こいすてふ。 [折々に]
『地球屋』 という ちょっと変わったモノばかり集めたお店があり、世間一般にはもしかすると
『つるし雛 ギネス世界一』 で 知ってるヒトは知ってるかもしれません。
ワタシの家から見ても随分と山奥にあるので
「よし、今日ははあそこにいくぞ。」と 気合を入れてから行かないとなかなか足が遠くなってしまう場所です。
ときどき掘り出し物が見つかるので・・・。
近年のお気に入りはコレ。
何でしょう、これ?
話は実家の方に飛んでいきますが
娯楽の少ない少女時代(ええ確かにありました。)、冬になると炬燵につかりながら、あるいはごく狭いコミュニティで集まっては
百人一首の会、が開かれたのを思い出します。
美しい絵札の数々が好きで、自分の好みの一枚を誰にも取られないように
子供ながら夢中で覚えたのが昨日のことみたい。
実家のごく近所からその昔、百人一首で著名な研究者が輩出されたという話を聞いたのは学生時代。
偶然手に取った、今は亡き叔父の書棚に並んでいたのが
石田 吉貞先生の鑑賞本でした。(石田吉貞Wikipediaへ)
小学校の頃、冬の課題作文を書いて、運よく入賞すると、町の表彰式で賞状などいただけたのですが、
毎年入選はするものの、一番トップの賞である「石田文学博士賞」 が取れず、子供ながら
この「いしだぶんがくはかてしょう」(※当時ですから意味もわからずこう読んでいたのです)
にちょっぴり悔しい思いをしたのですが
やはり後年 「あ、あの石田先生だったのか」 とのんきに思い当たったり。
それでまぁ 興味の無いヒトよりはいくぶんは 百人一首好きだ、と云えるようになりました(笑)
叔父の形見にして既に絶版なので、大事にしたいと思い
古裂れでカバーを作りました。もう、表紙もぼろぼろなんです。
話は『地球屋」さんに戻ります。
ある時知人が、ちりめん布が欲しい、と云うので、しかも少し古いものが良い、ということで
そういうものを沢山扱っている店ならまず『地球屋』だ、と えっちら出かけていきました。
夢中で古布をあさる知人の傍ら、いつものように店内をふらふらと物色していたワタクシ
何故か後ろから引っ張られるような感覚がして・・・
冗談です。スピリチュアルな話に関心はありません。只何となく目に入った、くらいなものです。
ディスプレイされた商品の傍らに すすぼけた 木の札、が。
古いものを沢山取り扱うお店です。これは、下駄箱の鍵ふだ?いや、小さいな・・・
それが前出の札。
百人一首の下の句。
こういう取り札で遊ぶ形があったらしく。・・・それにしても、たった二枚しか残っていません。
もともとハンパだったのか、他が売れたのかは定かでありません。
読めもしないいにしえの(かなり適当な) かなもじが
ときに ダイレクトに 「おい」と訴えかけてくることは確かにあるのです。
『 こいすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもいそめしが 』 壬生 忠見
ワタシの大好きな札の一枚。そう思って目を凝らすともう
それ以外の歌には読めませんよね? ここのとこ、ほんとうに頭の中にぴっ と来たとしか言いようが無く。
もちろん手に入れました。年に幾度か訪れる衝動買いの瞬間。
チェーンをかけ、今、手持ちのバッグにぶら下がっています。
・・・ちなみに五 対 一 の割合で
「これは下駄箱の札でしょう!w」 と 訊かれます。 ・・・ちぇっ。そんなもんバッグにつけるかぃ。
『つるし雛 ギネス世界一』 で 知ってるヒトは知ってるかもしれません。
ワタシの家から見ても随分と山奥にあるので
「よし、今日ははあそこにいくぞ。」と 気合を入れてから行かないとなかなか足が遠くなってしまう場所です。
ときどき掘り出し物が見つかるので・・・。
近年のお気に入りはコレ。
何でしょう、これ?
