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なんだかだ一周忌。 [介護・番外編]


父の一周忌が9月初旬にございました。

父の命日月は10月。だけど農家の繁忙期も10月。
田舎のお坊さんの繁忙期は農家のそれに合わせて訪れるのです。

ゴールデンウイークに予約したのにも関わらず既にして満杯の土日が多く

早い話、ここしか開いてなかったのです。いやー。法事の予定は早くに組みましょう。
「早すぎる」ってことはないのですね昨今。(何なら生前予約)ぉぃ

私は葬儀の時と同じ葬祭会社に依頼しました。結果的にこれは正解。
1人であれこれ(一人娘だからね)手配するのはやはり不安が大きいものです。
葬儀会社が絡んでくれればたとえ
田舎だからお寺さんの力が「偉大」でも
相談する先があるということだけでも心強いのですね。

3ヶ月近くチマチマと打ち合わせてここまで来ました~♪

ウチとこは母がかなり健在だもので 近々まで口を挟んできて大変だったのです。(泣)
手を出さない人は口も出さないこと、これがイベントを成功裏に導く大原則ですねっ。

さておき、葬儀屋さんと お寺のお坊さんと その他諸々の人々の示唆あおぎまくって
自分しかディレクターがいないことの理不尽さ?を時折嘆きつつ 当日を迎えました。

最後までスッキリと解決しない「お布施」の問題を抱えながら。
なんなんですかね、「お布施」。 この謎のアイテム。


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歪み。 [介護・番外編]

実家のご近所から電話が入る。

実家のご近所にしてワタシの同級生の母親Sさん。
家から徒歩3分に在住。(いわゆる隣組というやつ)

(※以下 実家関連の毒垂れ流し内容にて閲覧注意)

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毒を吐く。 [介護・番外編]

母の移設。(←モノ扱い)

滞りなく・・・(多少以上の滞りはあったが) とりあえず一段落。
あとは「あれだのコレだの 小物を持ってこい」 が始まる。
そんなわけで、電話で聞き取っては 実家と100均shopと施設の往復。

(その往復に乗り出すまでに既に二時間半の行程があるのですが(^_^;))


そんな時期の 母親との電話やり取りでのひとコマ。


『体温計、と 輪ゴムと 糊を 持って来て。』

来週、自宅の保険の手続きで帰省する予定があるので予め知らせていた。それを受けて
必要なものをメモして伝えてくる。

(どうでもよいが、この 「アレ 持って来い」 コールは、母親の元に到着する寸前までかかってくる。
どんなに準備しようと、累積「持って来い」メニューは 母親のテリトリー範囲内にワタシが居る間中続けられる。非効率なことこの上ない。)

いつに増して不機嫌そうな母の口調。 
訊けば、部屋にある備品のことで、不足を指摘した部屋の近所のヒトが、母に言わせればたいそう
「ばあさんどもがエラそうに(イヤ、貴方も相当なばあさんなんだってw)」、その上から物申す口調に

『腹が立った』

・・・らしい。

そんなときの母親には娘としても精神衛生上 極力突っ込みたくないので通常は話もそこそこに電話を
なるべく穏便に切りあげてしまうのだが、
・・・・ふと、事実上 空き家となった実家のことに話が及んだので

「・・・この先、維持管理していくには余りにお金がかかるし、あの家、どうするか考えなくちゃイケないよね。」
と振ったのが イケナかった(らしい)。
突如、地の底から響くような涙声で


『・・・アンタがだいたい、こっちに帰って来てあの家に住んで皆んなやってくれたなら、こんなとこに入らなくて済んだのに。
・・・これじゃ呈のいい『姥捨て』だよっ』

と。

う、姥捨て。・・・・ 云いますか、 『姥捨て』。 それ、アタシみたいな立場の身内に、一番云っちゃイケない言葉、じゃないのぉぉおおお??

