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父・肺炎。 [遠距離介護]

プール当番を終えて、気だるい午後を息子と共にのんべんだらりん・と過ごしていた
夏休みの午後。
携帯が鳴り、見覚えのない番号表示。
『〇〇病院です。今、お父様の先生に替わりますね。』

(近頃では病室から直接ホットラインが繋がる身分になりました、ワタシ・・・)

ワタシ「ハイ。」
『あーー、はじめまして。ワタシ、今お父様の主治医の先生が夏休みなもんで替わりに診ている
××と申します。初めてお話します。』

(この声は・・聞き覚えがあるなぁ・・・母親の内科の担当医じゃないか。)
『実はお父様のことなんですが、どうも痰が咽喉(のど)に絡む様子が気になったので検査をしてみたところ
右肺が炎症を起こしていました。』

ワタシ『・・肺炎、ということ、でしょうか?』
先生『数値ははっきりと右肺が肺炎だ、ということを示しています。』

・・・えーーーと・・・。

『それで、本来肺炎の患者さんには、安静第一、栄養補給も絶食の上、点滴のみを施すのが
基本なのでそのように処置したのですが・・・』

本人の落胆・つよい希望があり、流動食の食事を取らせても良いか、家族に確認を取りたい、ということだった。

・・・えーーと・・・・・。

・・・そういうこと、って、家族が決めるものなの?????

ワタシ「先生・・・食べさせても大丈夫なんですか・・・??」
先生『・・うーーん・・・まぁ、様子を診ながら、なんですが・・・先ほども言いましたように、
本来なら点滴オンリーで様子を伺わないといけない状況なんです。
年齢も高いし、予断は許さない状況なので。」
ワタシ「・・・・。」

途中、見かねた(聞きかねた?) 看護師さんが入ってくれて、

「・・・食事中は気をつけて見ていますから。」 と云ってくれたので


ワタシ 「わかりました。了承します。食事を取らせてやってください。」

先生『了解しました。始めてお話しするのに色々面倒な話でゴメンなさいね。』


そうそう、先生、ワタシの母親も先生のお世話になっているのですよ。
・・云い忘れないうちに伝えておこう、と。・・・

先生『・・・こんな小さな病院だと、沢山の患者さんがダブって見えることになるので
いちいちこっちも1人ずつは覚えていられませんしねぇ』

・・・・・・・誰が覚えていることを要求したかっっっっっ!!!!!! ゴルァ 

ただ、初対面じゃありませんよ、ということを伝えるためだけにこんなに消耗するとは。
もういい。忙しい医者相手に江戸きづかい、の会話が成り立つと考えるほうがヘンなんだきっと。

そんな訳で、気を取り直してナーヴァスな事柄の検証をよした
ワタクシこと不肖の一人娘、
予断の許さない父親を病院に(超・地元~) 預け

気だるい夏休み(息子の)を謳歌する午後のリアクションに

身を委ねるのでありました。
こんな高くて青くて暑い空の下

・・・・・・

いちいち深刻になれるかいっっってんだべらぼうめぃ。
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