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学校行事・優先。 [息子と将棋]

玄関にポスターまで貼ったのに。

学校だってわざわざ電話くれて

「これ、お宅の息子さん、出場されたらいかがですか。」 って
教頭先生経由で 担任の先生も おっしゃったのに。

この秋の地元の将棋大会。

四年目にして息子・欠席です。[たらーっ(汗)]
小さいながらお世話になっているお教室主催。
年中さんの時から参加しているから思い入れもある。
今年こそ頂上を狙う野望だってあったのにぃぃ。[もうやだ~(悲しい顔)][バッド(下向き矢印)]

理由: 学校行事と重なったから。

・・・地元の皆さんと小学校とでコラボして秋のコンサートを行う、という企画で
日曜の半日を使って開催される催し。
いちお、先生に小さな抗議の声を(息子に)上げさせてみたのだが・・・。

担任の先生:「それは残念だったなぁ」    ・・・ 以上。

それはそうですよね。
学校主催とプライベートな習い事。 どっちが大事かって云うまでも無くね。

息子だって、日々の練習に燃えている。
歌だのダンスだの、文化系の催しが大好きな息子だ。

しかし

ブログには本音を書きたい。
学校行事、といわれればぐうの音もでませんが
心情として

地元のおばちゃんのコーラス隊 による叙情歌 と

羽生棋聖・他プロ棋士の皆さん個人の提供による賞品・色紙

どちらがよろしいかと訊かれたら

わしゃだんぜん 後者 じゃあぁぁぁぁーー [むかっ(怒り)][exclamation×2]


ふつふつと女の情念をむき出しにしていると
息子が

「母ちゃん、ボクの歌聴きたくない・・・?」

と心配顔で覗き込むので
「そんなことない。すっごく聴きたい♪」

これは正直なとこ。
ちなみにお教室の先生が

「『風邪だ』 っつーて 休んじゃえ。」

とけしかけたのは それは大人としてNGだろう・・・ と

自分を棚に上げて 云っておく。


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ポスターをはる。 [息子と将棋]

将棋教室へ行くと、先生に呼び止められ、

「あ、お母さん、ちょっと。」

と渡されたもの。

再来月に開催される市内の子供大会のポスター。
デカイな・・・。

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「家に、・・・そうね、玄関にでも貼っておいて。」

玄関に、ですか。

・・・今年もタブン運営のスタッフとして
お手伝いすることになるのだろうし 

玄関に貼って見ることにした。

来客数は少ない我が家だが

人間、出来ることをするのが大事。はぁ~ん。

(実家との往き帰りの疲れか妙なチャクラが開いているワタシ)

玄関に貼り、写真に収め、ちょっと考えて
ナチュラル&ガーリーに ぼかしなど入れて

加工してみた。

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亜空間ポケットに どストライクだな。

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母の『覚悟』。 [息子と将棋]

息子の将棋教室の曜日・時間が変わった。
あしかけ四年間通っていた従来の火曜日17:00~18:00 が
水曜日 19:30~21:00 になった。
これまでのクラスは「卒業」 ということで
段持、の子もいるクラスになる。相変わらず年齢的には一番下・だが
将棋は実力主義、です。

夏休みということもあり、ちょっと頭の中が遊びモードになってしまいつつあった
小学二年生・ギャングエイジの真っ只中の息子だが、
三段を賭けた先生との勝負に未だ8勝を挙げられず、
二回目のリセットもしょっぱなに負けをもらっている。

先生も、「もうちょっと集中できる環境でみっちり教えたい」 と
今のクラスへの変更を考えてくれたようだ。

子供の習い事。
親がその気になって頑張っても、
「(子供のほうでは) いったいやる気があるんだか無いんだか」・・・という親の嘆きを年中耳にします。
将棋教室、にDSやらトレカやら持ち込んで
休み時間でもないのにロビーでアタマ突き合わせて大騒ぎ・・・などという光景も目にするわけで

見咎めた母親曰く、
「何の為にお金払ってるのよぉぉおおーー[むかっ(怒り)]
と咆哮も凄まじく。
(わかりますとも)

何かを持続するモチベーションを維持するのは大人でも難しい。
まして子供。今、目の前にある楽しい出来事を無視して
目指す先に何があるのかなんてこと、わかりっこないし。

