吉田 類、になりたい。 [折々に]
吉田 類(よしだ るい)、になりたい。
ぼーっとする時間があると、ふと、そう考える。
『吉田類の酒場放浪記(よしだるいのさかばほうろうき』)・・・(以下ウィキペディアより)2003年9月1日からBS-TBS(旧 BS-i)で放送されているテレビ番組。
イラストレーター・俳人であり酒に造詣の深い吉田類が、おもに東京近郊を中心に日本各地の酒場をめぐる番組。吉田独特の人柄を持ち味に軽妙なナレーションを交えつつ、店主・店員や常連の客と交流をしながら酒場を紹介をしている。
番組は1本15分となっており、冒頭では酒場から近い駅の入口付近でその街や酒場事情にまつわるコメントをし、その後に店舗付近の名所・施設などを散策。続いて酒場に入り店舗の様子を紹介。最後に吉田が店舗をあとにして店先で感想を語り、吉田が詠んだ句で締めくくられる構成となっている。
2003年9月から2008年3月までは『グッドライフ』の枠内で放送。また、『もういちど酒場放浪記』の番組名で過去の内容を再放送していた。2010年1月からはTBSチャンネルで、初期の回からの再放送を行なっている。(以上ウィキペディアより)
・・初めてこの番組を見たときは正直「なんじゃ、こりゃ」・・・と思いました。
十五分の番組内で、この吉田 類、というオジサンはただ酒場にフラっと入り、常連さん達に気を遣いつつ、またあるときはずうずうしく肴をねだったりしながら結構なペースで、杯を重ねていく、その様子をただ見ているワタシ・視聴者。・・・・最後、ろれつが廻らなくなった様子でオジサンはお店の感想を語り、俳句をひとつひねって「・・では、もう一軒」とフラフラ立ち去るのです。その後姿をただ見送るワタシ、視聴者。
なんじゃ、こりゃ。・・・・思ったその日から二年。
毎週、上書き録画、してます(笑)・・・なんなのだろう、この気持ち。
絵に描いたようなオジサン・吉田 類は、穴場らしい酒場に入るときの姿勢は常に謙虚・・・というか気弱だ。何件お店を覗いても彼は常に「常連さんに受け入れてもらえるだろうか、会話の糸口が見つかるだろうか」・・・・シャイな性格らしく、いつもフラリ、と立ち寄る一見の客の立場を超えない自己のアウェー感、に切なさを隠せない、それでもグラスを持って、盛り上がっている客達の輪の中に「これも仕事」と飛び込んで乾杯を強要したりもする。
そして酒場の歓声がピークを迎えた頃、一人、静かに店のれんを後にする。
『・・・こんな酔っ払いのおじさんが、世間に一人くらいいても、許されるのじゃないでしょうか』
ごきげんな肴があった、店主が良いヒト、常連さんと思いのほか盛り上がった・・・そんな折に触れ、吉田さんは云います。そして・・・
『もう一~二軒、行ってみます』
手を後ろに組みながら、ふらふらっと行ってしまうんです。(あーー、ついて行きたい)(笑)
ワタシ、こういうヒトを「やんちゃなオジサン」と呼んであげたいです。
いやむしろ、こういうオジサンになりたい。ロレックスとゴルフ用具とセダンのオジサンじゃなくて。
「束の間」の居場所を捜して路地裏を彷徨(さまよ)いたい。
そうして紛れ込んだ酒場の、程よい喧騒を背中に感じながら、あくまで独りで居たいな、と思うこのごろなのです。
『吉田 類の酒王』
風流人なので色んな貌(かお)をお持ちの方ですが、ワタシはいつも酔っ払ってる吉田さんを勝手に好き、ですねw
ぼーっとする時間があると、ふと、そう考える。
『吉田類の酒場放浪記(よしだるいのさかばほうろうき』)・・・(以下ウィキペディアより)2003年9月1日からBS-TBS(旧 BS-i)で放送されているテレビ番組。
イラストレーター・俳人であり酒に造詣の深い吉田類が、おもに東京近郊を中心に日本各地の酒場をめぐる番組。吉田独特の人柄を持ち味に軽妙なナレーションを交えつつ、店主・店員や常連の客と交流をしながら酒場を紹介をしている。
