つれづれ梅雨入り。(＋1)

日照りか?　というくらい　家庭菜園をわざわざ他所に借りている身としては
落ち着かない　雨音の遠い毎日でした。
それでも　列島には確実に　梅雨の気配。
(記事を書いている間に平年より１０日早い梅雨入りが発表されてました)
そろそろ冬の終わりに仕込んだ味噌を　ひっくり返す時期です。

そして・・・　梅の塩漬け支度に頃合いの季節。そろそろ　何処の梅をアレしてくれようか・・・と
楽しい悩みを抱えてあちこちの梅園を物色する。

うっとおしいけど　この間にしか出来ないことがあるから　
大人になるにつけ　梅雨はそうキライな季節ではなくなった。・・・・・

画像は借り物です。ヤマアジサイの風情が素敵ですね。

・・・と　云いたいが
視点をほんのちょっとズラすと　この「じめじめ」をついて
我が家の敷居をまたぐ　素敵で可愛い訪問者。 (・・・宜しかったら御参照のことですよ →http://skullmom.blog.so-net.ne.jp/2012-04-17)
当家では　『長いもの倶楽部』　なぞというフザけたネーミングを行なって
母にハラスメントする不届き男子若干２名、がいるが　そんな男子　目じゃないぞ、てくらい

朝　起きて階下に降りる階段の真ん中にとぐろを巻いていたり
・・・
ちなみに今年度　上記の初・ラッキー体験は相方が射止めました。　ﾌｯ･･･　
武勇伝を誇らしげに語りだしたら　G.●　ニ●ルさん並みに自然と一体化すればいい・・・。

うっとおしいものをなるたけ軽やかにスルーしながら過ごしたい　そんな今日この頃。
本日は息子のクラスの『親子活動』　の日。
学校まで
ドッジ･ボールをしに　行って参りました。　ええ、この歳で。　

去年度までは　ただ給食を試食すれば良かった活動内容が
ちょっぴり(だいぶ)　ハードルを上げての再来です。　おまけに息子　
当日までにヤケに気合を貯めてて

「オレ・・・本気出すから。頭に気をつけてね。狙うから。」
ニコッ　と笑顔で云い放つ息子の眼が笑って無かったのがいまだに心に引っかかってる母。

さておき母親とて一人のオンナ。
息子に挑戦状をたたきつけられて素直に　はいそうですか、と受けてるばかりではいられません。
本番。
担任のF先生は審判に廻り　訊けば　生徒　VS お母さん達
(母親　VS 母親、は　「・・・やりません」　と何度かかみ締めるようにおっしゃっていた先生。さもありなん。
「子育て中の母熊」を十数頭同じ檻に入れるという悲劇は未然に防がねばなりません。)

本戦は二本。　子供２チーム対お母さん２チーム　を交互で。
もっとも、準備体操の段階で(・・・あくまでワタシの場合ですが) もはやひざの筋肉が笑ってましたｹﾄﾞ。

勝敗のカウントはいたしませんでした。双方頑張りました・という平和的解決。
本番では頭を狙う余裕も無いほど真剣に　子供達はボールに食らいついていました。
・・・フラッシュ・バックというのでせうか。
遥かはるか　〇ン十年前の記憶が閃光のようにまたたいて
「･･･強い子に当てて　外に出してはダメなのよっ」　という脳内指示が
当時の鮮明な画像と共に甦る瞬間が　とても興味深かったです。
子供がたまたまそばにいる面白さ、って　子供時代の追体験、なのですね。(納得)

運動の後　子供達といただいた「給食」は、単に試食・の枠を超えて美味しかったです。
息子も

「お母さん達も　ヤルよね」　と　まんざらでもない様子だったので
とりあえずの面目は保てたと。　うん、よし。

それにしても、想像とぜんぜん違ったなぁ。
だいたい、多くのお母さんが「本気」だった。・・・・・　手加減なしの本気の横投げ。
大相撲夏場所の　横綱　日馬富士を破って12連勝の稀勢の里　ってくらい気合充分。
とくに男の子のお母さん、は　ここら辺が男子との真剣勝負・負けらんない場所、なんでせう。

なめられちゃイカンのです。

さてさて、

夕食時
息子がある　張り紙について　過剰反応する。
父親にからかわれながら　猛攻する。　「・・・・わかってるんだよ。僕だって　わかってるんだってばっ」

・・・・

張られた場所は　我が家の階下のトイレ。
温水洗浄便座。
ここでピン　とこられる方は　同じような事象でお困りのお母さんと見ました。
そうなのです。
男の子　で　小学生　で　トイレといえば・・・・

(ええ、久しぶりにビロウな話なので　興味の無い方はどうぞスルーで)
・・・そうなんです。
いまや家庭のトイレは様式・温水洗浄式が当たり前な　昨今
小学校のトイレは現状いまだ和式が多くを占める模様。
なので学校でトイレをガマンしてしまう児童が問題となって・・・というのは　また別のことでして
我が愚息は、家庭のトイレより学校の和式トイレの　男子用の
独特の開放感
高い場所をめがけて抑圧された自己を解き放つ瞬間。・・・
そちらにハマったタイプ、と申しましょうか。