話は実家の方に飛んでいきますが
娯楽の少ない少女時代(ええ確かにありました。)、冬になると炬燵につかりながら、あるいはごく狭いコミュニティで集まっては
百人一首の会、が開かれたのを思い出します。
美しい絵札の数々が好きで、自分の好みの一枚を誰にも取られないように
子供ながら夢中で覚えたのが昨日のことみたい。
実家のごく近所からその昔、百人一首で著名な研究者が輩出されたという話を聞いたのは学生時代。
偶然手に取った、今は亡き叔父の書棚に並んでいたのが
石田 吉貞先生の鑑賞本でした。(石田吉貞Wikipediaへ)
小学校の頃、冬の課題作文を書いて、運よく入賞すると、町の表彰式で賞状などいただけたのですが、
毎年入選はするものの、一番トップの賞である「石田文学博士賞」 が取れず、子供ながら
この「いしだぶんがくはかてしょう」(※当時ですから意味もわからずこう読んでいたのです)
にちょっぴり悔しい思いをしたのですが
やはり後年 「あ、あの石田先生だったのか」 とのんきに思い当たったり。
それでまぁ 興味の無いヒトよりはいくぶんは 百人一首好きだ、と云えるようになりました(笑)
叔父の形見にして既に絶版なので、大事にしたいと思い
古裂れでカバーを作りました。もう、表紙もぼろぼろなんです。
話は『地球屋」さんに戻ります。
ある時知人が、ちりめん布が欲しい、と云うので、しかも少し古いものが良い、ということで
そういうものを沢山扱っている店ならまず『地球屋』だ、と えっちら出かけていきました。
夢中で古布をあさる知人の傍ら、いつものように店内をふらふらと物色していたワタクシ
何故か後ろから引っ張られるような感覚がして・・・
冗談です。スピリチュアルな話に関心はありません。只何となく目に入った、くらいなものです。
ディスプレイされた商品の傍らに すすぼけた 木の札、が。
古いものを沢山取り扱うお店です。これは、下駄箱の鍵ふだ?いや、小さいな・・・
それが前出の札。
百人一首の下の句。
こういう取り札で遊ぶ形があったらしく。・・・それにしても、たった二枚しか残っていません。
もともとハンパだったのか、他が売れたのかは定かでありません。
読めもしないいにしえの(かなり適当な) かなもじが
ときに ダイレクトに 「おい」と訴えかけてくることは確かにあるのです。
『 こいすてふ わがなはまだき たちにけり ひとしれずこそ おもいそめしが 』 壬生 忠見
ワタシの大好きな札の一枚。そう思って目を凝らすともう
それ以外の歌には読めませんよね? ここのとこ、ほんとうに頭の中にぴっ と来たとしか言いようが無く。
もちろん手に入れました。年に幾度か訪れる衝動買いの瞬間。
チェーンをかけ、今、手持ちのバッグにぶら下がっています。
・・・ちなみに五 対 一 の割合で
「これは下駄箱の札でしょう!w」 と 訊かれます。 ・・・ちぇっ。そんなもんバッグにつけるかぃ。
脱出ｹﾞｰﾑ
こんにちは＾＾）
裏側に溝が切ってあると・・・下駄箱札ですね・・・失礼しました＾＾）
好きな和歌が刻まれたものを身につける・・・素敵ですね♬
百人一首 中学時代に無理やり？覚えさせられたお陰で
（今は感謝しています）
全部ではありませんがそらんじることができます（＾ｗ＾）
先日次男坊が小学校で無理やり覚えさせられているのを聞いて
嬉しくなりました。。。。
by rtfk (2012-06-14 12:25)
小学校でも覚えさせるんですね!
やはり北のヒト達は深いところで伝統文化を支えてますね。
感動です(´；ω；`)ｳｯ
一方当地は・・・
『〇毛カルタ』、という某局の『〇民show』でも取り上げられた
ご当地カルタの席巻が異様な程で、
ご当地民でないワタクシどもにも次第にプロパガンダの嵐が・・・。
「ご当地よりも百人一首!!」・・・なんて
大きな声では言えません･･･(((´Д｀ι)
by cassis (2012-06-14 21:45)
粋なもの手に入れましたね！
いいやん〜♪＾＾
by hatumi30331 (2012-06-17 09:06)
●hatumi30331 さま ありがとうございます^-^。
・・そう、粋でしょう???（＾ｕ＾）
やっとゆってもらえましたぁ～♪
オ・ト・ナッ の セ・ン・スッ ・・・ですよねーぇ w
by cassis (2012-06-17 21:55)