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悲劇。(´;ω;`) [家族のこと]


越してきたばかりの当時は マメに庭の世話なども焼いていたものの

色々ありまして

放置が1年と半年ばかり。 (さらっ と。)

……


もともと背丈の高い木の多い家だったこともあり
西側の生垣の
向こうの家がいつの間に見えなくなっていたという事実

藪の多い家は近所の方が配り物をする際に


「蜂がね、巣をかけたりするからすごく迷惑」 

という 他所のオタクの実情を訊くにつけ

「ハッ それウチかも?」
と半ば被害妄想的な推論も沸いて


わさわさと繁茂したヒイラギモクセイ、思い切って今年、根元から切ってしまうことにした。



print-is82.gif




前回
剪定にトライしている最中に 右頬をアシナガバチに刺されたワタシ
トラウマも色濃い。
そういえば 息子が1年生の頃の夕方
教室に出かけようとして アシナガの群れにいきなり囲まれて刺されたことがある
(その当時は息子が)

猛暑日が続くと ハチも攻撃的になるそうな。
でまぁ、ハチと訊けば ぴぴっと眉の上がるワタシ。
トラウマの元は とっとと 絶つ。
信長の如く 「…切り捨てぃ[exclamation]」 の心境なのだ。


決めれば早いに越したことはない、遅くともお盆過ぎにはさっぱりしたい
(なにせ12本近くあるから相当さっぱりするだろう)

で、植木屋さん、シルバー、便利屋さん等ほうぼう問い合わせた結果


金額と後処理対応とで とりあえず便利屋さんで仮押さえ。
早速こちらで現地見積りという運びになりました。


便利屋さんは例の赤いユニフォームを来て2名ほど 朝早くにやってきました。
息子と付き人(旦那様)は 朝から隣市の大会に出かけて行ったのでワタシ一人。
御名刺をいただいて 「アチラの西側です」 と 御2人を誘導し
自分も 後からついていこうと 縁側の前を通り過ぎたとき

足にいきなりヤケ火箸 、あるいは 花火の火の粉が飛んできました、的な
音にして 「バチンッ」 的な 痛みが襲ったのです。

ごく最近に覚えのある痛み。 え、もしかして 、そんな… 

「おくさーーーん、 合計12本、で よろしかったですかね[わーい(嬉しい顔)] (※レジか)? 」

ワタシ:「あっ、あ、はい、いや、それで……」 (いでででで) 急いでその場を離れる
玄関の扉を開けて逃げ込む
足を見る
明らかに 刺され跡!


しっ …しぼらねばっっっ (いででで)

むぎぅぅぅ っと 傷口をしぼりはじめるも

「おくさーーん、それじゃ見積りを書きますんで」

(むむむむむっ )

「あ、ハイ もう そんな感じで 」 わけわからん

で、一旦玄関の扉をあけると便利屋さんの御2人がいらっしゃる
その背中の向こうに!!!

キイロアシナガバチ(固定してみても親しみは湧かないもんです)の
5・6匹の集団が ぶんぶん 威嚇しまくっている。

「は、ハチがいるんでどうぞ中に・・・」
「えっ、 ハチ!??」

振り返るともう 居ないんですよね。素早いにもほどがある。
「…ハチなんていませんよ(笑)」

ハチ妄想に捕らわれた可哀相な主婦???
(そこで盛ってる場合か)


とりあえず玄関に入ってもらう。
切りたい本数がコレで トラックの手配がコレで後処理がこのくらいで……
うんたらかんたら

(もうなんでもいい、それでいい、いいからそれでやってくれっ は、早く毒を吸い出さないとっっっっ)


書類を確認するまでもなくサインをくれるワタシ。良い子の皆さんはマネをせずに
キチンと細部まで確認しましょう。


結局 刺されてから7分程度放置で 「それではお盆過ぎ頃に伺います~♪」 
で 現地商談はお開きとなった。



でででででっっっ

既に右足は 刺し跡周囲10センチ四方 腫脹アリ
もう腫れのために傷口が埋没し 絞れん

呼吸困難無し・嘔吐無し
脈拍正常・よって アナフィラキシー無し。

とりあえず洗って冷やす。
冷やしながら ハチはどこから湧いたのか 考えてみる。
(良い子はこの時点で病院にgoですぞ)


昨日までいったり来たりしていた縁側に いきなり5・6匹湧いたのなら
一昨年のような分ぼう(ハチの巣別れ) 、あるいは 巣が存在している可能性がある
刺された足が右足であるということから鑑みて

縁側の下、が怪しいと過程する。
(あー いでで。)


推論はこう :

元もと群れがいたかもしくは 巣があった。
そこに 大人の男性二人、という集団的脅威がやってきた(通り過ぎた)
ハチパニック → 臨戦態勢
そこへ カモの如くワタシの よりによって生足。 先制攻撃の大チャンス!!
(誤解だけどな~っっ) 