「練習しなさいよ、練習。そうしないと・・・。」

云っててふと疑問に思う。
練習をしないと、誰かに追い越される。けど
練習したからこの先に 何かが待っている・・・・かどうかなんて
誰にもわからない。
だから子供が疑問を抱き始めたときはいつでも辞めさせよう、と思っていた。
けれども・・・。

息子よ、眠い眼をこすりつつ頑張ってくれたまえ。
(息子は通常 20:00に就寝するヒトです)。

母は出来る協力はなんでもするから。
キミが遠くを 「目指す。」 というなら、
ワタシ達はキミの覚悟をしょって一緒に行くから。

キミを試そうとしている試練に共に立ち向おう。ぉぅ ぉぅ ぉぅ・・・・[ぴかぴか(新しい)]

「・・・いやぁ、このクラスで一緒になる兄弟が2人居るんだけどね」 と先生。

「・・・F市から出かけて来るんだよ。わざわざ。遠いのにね。
熱心でねー・・・。」

F市から! ・・んまぁーー。遠いのに。
熱心な子達だなぁ。エラいなぁ。

「ホントにねぇ、お母さんが熱心な方でねぇ。・・・・
やっぱりお母さんがね、子供にどれくらい賭けられるか、ということで
子供の将来、って 決まっちゃうところがあるんだよねえ。」


・・・・・
・・・・・。
先生。

・・・・・
試されているのは
ワタシの方、ですか? [たらーっ(汗)]


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将棋、格言 多すぎ。

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免状獲得戦@N市。 [息子と将棋]

朝、5時起きが続く。
前々日は実家へ赴く為に。そして次の日、つまり今朝はN市へ。
毎度朝に弱い母は息子に頼りきりです。[わーい(嬉しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

今回の大会は、小学校低学年・高学年、中・高校の部、がそれぞれ儲けられている。
優勝者、には 将棋連盟認定の 初段免状 が授与されるそうな。
アマ初段は多けれど、認定証の高額さ加減に辟易して免状申請が出来ずに居る・・・
(・・・のはウチのように貧乏な家庭です)。

それがこのように丁寧にも細かい仕切りで分けられた予選・トーナメント戦で

「優勝」すればいただける、と聞けば

子供ならずとも色めき立ちますねっっ♪ 当然ですねっ[るんるん]

(初段認定書は 額装別で三万円 [exclamation]するのです。)

(連盟の米長邦雄 会長、普及のためにも子供には割引制度を是非ともお願いしたいです。)

前四戦。

一戦目は 「相手の駒」を奪うことに終始し、自らの不利な局面を把握せず
あれよ・・・とキッチリ負け。
負けたときの言い訳として 「だって・・相手の子が強かったんだもん」。

二戦目 勝ち

三戦目 勝ち

四戦目 勝ち

 ※この時点で四勝一負が三人並ぶ。
 三すくみ、ではないが、お互いがお互い勝敗の拮抗を見て・・早い話が三つ巴。
他所の組より一戦多く指して、息子、組第二位でトーナメント戦へ。

昼食は東急の一階のモスバーガーで。

トーナメント戦は、母は無視を決め込んだ。
用意してきた 宮部みゆきの文庫を片手に 廊下の外で篭城、だ。
対局部屋は、いくら熱気がこもる・・ったって エアコン設定18度、ってなんなんだ。

旦那様の、内と外の「あししげ飛脚便」で、一回戦・二回戦・準決勝・決勝を知る。
決勝はせめてこの目で。
以下、旦那様のブログのパクリ。

「・・・お互いに慎重な手で用心深い展開。
しかし、開戦直後のU坂君に痛い失策があり、一気に形勢が傾く。
実はこの時点で息子の側に守備の綻びがあり不自然な陣形になっていた。
U坂君がそれに気付いていれば形成は全く逆になっていたのだが、不自然な陣形を読み間違えて悪手になってしまった。
危機を脱した息子はこのタイミングを逃さず敵陣深くまで楔を打ち込んで、後は着々と寄せて勝ち。」

・・・

初段の免状、ゲットなり。
(でも、今は先生と三段目指して番勝負、では  あるのだが。)

予断ですが、準優勝・三位の子供が手にしている 東急の包み紙の 四角い箱、
・・・あれはなんなんでしょうね。
ウチの息子は免状の目録、だけ いただいたんですが。
東急のお土産・・・・えと・・・。