あるとき絶えかねた母すなはちこのワタクシが我が家の男連中に果敢にも異議を申し立て
幸いウチの相方さまは枯れかけた成人男性・代表として
速みやかに座り式に移行していただけたのですが

男として「只今絶賛成長中」の息子は頭ではわかっても本能が聞き入れないのか
とにかく何度云っても、果ては土下座に近い母の懇願の姿に対しても

その場限り。・・・気がつけば立ってしている。

とにかく　臭い。トイレがね。
そしてあのこびりつく汚れの質感。こすろうが直接原液(漂白剤のね)をかけようが
取れないガンコさ。尿石の「鍾乳洞」か。
それと温水便座と本体の間にいつの間に入り込むから、掃除のたびにわざわざ取り外して拭き拭きするけど
効果なし。・・・　もはやスプレーに近い。　スプレー・・・・スプレー行為・・・

(妄想世界)

オスだから?　オスだからなの?　動物みたいに臭いを寄り遠くに飛ばすために?
だから立ってするの?　それって本能なの?
だから臭いの・・・?縄張り宣言・・・?
・・・・・・こっから先は「オレさまの陣地」　みたいな・・・?

生物学的深遠に思いを馳せながら調べてみましたらこんな団体が実際に存在します。
すごいぞ先進国。すごいぞ欧米ママ。↓↓

[Mothers against peeing standing up]

わが愛する大和の国には　「トイレ」　にすら　「神様」　が存在しており
二神で女神である、とする説と　男女一対の夫婦神であるという説と、諸々あるらしく・・・
そういえば国民的年末番組でもとある年にこのことが
一人の女性ボーカリストによって大規模にアピールされましたが、
どうもあっちは女神らしいので、
トイレ掃除＝女性がするもんだという思想に繋がりかねないのがワタシ的にイヤ。
夫婦万歳じゃないですか。トイレ掃除＝夫婦でやろうぜい、というジェンダーフリーのスピリットに
自分の都合も含め一票をと投じたいと思います。

※余談ですが、「厠の神」については調べるほどに話は複雑に枝葉をからめあって混沌に落ちていきます。
古代から今に至るまで、
不浄＝ヒトの目から隠さなくてはいけない場所、についての人々の解釈・見解の多様さは目を見張るものがありますね。お暇な方はどうぞ。

閑話休題。

トイレを掃除すると大金が入る、というアプローチもスピリチュアル・脳内物質放出的見解含め
あらゆる視点で論ぜられております。
トイレ掃除をしたことがある・あるいは日常的に役割を担っている方なら

立ってされる害悪

をよくお分かりなはず。もはや「命中率」の問題ではありません。
いいですか。(ココ大事)
便器目線になって考えてみれば、あの高みから放出されるしぶきは
「ナイアガラの滝」　に匹敵するのです。
ナイアガラ・フォールの至近距離で　しぶきを被らずに済む観光客はいますか?
・・・あれと同じことが便器の周りで起きているのですよ。　 ∠( ﾟдﾟ)/ ｢ｴｴ～｣

「座ってするなんてカッコ悪いし～」　とかいうそこのアナタ。

あえて問いたい。　

立ってするのは　「カッコイイ」　のか。　(『白熱教室』風に)

そもそも立ってする男性用があるのは男子トイレなのです。
当然ながら　アナタが立ってするのを見るのは男性しかいないワケです。
蛇足ですが、よしんばそこで「カッコイイ　きゃ～」
と反応されたりしましたならばその先極めて面倒で特殊な人間関係と恋愛模様に
投げ込まれること必定です。


ていうかいっぺんトイレ掃除をしてみなはれ。　(『細腕繁盛記』風に)

どんなに愛しい旦那様や息子だろうが　優しい上司・果ては憧れのあの人に至るまで瞬時にして

鼻腔の破壊神　に成り下がり
然るのちコチラ側の脳内妄想世界の「巨神兵」が遠い丘の上から頭をもたげます。

　「・・・焼き尽くせ!!!!!」　「・・・なぎ払えっ!!!!!!!」　

閑話休題。

母としての葛藤とオンナの業がかかせたあのカナ釘流の張り紙の意図をウチの息子ならずとも
察していただけたと思う。
世の男性諸君。　(しつこいがウチの息子含む)

便座に座ろう。
こそこそ隠したりせず堂々と前を見よう。ここはアフリカの平原ではない・日本だ。
立ってしなければ貴方を襲い来るかもしれない猛獣など居ない。
便器ではなく壁の向こうに真の平和を願おう。
そして共にトイレ掃除をして真のフェミニズムを手に入れよう・・・・・サン●ル教授には
是非ともこのあたりの結論を主な落としどころとして多くの文化的困窮者を導いてもらいたいものです。