縁側がクサイ。
そこで、足を冷やしながらいかりや長介演ずる湾岸課の刑事の如く
じびーーっ…粘り強く観察。
やがて、周囲を明らかに警戒しつつ 弧を描くように縁側の下から飛び出す1匹を視認。
やはりこの下。

分ぽう中の群れなら以前の如く玄関前に居座られて ドアを空けた途端
家の中に入ってこられては厄介。
巣ならばコレ以上大きくされては 玄関のすぐ脇なのでこれも厄介。
畑には益虫でも 2回刺されて赦せるほどにワタシはナウシカではない。
(むしろキライなパーセンテージの方がはるかに高い)



触れさせさえすればピレスロイド系が効く事は実証済み。
これから『ハチ●ェット』 なんてホームセンターに買いに行ってる余裕はない。
ということで
右手にキン●ョールを握り締め
縁側のサッシを開ける。 網戸を閉めたまま
縁台のスキマから シューーーッ と吹きかけてみる。 
すると

でるわでるわ 
次から次へ  アシナガバチ

逡巡なく しゅーし続けること数分。

12匹を数えた頃だろうか
ひときわ大きな ひときわ黄色い一匹が出てきた。

わ、女王バチだ。
ホバリングしてる様子も禍々しい。
一瞬にらみ合い。
クイーンエイリアンに対峙するリプリーの如き心境。
(チガウッテ)


しゅーーー っという 間抜けな音とともに 相手は力尽きた。


コレで終わったわけではないのは判っている。
巣を離れているはずの数匹がきっと戻ってくるのでそちらの確保が必要。



夜、地区の会合があって1時間半ほど出かけた。
その頃から足はますます腫れてきて
帰宅して入浴後 腫脹に熱を伴ってきた。
アイスノンで冷却。 くやしいので金麦をかっこみつつ
旦那にハチに翻弄された(いまも) 1日を語る。


何が悔しいって 便利屋さんに対してあと コレだけ、
絶対値切れたはずなのにっっっっっっっっ[exclamation×2]

ぼうずまるもうけ的に帰してしまった自分が情けないのだった。


翌朝~。

こういう自分の足は 小学校の時の怪我以来 見た事が無いので
思わず撮った写真を載せときます。
2段階スライドで ショックを弱めつつ 

P1080211.JPG

まずはシルエットから。


P1080214.JPG

ゾウの足。


(※なにがショックって アラフォー女子の生足写真っていう イケてない感じが活性酸素の如くアナタの気力を奪っていたならゴメンナサイとくら)

閑話休題
こうなってはもう 2・3日は 腫れますな。 (´;ω;`)ウッ


それにしても 検証すればコチラに非があるのは判るけど
1ヵ月そこいらの間に 2度

アシナガバチに刺される (※しかもワタシにとっては状況として完全なる不意打ちなのだ)
なんて想像してなかった
そういうわけで
ここ1日2日は 家事は8割で行く、という言い訳に…


実際ゾウの足で 曲がり難いわ痛いわ痒いわ
明日、息子の日本脳炎予防接種のついでに 診て貰おう。



そんなわけで (?)
猛暑が続いた日は ハチに気をつけましょう。

前回の経験則が活かされず 痛い目を見たワタクシでした。
ちなみに 朝、再度しゅーーっ てしたら

やっぱり2・3匹が出てきました。危ない危ない。





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ryang

えっ、えっ、えぇーっ!

びっくりです。蜂に刺されたこともですが
その後の冷静な対応に。です。
ちょっと弱った人ならすぐ救急車を呼んでいます(^^;
蜂かいる、てなったらポイズンリムーバーという
注射器みたいなポンプが1000円〜2000円くらいであるので
買っておいたら良いかもしれません。
蜂の駆除はプロに任せるとして、刺されたとき...
も、やはり病院は行ってもらって(^^;;
なにより、無事で良かったです。
お大事にしてくださいねぇ(*_*)

...そんな強い人初めて見ました。

by ryang (2014-07-29 01:00) 

cassis

● ryangさま ありがとうございます^-^。

今日はさらにふた廻りほど大きくなって
ゾウの足からナウマンゾウの足に格上げです(´;ω;`)ウッ
息子のついでに診て貰ったのですが先生には
「こうなったらもう、時間に任せるよりしょうがないよ」
と云われました(やっぱし)。
ポイズンリムーバー、まだ刺されていない家族を守るために
買おうと思ってます(ワタシはもう刺される自体イヤ)。

強いというよりデリカシーと人情に薄い性格が
自分に対しても遺憾なく発揮されてしまうのです。

by cassis (2014-07-29 21:51) 

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