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名人戦。 [つれづれ将棋]

始まりました。将棋名人戦。今年も椿山荘からスタートです。

将棋名人戦 第1局2日目ダイジェストhttp://www.asahi.com/shougi/news/TKY201204110127.html

昨年と同じ名人戦の顔合わせ・・・・さらっと書きますがこれはスゴいことです。
名人戦の挑戦者となるには、『A級』という、『鬼が棲む』というプロ中のプロがひしめき合うカテゴライズの中から順位戦を勝ち抜き、勝ち上がった只一人になって初めて「挑戦権」を得ることができるのです。昨年、現森内名人が挑戦者として現羽生二冠の前に座り、見事名人の座を奪取しました。そして今年、羽生二冠はA級選を全勝で! 勝ち抜き、再び挑戦者として森内名人の前に座ることになったという・・・
(ちなみにA級選全勝の快挙を最初に成したのは森内名人です。どんだけスゴいのこの人たち)

ここ何期、将棋の冠位の金字塔「名人」の座はこの二人の間だけでやり取りされているようです・・・

ワタシのような素人ですら、相対している二人の棋士の、気迫、オーラ、それからお互いの前に座るのは自分しかいない、といったような言葉にならないライバルに対する畏敬が伝わってきます。


市井の話しになりますが、
・・・・以前、息子の将棋教室で、同じクラスのお母さんと話したことがあります。
「将棋って・・・お母さんがミーハーしずらいよね。」
「・・・そうね。」

他の習い事をしている同級生のお母様たちと、ノリを共有できない哀しさ、みたいなものがずっとあって・・・
そういえば、ハッキリこんなことを云われたことも。

「将棋指すヒト、って、あまりイケメン、いないしねーー」  (痛恨の一撃!!)

でもね、あれから数年、母も変わりましたよ。来ました。降りてきましたミーハーの神。
早い話、やはり棋士は盤の前に座って指してこその棋士、です。

黙って駒を動かす姿から根源的なオスの「強さ」がびしびしと伝わってくるのです。背広姿でカメラの前にひょこっと立っていると「気の弱そうな男のヒト」、が盤を目の前にして獲物を狙うしなやかな動物、に変わります。
対局が熱戦であるほどに、棋士の人となりが「わっ」と迫ってきて、年齢や(しつこいけど)外見、など問題でなく、「ああ、こんな局面を見せられて・・・[ハートたち(複数ハート)]」と入れあげてしまう・・・・のはアタシだけなんですかね?

それにしても毎回棋士の「おやつ」のトピックが堂々とダイジェストに載るのも将棋独特、のアレですよね。
カメラがパーンして、盤上を見つめながらチーズケーキを義務的にかっ込む棋士の姿を映しながら
「めずらしくこういうシーンをカメラが収めてますね」  とアナウンスしてますけど、

毎回

カメラは好んでこのシーンを収めている気がしています。

( [グッド(上向き矢印)]ダイジェストではおやつの拡大写真も見れます・・・だから何。)

羽織袴の男性が一点を見つめながらにこりともせずにかきこむチーズケーキ。
それもまたオツ。



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