まぁよし。・・・

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隣市大会。 [息子と将棋]

月に一・二回程度顔を出す隣の市の教室で、〇〇王将戦 (パクリ~♪) 。
組み込まれるコースも不明なまま息子参戦。
朝、「頑張ってね♪」と気のない母の声援を感じ取ってか息子の心の計算機にスイッチが入ったらしい。
「んっと、もしも優勝したらさ。」
「うんうん」
「・・・こんどこそ、カラオケ、だよね???」
「うんうん」
優勝したら、ね。

現地サポーターの旦那よりメール入る。
「大人・子供混合の総当たり戦8名・Bチームだ。」
へー・・・・。

昼近く。
電話。
息子の声。

「かーちゃん、僕、全勝したー♪
ねっ ねっ ♪  カラオケ、カ・ラ・オ・ケ♪  うふふ」

・・・
今夜ですかい。疲れますのぅ。

全身で嬉しさを表現しながら息子帰宅。

しかしながら、折からの暑さのせいでしょうか、旦那様の体調が思わしくなくなって
ついに今夜の予定はリタイア・・・つまり

「・・・ダメなの?今夜はカラオケ、だめなの・・・????(涙目)」
ごめんよ息子。我が家の現時点での稼ぎ頭、は父なのだ。その父がダウンしている側から

オマエと母がカラオケ・・・というわけにも・・・ねぇ~・・・・・。

そんなわけで、
カラオケは自習の週末に持ち込み。
だがしかし、母の実家の事情が、それを許すのか。

次回、括目(かつもく)して待て、息子。


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某所低学年王座戦。 [息子と将棋]

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海の日。
某所のお教室開催による低学年の為の将棋大会に親子三人で行った。
高速に乗って東へ二時間。

昨日は実家から二時間かけて帰宅した。
ちょっぴりバテ気味・・・自宅に戻ってみたら気温39度・・・って、どうなのよ[ふらふら]

家に居ても、「落ち着いて休めないでしょ。」との旦那様のお言葉に、「それもそうだ」と重い腰を上げて
気分転換に同行することに。
旦那様曰く 「低学年だから、勝ち目はあるぞ。」
・・・・うーーん。強豪が集まるところ、と聞いています。
ウチはこのお教室に、予算と手間の都合上、月に一度程度の顔出し。
「たのもう。」と出かけ、乱捕り稽古。
(乱戦ともなれば息子はサンドバッグの如くぼこ、にされてきます)

三回戦のうち二回勝てば本戦へ、というスイス式トーナメントで予選が行われ
息子は 二勝一敗で 本選へ。

母たるワタシは
息子の試合なぞチラ身もせずひたすら
ロビーで読書。

先崎 学  『今宵 あの頃のバーで』  (・・結局将棋かい)

用意してきた昼食をロビーで取り、午後のトーナメント本戦。
しばらくして旦那様が、「。。。負けたーー」 [バッド(下向き矢印)]

・・・あぁ、今日は早かったな。さすがに本戦に残る子供達は強いなぁ、
と アキラメ 切り替えの早い母は、帰り支度を始めようと・・・

待ってもこない息子。旦那が 「見てくるね」

・・・待ってもこない旦那と息子。
・・・しばらくのち。

旦那が「・・まだやってるわ。午後も勝ち数で決めていくらしい。」

結局息子は、午後の本戦(ここもスイス式トーナメント、というわけで) で 二勝一敗、
三位タイ、にくい込んでいました。 うん。よかよか。

でも、賞品の図書カードを手に、息子はだんだん浮かぬ顔。
それもそのはずで
今回もしも「優勝したら」 、という 大振りで提示されていた条件 『カラオケに行く。』 を

ほんっっっきで

・・・狙っていたらしいのでした。 なんだかな。

息子のミッション:カラオケ のクリア条件

1. 先生との番勝負に七回勝つ。
2. ネット将棋24で 六級になる。
3 . 各大会で優勝する。

・・・そこまでしないで連れて行ってあげればぁ~ と よく言われます。
ハイ。・・・・[たらーっ(汗)]

あんまりしょげている様子が気の毒で、この日の夜は焼き肉屋さんでプチ祝賀会を。
(そっちのほうが高くついたりするんだこれが)