『だいたいアタシはね、こんなところで死にたくないんだよっっ(涙声)』

だから、幾度もその話をケアマネと詰めたんじゃなかったの。ワタシともしたんじゃなかったの。
そのあいだのあれやこれや手続きや葛藤やぜーーーーーんぶひっくるめて

『姥捨て』 って云っちゃうのぉぉぉおおおおおおお!! [がく~(落胆した顔)]

家に帰りたくない、その一点で動かなかったのはアナタじゃなかったの。
本当はアナタの介護度なら、自宅で生活する道も、選択肢の中にはあるってこと、
知ってるんでしょ。

新しい施設に来てから、今までと違い、何もかも「自立」を求められ(ソレが当たり前なのだが)
今までのように病人扱いされない。それが気に食わない母。

自分より元気なお年寄りが沢山居るところで、「劣っている」 扱いを受けた黒い塊のようなプライドが
くすぶり始めている。

「自分の幸せ」だけを追求してやまないヒトだっていうのは判ってる。ある意味うらやましいが・・
誰しもヒトはそうなんだろう。
そう、自分のため。もはや父の為、とは云えないよね。居なくなったんだもの。

『アタシはいいけど、お父さんが可哀相だろうが』
って、もう云えないよね。

でもワタシだってこの一線は ワタシのためにも、「ワタシの家族」のためにも引けない。
(母は入れてません。旦那と息子です)

ワタシにはワタシの家族を守る権利がある。
(ああ、エゴイスティックな響き。自分が嫌いになる)


「1人で暮らすのがイヤなら、ご自身がワタシのところに来たらどう?

・・・ワタシ達がこっちに帰ったってお百姓さんをして暮らしてはいけないのよ。
ワタシと家族はこの先の自分たちの人生の設計を変えてまで、アナタのより良い暮らしを追求していく
義務なんか無いと思ってる。」


『アタシは親だよっっ。今まで育ててやったんだから。・・・今度は親の面倒を子供のオマエが見るのが当たり前でしょうがっ[むかっ(怒り)]。』


・・・逆じゃないのかなぁ。第一、アナタはご自身の血族の誰をも面倒見てませんよね?
それとも、子供を作って産み育てることも、そういう『・・・してやる』 の分類に入るわけ? 

『大学なんて苦労して行かせるんじゃなかった。アタマばっかり良くなって、親の言うことも聞けなくなって。
金を捨てたようなもんだ』

[むかっ(怒り)]カチーン・・・・。・・・・・・。

吐くよ? アタシだって その件じゃぁ、当時からお腹の中に沢山溜め込んでるんだからね?
・・・

「ゴメン、でもさ、だいたい、それってさ、ワタシに対して云うべきこと????
しかもさぁ、・・・「行かせてやった」、って ことあるごとに、云うけどさ


「大学進学」を 強く希望したのは母親のアナタ自身、じゃないの?
自分に学歴が無いから、せめて娘のワタシには、・・・って 云えば綺麗な台詞だけど 

ワタシの「専門職への進路希望」を 経済封鎖してまで 変えさせて進学希望、って出させたのはアナタでしょう?
専門学校じゃ、駄目、だったんだよね? 「大学」じゃないと、いけなかった。
そうでないと、周囲に自慢できないからっ!


今は結果に不満は無いよ。でもそういう結果に換えて来たのは自分の力だって思ってるし
アナタにこれ以上恩に着なくちゃイケない理由ってどこかにあるのかな?
進学にかかるお金を出してもらったこと?
ならば最初の進路希望がイケナかったことについてはっきりとした回答が欲しいな。・・・
どうして担任まで巻き込んで、推薦文を書くことを撤回させたのか説明して欲しいよっっっっっ?
「・・なきゃよかった」、って、もうそっから先はワタシの人生なんだから
アナタにプロデュースされる筋合いなんて無いんだからねっっっっっっっっ[パンチ][爆弾]


・・・・
・・・・


いろんなこと。
今更ですけどね。ホント、今更なんですけど。


ワタシだってもうアラフォー過ぎたんだし。家族もあるし。
これからは
ワタシはワタシの幸せを 追求しますから。






・・・・・あぁ~~~~~~~~~~~~


云えたら 楽だろうになぁぁぁぁ ~~~~~~~~ (泣)


ま、情けない話、実際には反論の時間すら許されずに受話器をガッチャン! と先制攻撃で置かれてしまったけど。[パンチ][むかっ(怒り)]
こちら側の受話器を握り締めながら口パク状態なワタシ・・・。[むかっ(怒り)][むかっ(怒り)][むかっ(怒り)]

ついこの間まで

「知り合いが多くて、この施設に来てホントに良かったわ」 とか
云ってたくせに。

そういう気分のむらっけを いちいち本気に取りあげて、大騒ぎをするのが好きな外野が
どれだけ控えてると思ってるんだろう。
(というかそれを判っていてやってるんじゃないか、と思われるふしもあり) (-_-;)

