今月の「お父さん」。 [息子と将棋]
我が家のリビングにはカレンダーが3種類、ある。
1つは富士通系の電車満載のもの。
1つは毎年、ジジ・ババそしてウチ用に作る、息子のスナップ写真を集めて十二ヶ月に仕立てたもの。
(例年ネットでオーダーしている。)
そして・『将棋カレンダー』。
『将棋カレンダー』・・・公益社団法人 日本将棋連盟 で販売している 公式のカレンダーである。
十二ヶ月それぞれ有名プロ棋士の、盤に向かう写真大写しで構成されている。
(ちなみに今年の大トリ十二月は谷川さんだった。羽生さんは八月で眉根を寄せていた。)
ウチのちっちゃい棋士たる息子は、まだプロ棋士にミーハーするほど成熟もしていないおぼこい棋士なのだが、
母たるワタシが個人的に、購入し始めて二年目になる。ヤマダ電機が年頭に主催する将棋祭り、で販売ブースが設けられるのである。
どこかにミーハー的な要素を果敢に見出そうとする母の女性としてのもがき、を感じ取って欲しい。
本当は韓流スターのポスターとかなら、かなり共感も得やすいのだろう。
さて、ウチのちっちゃい棋士たる息子のところに
クラスのご学友が遊びに来る。
(※豊かな草原を一瞬にして赤茶けた大地に変貌せしめるこの飛蝗(ひこう)の群れついては後日触れる機会もあると思われ)
あるとき、この子供達のひとりが、リビングのカレンダーの1つをしげしげと眺めて
「・・・・ねえ、これ、〇〇(息子の名)くん、だよねぇ(喜)」
ウンウン、そうなんだ。可愛いだろ?気に入ったらこんど、おとーさんとおかーさんに作ってもらえ。
「これ、〇〇くん、こっちが、おじいちゃんでしょ。」
ウンウン、そうなんだ。去年、実家のおじいちゃんと将棋を指しているところを撮ったんだよ。
「・・・ねぇ、これ、お父さん?」
そういってその子が指差した先に、
今期 王将戦を見事制した 佐藤 康光 九段 が 袴(はかま)姿で静謐に盤を見つめている。
「・・・そりゃ、おとうさん、じゃないよ。さとうさんだよ! 」
『笑点』ならステージすそから山田君が走ってきて座布団を取りあげて行ってしまいそうな息子の返しである。
「だってー・・・〇〇くんのおとうさん、めがねかけてるよねぇー。このヒト・・じゃ、だれ?」
息子「将棋のヒト、だよぅ。」
ここら辺で息子の声も諦めのトーンを帯びてくる。だいたい息子のクラスのご学友の中に
将棋に造詣が深い友達
なんていないんである。(教室はおろか、職員室中探したって、いやしない。)
小学二年生が熱中するジャンルとして、一箇所も同級生達とシンクロしないことを息子自身、近頃は身にしみて解っているところが不憫(ふびん)でならない。
閑話休題。
佐藤九段、はウチの旦那様と同い年ではある。顎の細い、三木のり平タイプブロックであるから似ていないと云えなくもない。(ワタシ、佐藤さんのファン です。どっちの肩を持っているのかはいわずもがな。)
さて、別の日。
例によってご学友のみなさんがウチのリビングに湧いている。蠢(うごめ)いている。
中のひとりが リビングのカレンダーを指差して、
「ねー、・・・このヒト、〇〇くんの御父さん?」
その月は高橋道夫九段、だった。・・・・ウチの旦那さまの年代とは・・一回りは違う。旦那よりもっと上だよ。
「・・・・・。」
キミたちは、そこに知らないおじさんのスナップが写っていたなら
みんなみんな「おとうさん」かっっっっ
今日、息子は「ともだち、呼んでもいーい?」 といって登校してていった。ふと、上記のやり取りをカレンダーを視ていて思い出したのだ。
ちなみに今月のカレンダーを飾っているのは 三浦弘行 八段である。
1つは富士通系の電車満載のもの。
1つは毎年、ジジ・ババそしてウチ用に作る、息子のスナップ写真を集めて十二ヶ月に仕立てたもの。
(例年ネットでオーダーしている。)
そして・『将棋カレンダー』。
『将棋カレンダー』・・・公益社団法人 日本将棋連盟 で販売している 公式のカレンダーである。
十二ヶ月それぞれ有名プロ棋士の、盤に向かう写真大写しで構成されている。