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息子に同行。(将棋教室) [息子と将棋]

隣の県にある子供向けの将棋教室に行く、という息子(と旦那様)に同行。
近県では強い子が集まる、と聞き、胸を借りに出かけるのは今回が二度目。

普段は留守番を決め込んでのんべんだらりと過ごすワタシこと母であるが
このごろは家に居てもつまらない用事が降ってきたりするので
気分転換に「ワタシも行くー。」と車に乗り込んだ(無理やりじゃないよ)。

旦那様に聞くと、前回は散々な成績だったらしい。
結構なことだ。さんざっぱら揉んでもらえばいいのだ。サンドバッグの如く。

闊達な先生が前に出てきて、
「次の一手やるぞー!」 と持参のテキストを読み上げながら、ボードを前にしたお勉強が始まる。
手持ち無沙汰なご同行の親御面々は後方に陣取って参観スタイルだ。
一通り終わると、次は乱取り。手合い表を持って、先生達が合わせてくれた相手とひたすら対局する。
成績によってレートは上下する仕組。

(面白いのは、それまでお教室形式で前を向いていた子供たちは多くが小学生なのでそれなりに(大変)騒がしいのですが、対局が始まると同時にまるで水を打ったように静かになります。)

息子の相手は中学生含め息子より上の学年の子供達。
午前中二勝一敗。
長引いた対局があり、他の面々よりだいぶ遅れて昼食をとる。
午後は四勝三敗。

全体として勝ち越したのと、前回の成績に比べて段違いに良かった、と先生が驚かれた。
驚いたので、ホメたのではないところが微妙w
なぜなら、息子等の対局を横で見つつ、先生は「あぁ」 とか 「うぅ」 といった表情で非常に「ジレて」おられたから。終了後の感想戦ごとに云っておられることには
まず 「詰みの局面」 を幾度も逃していること
それから優勢な局面でギャンブルのような 「大駒のぶつけ方」 をしたこと
大意として 「美しくない勝ち方」 が目立ったらしい。「・・・こういう勝ち方、はないよね。」と。

色んな考え方があって良いと思う。
さて、ビジネスの世界で価値観を養ってきた母たるワタシはどう考えるかと云えば

「どんな美しい手を指そうとも、負けた側は賞賛されない」 

言い換えれば、どんなに美しくない手であろうと、「勝利」 を掴んだ側が文字通り勝者として扱われる。

息子にはその局面であえてギャンブルに挑む息子なりの理由があったのだ。
近頃、コイツ、デキてきたなぁ、と思ったのは
「詰み筋」を見逃したことは素直に認め
「大駒」 をぶつけたことに関しては・・・・・
親だけにわかる、表面上の納得ガオ、を見事にして見せたことだw

お教室ごとに違う指導方法もそうだが
指導者ごとに変わる価値観、 その先にある微妙な思惑、或るカテゴリーにおける自分の立ち居地など、
将棋を通して揺らぎの多い大人社会の仕組み、について学びつつある息子がたのもしい。
まぁ、低学年なりの理解でしょうが。

先生に、勝率について「前回とは別人みたいに強かったじゃない(笑)?・・どうしちゃったの?」
などと云われ、
「別に。コレが普通なんです。」と返した息子がアッパレで、胸の中で快哉を叫んだ母です。

さはあれ、次回は今回手を合わせた子たちもそれぞれ相手の手を読んで対策を練ってくる。
どのようなリベンジ作戦が展開されるのか。
子供といえど、粒が揃ってくると侮れない勝負の面白さが期待できます。

・・・と、次回も観覧するつもりだぞ この母は。

(しかし隣の県って・・・交通費も馬鹿にならないのよぅぅ)
遠征費その他もろもろ、親のほうが先に「投了」しないように 頑張らねば(泣)

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親の覚悟。 [息子と将棋]

息子、昇段を賭けて先生との番勝負。負けたらいよいよカド番。
その前に将棋教室の先生に呼ばれる。「ちょっと・・・。」

将棋男子を子供に持つ (そんな言葉があるかどうかは知りません。今っぽく云うて見たかっただけです)
親の心得や覚悟について、ある実際におられた親御さんのケースを引き合いに、含蓄深く語られた。
エラいお母さんのお話。