そういった万感の思いをこめた母の張り紙だったのだが

・・・・・・

帰って速攻　裏返された。 ちぇっ。　　(剥がす勇気は無い息子のデモンストレーション)



トイレ用洗剤で立ち向かうしか　母には手が無いらしい。　(´；ω；`)

コメント 4

ドッジボール＆お手洗い
お疲れ様です<(_ _)>
でも、笑った笑った～。
ウチには、女子２名しかいないので、
そうだったっけ～みたいな(笑
尿石の悪さは半端ないですよね。
お掃除してみればすぐ分かってもらえるのにね…
by (^O^)yumiko (2013-05-30 01:10) 

こんばんは＾＾）
この季節に自宅の居間でマムシに噛まれた猛者を知っています（＠＠；））
お気をつけて下さいませ・・・・☆
ドッジボールですか☆そりゃ本気になりますよね＾＾）
我が家の次男がサッカーやっていて年に２度ほど父兄が参加する
イベントがあって子供VS父親というゲームが開催されますが
オッサンたちみんな本気も本気、ガッツポーズ連発ですよ。。。
その上当日打ち上げと称して飲みに行ってヘベレケ状態・・・・
翌日の町内は中年男性を外で見かけませんね・・・☆
トイレ・・・自宅はスタンディングで
単身赴任の部屋はシッティングですね。。。
掃除が楽だからかなぁ（＾w＾）☆
でもカミさんはスタンディングで～とは言いませんねぇ。。。。



by 獏 (2013-05-30 19:28) 

むーちゃん、子供の頃噛まれたことがあります。
靴の中に入っていらして、気づかずに登校中に、ヂカヂカと噛まれ、
最初は石かとおもって、つま先でトントンしたらまたヂカヂカ。
ハテナと思って脱いでみたら足の甲に「～」の形でへばりついて
いらっしゃった。という。

ちょっと前には梅を染める赤紫蘇をJAから買ってきたら
葉をむしっている時に束の間からでてきて、自分を叱咤激励しながら
戦いました(> <　

そうそう、そろそろ梅の時期ですねっ。今日のパトロールでは
小梅を発見しました。大玉は和歌山の青梅が出ていましたねぇ。
梅が育つと思うと、雨もありがたい♪ とか思うようになりました(^^
by ryang (2013-05-30 21:08) 

●(^O^)yumiko　さま　ありがとうございます^-^。

何と申しましょうか。動物と息子にはトイレの躾けは肝要ですわねっ
「立てば歩めの親心」　と云いますが
当家の場合は[立てば座れ」バージョン・・・いや、少し違うようです(~_~;)

トイレは綺麗にしておきたいけど、臭いがね。もう、ここ一番コンプレックス、です。
誰かが訪ねてきても、トイレに入られると思うときが気では・・・。
男の子のお母さんに共通のお悩みだ、って最近知りました。
男の子ばかり三人兄弟のおウチの母さんは「目に来るよ、目に。」・・・だって。うひゃ～　∠( ﾟдﾟ)/
曰く「漂白剤?・・・無駄な抵抗だよっ」・・ですって。無駄無駄無駄ぁぁぁぁ。


●獏　さま　ありがとうございます^-^。

ちょっと自分的にウレシかったのは筋肉痛が翌朝来たこと♪・・・
浮かれていたら昨日より今日の方が痛いです。
明日はさらに痛くなる予感が。・・・　
次回は是非ともなにかウチ向きの文化活動にしてもらえたら
八割がた年齢的に嬉しいです。夜に呑み会があるような活動ならなお。
基本、お母さん同士の打ち上げもALLです。翌朝ですか?
死んでますね。w

そうそう、男性代表でコメントいただき有り難うございましたの件
是非とも奥様にその辺のところ一度、さりげなくねぎらってみるのはどうでしょう。
お優しい旦那様自らのアプローチにきっと大感激すると思いますよぉ。
(ｲﾔｱーこの件については奥様もなんらかの見解をお持ちですよきっと・・・優しいから口に出さないｹﾄﾞ)　(*￣◎￣*)♪ｱｲﾖﾈｰ


●ryang さま

あ゛～～なんだなんだもうこの文字「～」使えないよーーーーー∠( ﾟдﾟ)/
・・・・と三年くらい前のワタシならパニックに陥ったかもしれないですが
何事にも多少の慣れが生じるのですね。
ちょっと額に井桁の文字が浮かんだくらいでした(実はかなり怖い)
この時期、デューク東郷みたいな目つきでドアの隙間や
狭いところを伺ってばかりいる相方とワタシです。

今年はお弁当につかう小梅を沢山漬けようかなぁ、と考えておりました。
あとは、カリカリにするか　普通に漬けるか
塩か紫蘇か・・・・　
ryangさん偉いな。ワタシなんかここ数年は紫蘇が面倒になって
地元の直売所で揉んであるヤツ買ってきて使ってます。


by cassis (2013-05-30 23:29)