(ちなみに今年の大トリ十二月は谷川さんだった。羽生さんは八月で眉根を寄せていた。)
ウチのちっちゃい棋士たる息子は、まだプロ棋士にミーハーするほど成熟もしていないおぼこい棋士なのだが、
母たるワタシが個人的に、購入し始めて二年目になる。ヤマダ電機が年頭に主催する将棋祭り、で販売ブースが設けられるのである。
どこかにミーハー的な要素を果敢に見出そうとする母の女性としてのもがき、を感じ取って欲しい。
本当は韓流スターのポスターとかなら、かなり共感も得やすいのだろう。
さて、ウチのちっちゃい棋士たる息子のところに
クラスのご学友が遊びに来る。
(※豊かな草原を一瞬にして赤茶けた大地に変貌せしめるこの飛蝗(ひこう)の群れついては後日触れる機会もあると思われ)
あるとき、この子供達のひとりが、リビングのカレンダーの1つをしげしげと眺めて
「・・・・ねえ、これ、〇〇(息子の名)くん、だよねぇ(喜)」
ウンウン、そうなんだ。可愛いだろ?気に入ったらこんど、おとーさんとおかーさんに作ってもらえ。
「これ、〇〇くん、こっちが、おじいちゃんでしょ。」
ウンウン、そうなんだ。去年、実家のおじいちゃんと将棋を指しているところを撮ったんだよ。
「・・・ねぇ、これ、お父さん?」
そういってその子が指差した先に、
今期 王将戦を見事制した 佐藤 康光 九段 が 袴(はかま)姿で静謐に盤を見つめている。
「・・・そりゃ、おとうさん、じゃないよ。さとうさんだよ! 」
『笑点』ならステージすそから山田君が走ってきて座布団を取りあげて行ってしまいそうな息子の返しである。
「だってー・・・〇〇くんのおとうさん、めがねかけてるよねぇー。このヒト・・じゃ、だれ?」
息子「将棋のヒト、だよぅ。」
ここら辺で息子の声も諦めのトーンを帯びてくる。だいたい息子のクラスのご学友の中に
将棋に造詣が深い友達
なんていないんである。(教室はおろか、職員室中探したって、いやしない。)
小学二年生が熱中するジャンルとして、一箇所も同級生達とシンクロしないことを息子自身、近頃は身にしみて解っているところが不憫(ふびん)でならない。
閑話休題。
佐藤九段、はウチの旦那様と同い年ではある。顎の細い、三木のり平タイプブロックであるから似ていないと云えなくもない。(ワタシ、佐藤さんのファン です。どっちの肩を持っているのかはいわずもがな。)
さて、別の日。
例によってご学友のみなさんがウチのリビングに湧いている。蠢(うごめ)いている。
中のひとりが リビングのカレンダーを指差して、
「ねー、・・・このヒト、〇〇くんの御父さん?」
その月は高橋道夫九段、だった。・・・・ウチの旦那さまの年代とは・・一回りは違う。旦那よりもっと上だよ。
「・・・・・。」
キミたちは、そこに知らないおじさんのスナップが写っていたなら
みんなみんな「おとうさん」かっっっっ
今日、息子は「ともだち、呼んでもいーい?」 といって登校してていった。ふと、上記のやり取りをカレンダーを視ていて思い出したのだ。
ちなみに今月のカレンダーを飾っているのは 三浦弘行 八段である。
え〜?
誰!? って・・・必ず言われると思うよ〜〜。^^
by hatumi30331 (2012-05-25 15:32)
こんにちは^^)
我が家のあちこちにも
棋士の写真や雑誌や駒の形の消しゴムや・・・
いろんなモノが散見されますね(^w^)
嬉しいことに飛蝗の群れはあまり出没しませんが(^m^)
by rtfk (2012-05-25 15:44)
●hatumi30331 さま いつも有り難うございます ^-^。
三浦八段はウチの旦那さまより一回りくらい若かったと。
(だから云われたら嬉しい・・・かというと微妙)
●rtfk さま いつも有り難うございます^-^。
駒形の消しゴム、裏に返したら成り駒、だったら素敵なのに。
公式グッズ、って意外と気が利かない、と思います・・・。
by cassis (2012-05-25 23:20)