たーちゃんもいるぞ。(むーちゃんの季節。 2) [折々に]
息子の同級生の母の家にお呼ばれした。
近所に住んでいるので、話題が近辺の事情に自然と及ぶ。
訊いてみた。
「アレ、出ない・・?」
アレ、すなわち 「むーちゃん」のことである。
曰く、彼女のところには「むーちゃん」は出ないらしいが、賢人のような知識を授けてくれた。
崖のような岩盤の固いところに、「むーちゃん」は好んで潜むらしい。
(ウチの裏手はおもいっきり崖じゃないか)
「むーちゃん」が出ないなんて、出ないなんていいなぁぁああああ !
すると彼女は、一瞬とても暗い顔になりフッと かぶりをふった(・・・ように見えただけかもしれない)
「でもね、ウチにはね、足が八本あって異様にデカい アレが出るのよ。リビングの壁にね。」
「たーちゃん」。・・・
ヒント:「たーちゃん」は足が八本あるんだ ! ・・・ 止めにする。
その名は「タカアシグモ」。
大きさは十五センチ! くらい。主食を追って家の中に出没することが多く、
その大きさのせいか、もちろん余りヒトには好かれていない。
ちなみに「たーちゃん」は ゴキブリを主に捕食することから見方によっては「益虫」と云えなくも無いらしい。
(調べている最中そうやってタカアシグモを誉めそやすブログがいくつかあってめまいがした。)
(「むーちゃん」もゴキブリを捕食するために家の中に入ってくることは知られているが、
自らが毒を保有している以上、益虫とは呼んでもらえないならずものである)
彼女もワタシも、共通項としてお互い田舎育ちで田園をバックに牧歌的な青春を過ごしたのだが、
現在住んでいるところはその当時に比べれば多少は町場なのだが、
お互い「むーちゃん」も「たーちゃん」も、
「ココに来て、生まれて初めて見た」 のだ。
つまりは都市の新興住宅地を好むアーバンで洗練された生き物、と云えよう。
だからって存在を許容できるワケも無い。
彼女の家には『〇モジェット』。
ワタシの家には『ム〇デアース』。
暑い季節がやってくる。
戦いの果てにしか生じ得ない何かが、ある。
近所に住んでいるので、話題が近辺の事情に自然と及ぶ。
訊いてみた。
「アレ、出ない・・?」
アレ、すなわち 「むーちゃん」のことである。
曰く、彼女のところには「むーちゃん」は出ないらしいが、賢人のような知識を授けてくれた。
崖のような岩盤の固いところに、「むーちゃん」は好んで潜むらしい。
(ウチの裏手はおもいっきり崖じゃないか)
「むーちゃん」が出ないなんて、出ないなんていいなぁぁああああ !
すると彼女は、一瞬とても暗い顔になりフッと かぶりをふった(・・・ように見えただけかもしれない)
「でもね、ウチにはね、足が八本あって異様にデカい アレが出るのよ。リビングの壁にね。」
「たーちゃん」。・・・
ヒント:「たーちゃん」は足が八本あるんだ ! ・・・ 止めにする。
その名は「タカアシグモ」。
大きさは十五センチ! くらい。主食を追って家の中に出没することが多く、
その大きさのせいか、もちろん余りヒトには好かれていない。
ちなみに「たーちゃん」は ゴキブリを主に捕食することから見方によっては「益虫」と云えなくも無いらしい。
(調べている最中そうやってタカアシグモを誉めそやすブログがいくつかあってめまいがした。)
(「むーちゃん」もゴキブリを捕食するために家の中に入ってくることは知られているが、
自らが毒を保有している以上、益虫とは呼んでもらえないならずものである)
彼女もワタシも、共通項としてお互い田舎育ちで田園をバックに牧歌的な青春を過ごしたのだが、
現在住んでいるところはその当時に比べれば多少は町場なのだが、
お互い「むーちゃん」も「たーちゃん」も、
「ココに来て、生まれて初めて見た」 のだ。
つまりは都市の新興住宅地を好むアーバンで洗練された生き物、と云えよう。
だからって存在を許容できるワケも無い。
彼女の家には『〇モジェット』。
ワタシの家には『ム〇デアース』。
暑い季節がやってくる。
戦いの果てにしか生じ得ない何かが、ある。
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