火種を蒔いて、それを遠くから眺めているんでしょ? 大きくなればなるほど
火をつけたアナタは注目されるのだからね。
・・・

『〇〇ちゃん(ワタシ)、お母さんももうお歳なんだから、あんましキツいこと云って苦しめちゃいけないよ』

なにかあれば、母は周囲に「娘がこんなことを云った」 と云うだろう。
あることないこと、云うだろう。
数少ない、面倒をかけっぱなしの親戚の顔が浮かんだ。
この間、施設の保証人の印をいただいたばかりだ。


旦那様には 「同じ土俵に立ったら負けだから。怒っちゃ駄目」 って云われました。


春なのに。 

ああもう いやだいやだ。
こっちも 毛穴という毛穴から


毒が吹き出しそうだっつの。


hachi1a16.jpg


暗黒工房

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疑惑。(母) [介護・番外編]

母親にまつわる遠い思い出。


ワタシが小学校低学年だった当時、病院ではなく月に2回
母親が 街の保険センタへー通院するのに
くっついて行っていたことがある

子供心に良くワカラナイ病名

「ケッカク」 というものに 母親が罹患していること

この病気は美味しいものを食べてゆっくり家で休んで
・・とにかく何もしないで安静にしていないとよくならないということ
だから

「そうは云っても ウチは貧乏だし、(父親の)給料は少ないし
アタシが内職だってして 畑もして働かなくちゃ暮らしていけないんだから・・・」

「あ、そうそう

それからオマエは 大きくなったらケッカクになるかもしれないから。
もううつっているかもしれないからね。今から覚悟をしておきなさい。」

こんなことを 日常会話のように なんでもないことのように とうとうと話す母親だった

子供ココロに ケッカクとはたいそう怖い病気であり
これに罹患したら ・・・・

母親みたいに 保険センターにずっと通わなくてはいけないんだ、と
怯えていた
自分が将来それに なるということも怖く  (・・・ありえないぞー、と今なら叫ぶわ)

母親が握っていた手を ぎゅっと掴んだかもしれないし
振り払って逃げたかっただけかもしれないし(そんな前のこと覚えちゃいないケド)

一方 
区の役員など大変な仕事を頼まれた際には

「ワタシは体がコレで・・・自由も利かないもんだからちょっとねぇ・・・
お医者様に止められてるから・・・運動しちゃいけないし・・・」

とイザというときの切り札にもなる 随分 都合の良いモノであることも知った

(コレになったら学校休めるかも と
チラと頭の片隅に思ったことも 無いことも無い。)

通所はワタシが中学生になる直前まで続いたが
ついぞ1度も母に症状が出ることなく

母親は 「完全寛解」 のお墨付きを頂いたらしい




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閉じた家。 [介護・番外編]

晩秋のこと。

父の四十九日も終わり(・・・色々あったけど[もうやだ~(悲しい顔)])

残した一日の余暇で、雪国ならではの必須儀式、 『雪囲い』を することとなった。

Wikipedia→雪囲い

誰もいなくなる家だって、そのまま何もせずに置いておくとエラいこと。
屋根は、融雪の会社の方が親切に?

「他ならないお客様の家ですから、ボク(!)が責任持って見ます。任せてください。」

・・・・前の家のおとーさんに頼んでおいたのだが・・・。

「年配の方に任せられる作業ではありませんっ」

・・・いーのかな。頼んじゃって。

さて、屋根は何とかなりそう。でも、全体を覆う囲い、を何とかしないと
窓ガラスが割れます。
雪が内部に進入します。水道管も割れます。・・・・

そんなわけで、『雪囲い』。

全部、完璧にこなしていくには余りにも時間がない。
すでに予報は今日、明日にも雪模様。既に一度ならず降っては消え、しているので
この次 降れば本格的な積雪= 根雪、 となるだろう。

庭の木々に、ざっとロープを廻して囲(かこ)う。
伸びた枝を切り払う。
切った枝をまとめる。・・・

これじゃ家の囲いまで手が回らないんじゃ・・・と不安になりかけたころ、
見かねてか、裏の家の 同級生の兄にして幼馴染のY君が 
玄関、台所、トイレ、の囲い作業(電動ドリル必須) をやってくれていた。(持つべきものは同級生のマメな兄。)