・・・一人息子が将棋が好きで好きで、将棋で身を立てたい、と心に誓う。
お母さんは息子のため、それまで住んでいた家を引き払って、将棋教室の近くに居を構える。
・・・当時は(今もですが) 子供のための将棋教室、というのが 県内には充実していなかったので、
遠くから教室に通っている(今も)子供が多かったのです。
やがてそのエラいお母さんはさまざまな努力を経てついに、息子を奨励会試験に合格させた・という。

・・・子供のため、親は何処まで覚悟が出来るのか、という有り難いお話、の数々だった。
考えるところ、大いにあり、だ。
ワタシには今のところそんな覚悟は双葉の先も見えていない。
託すほどの夢も無い。
・・・だったらなおさら息子の本意を尊重すべきか?

「家族で語り合う機会は必要だよ」 と 先生。
なるほど。
息子のためか。

帰り、息子はからくも本日の一番を勝ったそうだ。
次回までに 内藤九段の 『どっちが勝ち?』を宿題として詠んで来なさい、と云われた。

車の中。
「かあちゃん・・・・ぼく、がんばるよ。」
おお、息子の瞳に決意の炎、が。

「ぼく、がんばるよ。本気でやるからね。」

うんうん、そうだね。母も、本気で応援せねば。

「ぼく、がんばって、昇段するよ。」

うんうん。

「ぼくね、昇段して・・・・ 
シダッ〇スに行って2時間、・・・のどがイタくなるまで歌って、それから、『お時間です』って
電話が入ったらね、『延長します、2時間で!』 って 云うんだ!  
・・・もちろんお昼も食べるんだからねっっ!! ねっ かあちゃん![グッド(上向き矢印)] 」[ぴかぴか(新しい)]

・・・えーーっと・・・。
そういえばそんな約束・・・したような。


息子のため
将来的に我が家は シダッ〇スの近所に引っ越せということだろうか。


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故・村山 聖 八段の物語。『聖の青春』   将棋に興味が無いヒトでも 誰かの親ならこのドキュメンタリーはきっと泣けます。

ワタシはこの色んな愛情の詰まったお話を読んで久しぶりに(ココロの中で)泣きました。


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★とにかくご一読いただきたい。将棋に興味の無い人でも。★


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今月の「お父さん」。 [息子と将棋]

我が家のリビングにはカレンダーが3種類、ある。

1つは富士通系の電車満載のもの。
1つは毎年、ジジ・ババそしてウチ用に作る、息子のスナップ写真を集めて十二ヶ月に仕立てたもの。
(例年ネットでオーダーしている。)

そして・『将棋カレンダー』。

『将棋カレンダー』・・・公益社団法人 日本将棋連盟 で販売している 公式のカレンダーである。

十二ヶ月それぞれ有名プロ棋士の、盤に向かう写真大写しで構成されている。
(ちなみに今年の大トリ十二月は谷川さんだった。羽生さんは八月で眉根を寄せていた。)

ウチのちっちゃい棋士たる息子は、まだプロ棋士にミーハーするほど成熟もしていないおぼこい棋士なのだが、
母たるワタシが個人的に、購入し始めて二年目になる。ヤマダ電機が年頭に主催する将棋祭り、で販売ブースが設けられるのである。
どこかにミーハー的な要素を果敢に見出そうとする母の女性としてのもがき、を感じ取って欲しい。
本当は韓流スターのポスターとかなら、かなり共感も得やすいのだろう。

さて、ウチのちっちゃい棋士たる息子のところに
クラスのご学友が遊びに来る。

(※豊かな草原を一瞬にして赤茶けた大地に変貌せしめるこの飛蝗(ひこう)の群れついては後日触れる機会もあると思われ)

あるとき、この子供達のひとりが、リビングのカレンダーの1つをしげしげと眺めて

「・・・・ねえ、これ、〇〇(息子の名)くん、だよねぇ(喜)」

ウンウン、そうなんだ。可愛いだろ?気に入ったらこんど、おとーさんとおかーさんに作ってもらえ。

「これ、〇〇くん、こっちが、おじいちゃんでしょ。」
ウンウン、そうなんだ。去年、実家のおじいちゃんと将棋を指しているところを撮ったんだよ。

「・・・ねぇ、これ、お父さん?」

そういってその子が指差した先に、
今期 王将戦を見事制した 佐藤 康光 九段 が 袴(はかま)姿で静謐に盤を見つめている。

「・・・そりゃ、おとうさん、じゃないよ。さとうさんだよ! 」
『笑点』ならステージすそから山田君が走ってきて座布団を取りあげて行ってしまいそうな息子の返しである。

