』プリントが ゴールドに輝いている。

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縁起の良い、『左馬』の反射板だ。ランドセルに貼れば夕暮れの自動車のライトアップに映えるぞ。

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・・・・。
ポストカードだ。
・・・・

去年の一枚目は 「森内名人」だった気が。
今年は「渡辺竜王」だね。

・・・・・・。

・・・・・・。

母:「・・・誰に出すかね?」

息子:「・・・・。」


もういっそプロマイドでいいんじゃないか。

あたらポストカードだもんだから・・・・。なんだかもう

出さないといけないって気になっちゃうじゃないか・・・・・。


こら。


「・・・何処に?」 って   母ちゃんに訊くな。



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息子・昇段。 [息子と将棋]

三段を賭してお教室の先生と七番勝負を初めて はや十ヶ月も過ぎ
ずっと、ずーーーーっと「負け」続きだった息子だったが
何かの憑き物がキターー*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・・・かのようにここのとこ連勝していた。

「そもそも奇跡なんて存在しないのよ。目の前で起きていることは只の現象。
あ、だけど一応目の前の事だけしっかり見て。・・・あとは丁寧に、丁寧に。いきおいも必要よねっ 」

・・・このいいきかせだけでどれだけ親の方がうろたえているか伺える。

どういうわけだか(←息子にも失礼)、六週続けて勝ち納め。∠( ゚д゚)/
そして先日。

息子: 「今日も勝つ。・・・・今日こそ勝つ。(※母突っ込み: いや、前回も勝ってるんだからそこは国語的には今日も、でいいんだ)

・・・・勝って、ゼッタイに」

「LEGO TECHNIC を手に入れるぞぉ~~~!!!」 (※馬鹿たっかいLEGOシリーズ)

・・・そこは 「昇段するぞぉー」 ・・だろ、ぉぃ。[むかっ(怒り)][パンチ]


そしてその夜。迎えに行ったら勝負も佳境。息子と先生のふたりっきり。


しじまの中にただ 駒音だけがパチパチと。こういうときは、竹の縁台に腰掛けて、只待つ。
待つこと二十分。
やがて 先生の声が。

「負けました。・・・」


息子、三段昇段。


先生が穏やかな顔で 「おめでとう。」 と云ってくださったのだが・・・。




何だろう。先生の 力の抜けた一瞬の表情がとても 寂しげに見えたこと、と

この夏 父が逝ってしまったことと

先日 連盟の米長会長が ご逝去なされた事、など (謹んでご冥福をお祈り申し上げます)

何故かそんなもろもろの ことが一瞬 妙なシンクロを起こして
帰りの車では テンションの高い息子に対して

母は ヘンに無口になってしまったのだった。



生きている人、そうでないひと

著名な人 そうでないひと

何かを成し遂げた人 そうでないひと


流れる時間 は平等だな。・・・ヒクツに聴こえないといいけど。いや、ほんとうにそう思ったのだ。


長いこと 単調で 出口の見えずらい道を 一歩ずつ淡々と歩いている息子を
今まで見ていたのに 

今になって 「あったりまえじゃん。」 とか云われそうな事に
あー。・・・今になって
気がついて 胸が詰まりましたよ 母。


自分ばかりが 一杯一杯 そーいうつもりでいたんだけど。

大人って、結局子供の延長、だ。
そう思ってみると、子供には既に 大人の萌芽が見え隠れしているのだ。


「やった!   母ちゃん、やったね!」

うん、やったねぇ。 うるさいから、運転誤るから、車の中で 騒ぐな。


ま、大人になると そーいうものにLEGOとか賭けるマネはできないけどね。
・・・かえって姑息。 ペロッ



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既にオーダーしてあるのは息子にはまだ内緒。「高いからこんなの買えない。」 って云ってある。 トラックに対して家計は゛火の車゛。

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『ビッグサイト』で。 [息子と将棋]

去る18日
東京ビッグサイトで行われた 『JT・テーブルマークこども将棋大会』に行ってきました。

とにかく参加人数が凄い。・・・当然ながら初戦突破、も高い壁、なのです。
まして、予選通過は3局を全勝した者だけ。
1/8、つまり各ブロック24名構成から3名がトーナメント戦の参加資格を得る、
という『トラの穴』っぷり、です。