おかげさまで、昼前になんとか、「一冬大丈夫かな?」 程度の体裁ができた。



「誰も入らない家」 ということで、見たくれでなく頑丈さ優先に囲われた玄関、台所そしてリビングは
入ってみると 薄暗い。


このやたら静かになってしまった家の中には誰も住まない。
少なくとも 次の年の春までは。
春には再び、日が射すのだろうか。実を言えばそれすら判らない。


母の居場所はまだ 未決なのだ。
三月までの保留を決めてくれた施設も
本来なら、母の居られる場所、ではない。三月までが、色々な意味での区切り、である。


そしてこの家は。・・・・・・・

つい昨日まで、沢山の人が出入りして、家は「生きている」ように見えただろう。

その時には気が付かなかったが、こんなふうに 重装甲ガンダム風、に板や鉄の棒、で覆われて
ナンだかすっかり 「家だった何か」 になってしまった、と思った。



出発するときに鍵を閉め、最後にも一度振り返ると
私の育った家、は完全にワタシ達を締め出して

けっこうデカい 父の墓標、みたいな顔をしていた。

うまく言いづらいが


この感覚は 焼きつくだろうな、と 感じている。



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笑ってはいけないところ。 [介護・番外編]

(全国の自薦・他薦の『親不孝者』の皆さん ・・・・・・バチ、当たってますか?)


色々あったが
父の法事も無事終わった。

単純な次第でありつつ
お坊さんも呼ばず
内ウチで
狭い自宅で

四十九日と百か日をかねて(←ココ大事。法事はさりげなく時に乗じて兼ねよう。)
二十数名を呼び
仏壇前の一室で

念仏・(墓参)・お斎(とき:食事)

を済ませるというタイトにしてアクロバチックなスケジュール。

・・・・・要は村内の半数以上がウチに来ている。

・・・狭(せま)っっっっっ

(このへんでよせば良かった、と思うが見栄っ張りなうちの母親の為に奔走するワタクシ。)

この狭い座敷にて、座布団を放り投げるようにして各人の席を作り
この日の為にスケジューリングしていただいた
「このヒトでなくては駄目」 ・・・だという
お念仏の『声明取り』 (メインvol.の如きものか?) のご老人が見えて・・・

この日の為にスタンバっておいた 鐘と鐘たたきを装備?してもらい
読経スタート。

『般若心経』に始まり

そして
いよいよメインの「御詠歌」が始まる。
『西国三十三所御詠歌』 である。

(御詠歌。・・・ご参考に)

かつて幾度か幼少のみぎりに「念仏講」なるものの存在は見知っていたし
参加もした。

その後何度か 祖母や親戚の葬儀・法事に参列をしているハズなのだが
その程度の経験値では甘かったと思う。

『般若心経』 のエイトビートのリズムが
チーン、の鐘の一打のもと

突如として 激・緩(ゆる)く 緩慢な 生きてる事自体めんどくさく馬鹿馬鹿しくなるような
だらーーーーーーん  なリズムに変化して

『西国三十三所御詠歌』 が始まった。


♪ なーむあーみだーーーぁ (ちーん:鐘の音) なーむあーみだーんぶーつ  なーむあーみだーーーぁ。(ちーん) ・・・なーむあーみ・・・・』 

・・・・・・
・・・しまったっ・・・・・・・!!!

あまりに久々のことなのですっかり忘れていた。
ワタシ自身がこの御詠歌なるものにあまりにも向いていない。

この緩(ゆる)いことこの上ないリズムがワタシに想起させるもの。

ドリフのコント。

dori.jpg


志村けんが寺のの坊さんに扮し、けだるげに木魚をたたきながら

『なぁーむあぁーみだぁぁあーーーーん・・・』

アレ以外の何者でもないのだ。

初めてそう思って以来
ずっと今日に至るまで 『笑いの発作』と戦ってきた半生を

cassis、すっかり忘れておったです。[バッド(下向き矢印)]

いかん、肩が震える。

息子を見よう。真面目な顔して詠っているではないか。
旦那もみてみよう。
初めてのことに、この奇妙な音階に面食らっている顔だ明らかに。
予備知識なしでこのリズムに飛び込むのはさぞ辛かろう。

あーー、辛い。ワタクシも辛い。
頬の内側を噛みしめてみる。痛い。・・・ 

『なぁぁーーむあーーんみだぁぁああああん・・・・』

ぐぐぐ。

おんあぼぎゃーーまかほだほだらぁぁ べしゃのぉぉーーぅ』 (と聴こえる。)

教本に目を移してもこのとおりひらがなが羅列していたりするので何の対策にもならない。

ヒトはどうして 笑っちゃいけないところでこんなにも狂おしく 可笑しくなるのか。
笑っちゃいけない、から、禁忌を踏むから可笑しいのか。

『アカン警察』が何人来てもおっつかないぞ・・・。

息子を見よう。 
あまりのわけのワカラなさに 神妙を通り越してぽかん、としている。もはやその息子の様子すら
可笑しくて人生いたるところトラップ有り、だ。
自分以外がみんな異星人に思えて侵略されつつあるワタクシの脳内アバンギャルド領域。