「だってー・・・〇〇くんのおとうさん、めがねかけてるよねぇー。このヒト・・じゃ、だれ?」
息子「将棋のヒト、だよぅ。」

ここら辺で息子の声も諦めのトーンを帯びてくる。だいたい息子のクラスのご学友の中に
将棋に造詣が深い友達[ぴかぴか(新しい)]
なんていないんである。(教室はおろか、職員室中探したって、いやしない。)
小学二年生が熱中するジャンルとして、一箇所も同級生達とシンクロしないことを息子自身、近頃は身にしみて解っているところが不憫(ふびん)でならない。
閑話休題。
佐藤九段、はウチの旦那様と同い年ではある。顎の細い、三木のり平タイプブロックであるから似ていないと云えなくもない。(ワタシ、佐藤さんのファン です。どっちの肩を持っているのかはいわずもがな。)

さて、別の日。
例によってご学友のみなさんがウチのリビングに湧いている。蠢(うごめ)いている。

中のひとりが リビングのカレンダーを指差して、
「ねー、・・・このヒト、〇〇くんの御父さん?」

その月は高橋道夫九段、だった。・・・・ウチの旦那さまの年代とは・・一回りは違う。旦那よりもっと上だよ。
「・・・・・。」

キミたちは、そこに知らないおじさんのスナップが写っていたなら
みんなみんな「おとうさん」かっっっっ [むかっ(怒り)]

今日、息子は「ともだち、呼んでもいーい?[るんるん]」 といって登校してていった。ふと、上記のやり取りをカレンダーを視ていて思い出したのだ。

ちなみに今月のカレンダーを飾っているのは 三浦弘行 八段である。

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親孝行?。 [息子と将棋]

 
・・・朝からお米ケースを眺めて考えている。

「あーー。・・・・この量で今週、頼んだ分が届くまで、持つかなー。・・」

まことに主婦らしい懊悩に満ちた日曜日だ。

息子と旦那は、隣のS市で催される 
『アマ王将争奪戦』
たらいう将棋大会に出場すべく
朝から出かけていった。

「母ちゃん、オレ、頑張るよ![ぴかぴか(新しい)]

朝から『漢(おとこ)風』を吹かせて出て行った息子の背中をスルーして
母の目線は今日一日手に入った自由の夢に輝いている。
・・お洗濯終わったら、色んなこと、するんだもん♪

しばらくして

『おとなのBチームに編入されて対局』とのメール、あり。

「頑張れ、母ちゃんは応援しているよ。[ぴかぴか(新しい)]

・・・実を言えば

朝から不具合が出まくっているソネブロの復旧を
ひたすら願っている。
せっかく一日自由時間があって
今日はゆっくりブログの更新をスマートに済ませて・・・・・

ゲームやら
たとえばゲーム、とか

ゲームなんか を
堪能しようと思っていたのに。
ブログから拒否られること
数時間。

しばらくして後(のち)
結果が同星のS山くん(高学年)と決勝戦を争うことになった、とのメール、旦那より入る。

「ガンバれ、息子! 母ちゃんはオマエ(息子)のことだけを・・・・」

・・・・・・。

『ピグ』 のキャラを叩きながら、ヒトはどこまで己の煩悩とヒトとしての役割に調整を付けられるのか。

「・・・そうだった。今週のお米・・・・どうしよっかなー・・・。」 (上記時点でのワタシの脳内同時中継)


・・・・・・
やがて

『惜しくも準優勝。』(from: 父)

のメールと、息子よりの電話

「・・かーちゃん、賞品もらえたからねっっ! [ぴかぴか(新しい)][グッド(上向き矢印)]

ソネブロ、復旧。

・・・帰宅した息子が自慢げに開けた包みは


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米5K。

・・・でかした息子[exclamation]

すべての迷いと煩悩を捨てて息子を抱きしめんばかりの母。
旦那が一言。

『優勝者の賞品は、ビール1ケース、みたいだった。』

えっ・・・・・・。

・・・・・・。


・・・なんで優勝しないんだよぉぉぉぉぉぉぉぉ(泣)


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