今年は『ギネス申請』 というなんだかワケノワカラン企画で
3,000人を超える参加者で一斉に対局しよう、という・・・・・。
見上げるほどに高い壁。

(後日 「ギネス認定」 の記事(だけ)が新聞に掲載されていました。・・・いや だから
こども将棋大会、だっ、て。)

さておき、息子。
昨年は決勝トーナメント3回戦まで進出したので、今年の目標は「それ以上」。
・・・しかし親心の予防線は張っておくワタシたち。

「お祭りだから。愉しめばいいから。」 ネッ│・ω・`)

・・・ふっ。言い訳だよね。


日頃は旦那様にまかせっきりなのですが、今回は
「お祭り」の趣旨に賛同して、ワタクシも同行してみることに。
(朝 早起きして電車に乗る、って時点で後悔してたりする。)

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この日は同じ会場内で ネイルアートのエキシビジョンと 同人誌・アメコミ誌の催しが
行われていた。
子供とネイルのお姐さんと同人誌関係の方達、と

年代はともかくジャンルの違いが浮き彫りになっていて可笑しかった。
案内するほうも間違えなくてよろし。

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会場は広いですが、同行者席、がちゃんと用意されているのでワタシのように
ものぐさ母さんでも安心です。さすが主婦の味方テーブルマーク。
(というか主婦を寄せたいんでしょうね。この場合)

主催者挨拶。谷川さんです。『光速の寄せ』 の谷川浩司 先生です。
流暢な挨拶の総ての文節に見事なまでに「え~。」という接頭語を付けておられた。
さすが棋士です。(?)
数えていたワタシは正直ヒマな親、です。

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だってもう息子はとっくに対局席にいっちゃったし、旦那は相変わらずあちこち彷徨ってるし。

太鼓の音とともに予選対局のスタート。とにもかくにも目指せ三連勝。
棋力も体力もクラス分けもなくすべて
「低学年」 「高学年」 という大鍋にぶち込んでのごった煮対決です。
棋力と体力、それと運!!  この実力三大要素、が総て揃って初めて勝ち上がれる、という
旦那様曰く

『鮭の遡上。』 ・・・・ いやあまりに、小さな命の遡上、ではありますが。

息子は順調に 予選を勝ち抜いておりますが

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たよりなげな。・・・・・タマついとんのかゴルア、ならぬタマゴがついたまんま・の鮭の子供。

下品ですね。 アッチョンブリケ (((・ω・`)

途中、将棋連盟の取材と思しきヒトのインタビューを受けました。
同行者席でぼんやり座っているお母さん、だったので格好の材料だったのかもしれません。
(多くの親御さんは対局席のぎりぎりラインまでなだれ寄せてわが子の様子を見守っているのです)

『お子さんは何年生ですか、二年生、今回で・・・二回目ですか。ぉぉ。
最高何処まで勝ち上がって・・・ぉぉ、三回戦まで! 凄いですねぇ。
まだ二年生でしょう?』

・・・主催者がそこを感心してはイケナイように思う。ウチの息子が参加しているのは
低学年の部、なのだから三年生がいれば、一年生や二年生だっているのが 当然ではないか。


『・・・お子さんが将棋を始められて、何か変わった、と思うことはありますか。』

この質問でワタクシがちょっと考えていたら旦那が戻ってきたので
なんとなくバトンタッチして、そつなく答えて貰った。
物事を深く考えるようになった、とか、まあ、そのあたりだ。

午前中、息子は三連勝して、午後のトーナメント戦に出場することになった。
いそいでおにぎりを口にほおりこんで、
「ぼく、もう席についておく。」

・・・あと、三十分以上あるけど、そーか、いくのか。

そのころ会場の半分では、ギネス認定記念に、子供達と認定証との集合写真を撮る企画で
大勢の子供達がひしめいておりましたが
当然のようにウチの息子は関心が無い。ので親としても引き止めない。