番組は1本15分となっており、冒頭では酒場から近い駅の入口付近でその街や酒場事情にまつわるコメントをし、その後に店舗付近の名所・施設などを散策。続いて酒場に入り店舗の様子を紹介。最後に吉田が店舗をあとにして店先で感想を語り、吉田が詠んだ句で締めくくられる構成となっている。
2003年9月から2008年3月までは『グッドライフ』の枠内で放送。また、『もういちど酒場放浪記』の番組名で過去の内容を再放送していた。2010年1月からはTBSチャンネルで、初期の回からの再放送を行なっている。(以上ウィキペディアより)
・・初めてこの番組を見たときは正直「なんじゃ、こりゃ」・・・と思いました。
十五分の番組内で、この吉田 類、というオジサンはただ酒場にフラっと入り、常連さん達に気を遣いつつ、またあるときはずうずうしく肴をねだったりしながら結構なペースで、杯を重ねていく、その様子をただ見ているワタシ・視聴者。・・・・最後、ろれつが廻らなくなった様子でオジサンはお店の感想を語り、俳句をひとつひねって「・・では、もう一軒」とフラフラ立ち去るのです。その後姿をただ見送るワタシ、視聴者。
なんじゃ、こりゃ。・・・・思ったその日から二年。
毎週、上書き録画、してます(笑)・・・なんなのだろう、この気持ち。
絵に描いたようなオジサン・吉田 類は、穴場らしい酒場に入るときの姿勢は常に謙虚・・・というか気弱だ。何件お店を覗いても彼は常に「常連さんに受け入れてもらえるだろうか、会話の糸口が見つかるだろうか」・・・・シャイな性格らしく、いつもフラリ、と立ち寄る一見の客の立場を超えない自己のアウェー感、に切なさを隠せない、それでもグラスを持って、盛り上がっている客達の輪の中に「これも仕事」と飛び込んで乾杯を強要したりもする。
そして酒場の歓声がピークを迎えた頃、一人、静かに店のれんを後にする。
『・・・こんな酔っ払いのおじさんが、世間に一人くらいいても、許されるのじゃないでしょうか』
ごきげんな肴があった、店主が良いヒト、常連さんと思いのほか盛り上がった・・・そんな折に触れ、吉田さんは云います。そして・・・
『もう一~二軒、行ってみます』
手を後ろに組みながら、ふらふらっと行ってしまうんです。(あーー、ついて行きたい)(笑)
ワタシ、こういうヒトを「やんちゃなオジサン」と呼んであげたいです。
いやむしろ、こういうオジサンになりたい。ロレックスとゴルフ用具とセダンのオジサンじゃなくて。
「束の間」の居場所を捜して路地裏を彷徨(さまよ)いたい。
そうして紛れ込んだ酒場の、程よい喧騒を背中に感じながら、あくまで独りで居たいな、と思うこのごろなのです。
『吉田 類の酒王』
風流人なので色んな貌(かお)をお持ちの方ですが、ワタシはいつも酔っ払ってる吉田さんを勝手に好き、ですねw
こういう生活をするためには私生活をある程度犠牲にするか、家族の理解がないと大変だぞ。
by 酒飲み (2015-04-22 10:09)
● 酒飲み さま 有り難うございます^-^v
もちろん今生の間は無理そうなので
来世あたり 一期だけ生産活動をお休みして
経験してみる予定でいます (^-^;)
ところで「酒飲み」 さまは
犠牲と理解のいずれかの立ち位置におられるのでしょう
by cassis (2015-04-22 10:25)
おぉ!私もこの番組を見て衝撃を受けました。なんという自由!これでいいのかー。いやいや、これでいいんだー。と、肩のチカラが抜けました。
by 某かんりにん (2015-04-22 11:40)
●某かんりにん さま 有り難うございます^-^
憂鬱な月曜日から
「もっと肩の力を抜けよ~」 と云われているような
気がして 大好きな番組の1つなんですが
頻繁に番組冒頭、一軒目から既にデキアガッてることが
多い吉田さん、ですw
by cassis (2015-04-22 22:02)