お祭りの夜。：ｃａｓｓｉｓの日常：SSブログ

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お祭りの夜。　[金魚のこと] [編集]

造成されて二十年の住宅地。

歴史は浅いか゛地元に根ざした
大変「手作り感」　溢れる　「お祭り」　がある。

住んでまだ年の浅いワタシ達でも、ここに住む人々がこのお祭りを大変愛して

いることは
見ていて分る。
五年目の夏、となり迎えた地区の夏祭り。
役員でも班長でも無い私達、冷やかしにいくのは主に息子　(・・・と付き人の旦那　)だ。

午後の一番暑いうだるような時間帯に始まる「子供神輿(こどもみこし)」に
ジャリタレ達が群がるところからお祭りもスタートする。

法被を来て花棒をかつぐ上級生達はそれなりに　「熱いｾ!ﾞ」
なのだが
それについて歩く普段着＆リュックのいでたちの下級生達は、半ばぐでぐでとおしゃべり混じり、
時折交替でかつがせてもらうが大して気が入っている様子は無い。
とにかく暑いので、長い休憩を取りながら所定コースを　「熱い」ハートチームと　
「それなり付いていってまーす♪」・・・チームの混合でひたすら練り歩く。

「・・・これから先、四回もあるんだし、なｧ」　と考えた母は、今年はカメラ担当の旦那に見届け役をゆだねた。
カメラは昨年同様、だらんだらんと、友達とお喋りに興じながら着いて歩く息子の姿をありのままに
とらえておりました。。(母が横着なら息子も情けない)

では、何故ソコまでぐでぐでしつつも参加するのかといえば

『お祭り　夜店　タダ券』　と
子供であれば誰しも　目を輝かせざるを得ない要素(ファクター)が
子供みこしに参加した者にだけ
・・・・与えられるのだ。しかも結構な枚数。　

(・・・・考えたな実行委員) 　v(￣∇￣)ﾆﾔｯ

そんなわけで、神輿が終了すると、彼等は家に帰るものもそこそこに
お祭り広場へ直行するのだ。
頃合いはもうすぐ夕方。
早いブースではそろそろ品物も供されようという時刻
誰よりも早く　「タダ券」　の子供達が並ぶ。

射的・ヨーヨー・ボールすくい・・・・。

野に放たれた野獣の如く　広場を駆け巡ってはあちらこちらで歓声が上がる。
お祭りの始まりなのだ。
やがて音楽が流れ、合図にどこかしこから人々が中央の広場にやってくる・・・。

リュックに入っていたビニールシートを敷いた上に荷物を置き、
仲良しのお友達とお祭り広場を縦横無尽に駆け回る息子を視線のうちに捕らえることを諦めた旦那様は
途中退場。タダ券を持った子供達に怖いものなど無い。
(第一ブースにいる八割は近所のお父さんお母さんです)

・・・一旦帰宅した旦那様
「イロイロ売っててさ、2人してもう夢中。・・・お友達はメダカを買ってたよ。」
「メダカかぁ・・・見てて欲しくなって買ってきたりして? アハハハ」
「冗談でしょ。金魚とカブト虫でこの夏はもう充分だ（笑）」

夢中なんだな。楽しいんだな。・・・子供だけでダイジョブなのかな。
まぁ、多めに見ようよ。だってさ、
「いい加減にそんなにはしゃぐと疲れるぞ」　と　旦那が言うと

「・・だって、お祭りじゃん。イイじゃん!」
と雁首そろえた子供達にのたまわれたそうだ。

一時間後
迎えにいった父と連れ立って戻った息子。

「ただいまぁ♪　母ちゃん、メダカ買ってきたーー♪」　

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・∠( ﾟдﾟ)/ ｢え｣

旦那は目を合わせません。

・・・・・・

息子よ。

・・・・・

母ちゃんは家庭内生き物係、じゃないぞよ。

子供、ただ今夏・満喫中。

母、慣れないメダカの飼育中　(・・・エサは毎朝・夕　耳かき一杯、とくらぁ)(←ヤケ)

母が唯一気に入ったモノ

2012-08-22 06:00 nice!(5) コメント(4) トラックバック(0)
共通テーマ：日記・雑感

nice! 5

私もたった一匹だけ生き残っている
魚クンの世話を担当しておりますが
単身赴任中は無理やり息子たちに
やらせて時々電話でチェックしています（＾w＾）
イキモノですから最後の最後まで付き合ってやらないとですね。。。
メダカ　案外長生きですよ・・・増えますよ～（＾m＾）

by rtfk (2012-08-22 07:47)

●rtfk　さま　ありがとうございます^-^。

昨年　何の知識も無いままに金魚すくいの釣果を
面倒見てたんですが・・・惨憺たる有様で、
『地獄の黙示録』　みたいな　飼育日誌になってしまったのです(´Д｀ι)
以来トラウマ状態で・・・。
最前線の我が家に送り込まれたサカナがまた哀れ。
・・・死にませんようにぃ　　ﾅﾑﾅﾑ･･･

by cassis (2012-08-22 22:36)