『まかほだらぁーーーぁん♪』(と聴こえる)

これはサンスクリット
これはサンスクリット
頭の中をリフレインで一杯にしよう。
ワタシの人生において、神でも笑ってはいけないところがあるとしたらそれは
まさにココ、今現在が正念場だ。・・・・・・がんばれアタシ。事件は会議室じゃない、現場で起きているんだ。

ここでふいたら
発作を爆発させたら

今まで積み上げてきた地味な努力がだいなしなのよっっっっっっ!!!!!!!!!!!

[爆弾][爆弾][爆弾]



・・・・・ワタシの孤独で長い戦いなんて誰も知らないで
御詠歌は壮大に緩(ゆる)い 「なむあみだはぁ~ん♪」 で終わりを告げた。

(今回はコレでショート・バージョンなんだそうな。どんだけ長いのオリジナルは)

「〇〇(ワタシ)ちゃん、思い出して辛かったのね」 (泪)

となりのおばちゃんがそっとつぶやく。・・・なるほど見ればウチの母親などは涙ぐんでいる。
ええ・・・・ホントに辛かったんです。ワタクシも色んな意味で。
胸に去来するものといえば 志村けんの坊さん姿。なんだかなぁ。

「いやぁ、いい念仏だったなぁ。・・・やっぱり鐘、だよね。
木魚より鐘、が、いいよぉ、うん。」

との どなたかのお言葉を耳にした。
・・・
そうかい、そこかいポイントは。
つくづく

わたしは『よそ者』になったなぁ、と感じたのだ。


<余談:>

就寝後、このインパクトのある読経のリフレインが頭の中から消えず、
困り果てたワタクシは対抗措置として
QUEEN の 『ボヘミアン・ラプソディー』 で頭の中を一杯にしてどうにか
『なあむあーみだー』 のフレーズを追い払ったのだった。


<余談その2:>

帰りの車で 息子と旦那にこの話を恐る恐る振ってみたら
「あれ、ヘンだよねーー♪」

息子などはこらえていたものがあったのか これまたノリまくった旦那と2人
ずっと車の中で 『なむあみだーん』大合唱になり

またしてもこのフレーズで満杯になったワタクシは必死にフレディ・マーキュリーと交霊して

「ママミヤママミヤ♪」と声高に歌って貰ったのは言うまでもない。
フレディよ再登場をありがとう。


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『メダパニ』。 [介護・番外編]

相変わらず、吐き出すワタクシの暗渠。

嫌いな人は読み飛ばしてください。王様の耳はロバの耳ーーー、 の

あの穴、ですから(笑)。

実家で、父の葬儀を終えた翌日。


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Nくん。 [介護・番外編]

父の葬儀が終わって二日目の事。

田舎です。
ましてウチの父の葬儀、という小さな出来事に対して
またたくま、とは云いませんけど、ごく自然に日常はその流れをいつもの域に
自然に戻しつつありました。

後弔い(本葬に来れないヒトたちの弔問) の人数もそろそろ減りはじめ、
ワタシ達も明日には自宅に戻らねば、という緩やかな晴れた午後。

裏のNくんが スーパーのレジ袋を下げ
「お父さんにお線香を・・・。」
と やってきた。

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夢を見る。(父) [介護・番外編]

夢を見た。

(入院中の) 父の 夢だ。
昔、そんなことがあった、と どこかで思い出した。

父と ワタシ(多分小学5年生くらい)  は

・・・近くの 河原までおりてきた。
夏休みももうすぐ終わる頃。


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ジャ〇・ゾンビ② (真夜中の挽歌) [介護・番外編]

一段目の箱の中身がそっくり二段目に抜け、
その瞬間、わ゛ーーーん、という振動音に似た何かの音が・・・。

(※相変わらずですが、お食事中の方、美しいものだけが好きだ、という方はこの先ご遠慮下さい。)



お気づきでしょうが、大量の羽虫、の群れが黒い小さな雲の如く湧き上がるその羽音。
思わず本能的に顔をそむけたからか強襲は避けられましたが、・・・・・(-_-;)

発生源、ついに特定。
そして・・・・羽虫の発生の原因となったもの、それって・・・・・・

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