近所の席で、どこかの子供のお母様と思しき方が、
「・・・いーから、行ってらっしゃい」
子供らしき男の子: 「いやだ」
「いーから行きなさいよ、ほら、〇〇くんも△△くんも行ったじゃないの。ほれ、
せっかくの記念なんだから写りなさいよ」
「やだよぅ、ボク写りたくないよう」 
お子さん、この辺からだんだん半泣きに。
お母さん、背中を押す。やむなく子供、飛び出る。
涙目になりながらワタシの横を通り過ぎるとき
「・・・そんなに写りたきゃ、お母さんが写ればいいんじゃんかよ。ボクは・・・ほんとにいやなんだって
ゆってるのに訊いてくれないんだからもうっっっっっっっ!!!!!!!!」

ホントにほんっっとに、イヤそうでした。少年・・・・。
魂の叫び声を聞いちゃったバツの悪さ^^;
その後少年が写っていたかどうかはさだかでありません。
・・・なにせ多いので。掲載写真見たけど、ちっちゃ過ぎる。

結局、息子は今年もトーナメント三回戦で負けました。
昨年の覇者と奇しくも当たる、という名誉を得て? 頑張りましたが
結局最後は伝家の宝刀の入玉狙いも封じられ、押した場面もあったのですが
負けました。負けは、負け。

今年も優勝は二年生。某教室で手合いのついたことのある相手だそうで
「今はまだ差があるけど・・・頑張って勝ちに行くよ」 とは頼もしいじゃないか。

(全国の『親ばか』の皆さん、妄想 希望は常に持ちましょう。)

その後は自由対局にしばらく泳がせて、将棋っ子たちの大好物の(消え味が凄い、というウワサの)
『将棋消しゴム』 を時間の許す限り集めさせました。
羽生さんと久保さんの対局ですか?
・・・見ませんとも。そんな時間もなければ
その為に並んでいるヒトの列のさらに後に並ぶなんて体力 ・・・残ってませんとも。

日の或るうちに、帰りの電車で帰途に着きました。


<蛇足>  


『将棋をやっていて お子さん、何か変わったことはありますか?』

「負ける」 ということを 学びました。

・・・先日、ある知人から
「息子が所属していた子供サッカーチームを辞めた。理由は、大会で
息子のせいでチームが負けたから、だ。」 
という話を訊いた。
本人も判っているが、チームの仲間に「お前のせいで」といわれるのが辛くて、という。
よくあること、らしい。親としては胸が痛い。

思うのだが
チーム戦にはそのよさがあるだろうが、まずは子供達に1人で戦う事を
学ばせてみる、というのはどうか。
戦いの結果をまずは自分で受け止める、ということ。


将棋は1人で戦う。
持てる力の総てを発揮し、勝てれば良いが、概ね勝つのと同確率で負ける。
そして、数少ない、自分で負けを認めなくてはならないゲームだ。

(「切れ負け制をのぞけば) 試合終了の笛が鳴るわけではない。
最後まで負けを認めなければ自玉の詰め腹を切られるのをその目で見る
「生き恥」を晒すことになる。
額に汗し、泪をにじませ、自分の弱さをかみ締めつつ 自玉に息のあるうちに
「負けました。」 と認める。負けに持って行く形作り、も自分の手で行うのだ。

「負ける」 ことを知った子は 猛烈な自責の中から、どうやって自分がそこから這い上がり
上に向かえばいいのか、ということを 自分で考えるようになる。
だから、負けて沢山泣いた子ほど、強くなる、という。

沢山の子達に、負ける、ことを学んで欲しいと思う。できればたった一人で。
その経験はきっとチーム戦でも活かされると思う。少なくとも
「負ける」ことを学んだ子供は、それを誰かのせい、にしたりはしないのではないか。

そう思う。


(ついでに普及に一役。。。。等と云う気はさらさら無いんっすけど、いいっすよ。将棋)

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息子、頑張る。 [息子と将棋]

地元で開催された秋の将棋大会。
小学生上級者クラスにつけられたタイトルが

『昇竜戦』。

昇竜・・・・
ここまで読んで、思わず右脇腹に両手で「タメ」の構えを作ったヒト、
・・・

懐かしいですね。 (でも大人としてそんなアナタはちょっとイタイ。)

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