息子と過ごす一日。

日曜日、小学校はオープンスクール開催。旦那様と一緒に息子の授業風景を見に行く。
一クラスしか無い、しかも少人数のクラス。和気藹々としたあともすふぃーあ。・・・よかったなあ、この学校で・・・

なにのになんだこの母は、立って見ていると後ろの窓からのポカポカ光線にヤラれたのか、まさかの人いきれにあたったのか、・・・次第に気分が悪くなって来ました。いかん、ここで倒れては、・・・朝礼の校長先生のお話じゃあるまいし・・・この年齢になってまだ学校が嫌いかアタシ!・・・がんばれ立つんだジョー!　立ってくれ原田!　エイドリアーーーーーーーーン・・・・・・!!
頭の中がぐるぐる廻り、耐え切れずに、参観中の親としてはまったく空気を呼んでない時間帯に廊下に飛び出ました・・・。はぁー・・・空気が冷たくて気持ちイイ。
結局『終わりの会』の風景は、旦那様に任せちゃった。

そんなこんなで月曜日は代休。
息子とワタクシの一日のタイムスケジュール。

息子通常通り5:30に起床。
旦那様を7:00に送り出す。
息子は折り紙本などを持ち出して、「僕、ひとりでできるかなぁ・・・」と云いながら、ユニット六枚から構成されるカラーボックスなるものを作成。
意外にも美しい仕上がりだったので、ライバル心に微妙に火をつけられた母はもっとグレードの高いユニット折り紙に挑戦。・・・・・なんとなく玉砕。「ぼくだって上手くできないから、いいんだよ」と七歳に微妙に慰められる。
12:00昼食。夕べのカレーを温める。
「・・・えーー、昨日より美味しくなってるよ!」と驚いた様子の息子。「二日目のカレーは美味しくなるんだよ」と当たり前なことを得意顔で云って見せる母に大きくうなづく息子。
、午後、二人でカメラを持ち出し、近所一周プチ撮影旅。風が無くって、空が高い。

どーってことのない公園の風景を、プロの如き面持ちで、あーだこーだいいながら撮影。時折自転車で通り過ぎる小学生がみな「こんにちわー」とご挨拶する様子が、今日のお天気にふさわしくて、気持ちよくなる。
息子としりとりをしながら歩く。気が向くとカメラを覗く。
しりとりが大好きな息子は「く」と「り」で母をハメようとし、大人気ない母は本気でそれに応酬。
「くるみ」「みるく!」「くりっく」「九九!」(←・・・って、なんじゃい)
更に歩くと、さっさき通り過ぎた小学生男子と再・再接触。・・・君達も行くところがないんだねぇw
ぐるぐる、住宅地の中を只走り回って、それでも楽しそうだ。

　撮影:息子

15:00 帰宅してサイダーを飲む。
息子、スーパーマリオで遊んだ後、母に『DIABLO』みしてーー」とせがむ。「えーー。。。しょうがないなぁ」と形だけ困って見せて母、いそいそとゲーム機の電源を入れる。ガンガンにモンスターを殴る様子をして、ウチの息子は「・・かあちゃん、スゲぇ!!」と尊敬の眼差しで見ているようだ。
母としての何かが間違っているのでは・・・・そんな懸念も親子二代のゲーマーの血脈の前では粉塵のごとく消え去るのです。息子よ、この母の背中で何かを学んでおくれ・・・。
「あ、かあちゃん、後ろからきてるよっっ、気をつけて!」「・・・そろそろアイテムを鑑定するタイミングだよ」「ポーションを補給してから一旦セーブだよ」
矢吹ジョー側に控える丹下段平もかくやというセコンドぶりの息子としばしバーチャルの世界に遊ぶ。
お夕飯、なに食べたい?
「・・・カレー!」

一度作れば三日間地獄のカレーロード。まだ食べるのか、息子よ・・・。
「二日目と半日たつと、ますます美味しいねぇ♪」・・・否、さすがに母はうなづけない。男性陣ほどカレーライスに関して寛大にはなれない。
7:00　お風呂。今日も旦那様は残業だとメールが来た。さきに入っておくことに。
日中作成しておいた紙コップの船と、ペットボトルを持ち込みたいという申し出を許可する。
暑い湯船に浸かって、後からそろそろとお尻を向けて入ってくる息子を見つつ、
「あといつまでこのお尻を眺められるかなぁ・・・」とダイナミックかつストレートに部分的な感慨に浸ってみた。
・・・・・・

こんな一日です。息子と過ごした時間を振り返るようになるってことは、・・・人生という長いスパンの中で見ると、離れる時期がすぐそこまで来ているのかもしれない、となんとなく感じています。
母としての、感慨。