SSブログ

大雪警報。 [折々に]

[雪]

「この前ほどの量じゃないわよね。」

安寧な惰眠をむさぼって一夜。

・・・どーーん。

DSC_1331.JPG

当家の庭です。


・・・
この前の比ではない。[たらーっ(汗)]

この丘陵の住宅地にも雪は降りつむ。
車・・・の前に自分たちが玄関から出られない。
なんだろうこの 懐かしい感じ。
(雪国では、膝上まである雪道を行軍する様子をして
「雪をこざく」 と云うのです。)(どうでもいい話)

雪国出身のワタシは 朝起きたら 玄関開けて
雪崩に巻き込まれた、などという事態は
あまり珍しくない日常だったけれど

まさか 雪の降らない県だとばかり思っていた
この安住の地で

膝上まで埋まって足を取られているこの現実はナニ?
しかも 屋根から落ちてくる雪の

・・・ズザッッ

あの湿った重たい水分たっぷりの音は ナニ?

気づくと 近所のカーポートはつぶれ
アンテナは折れ
電柱はひしゃげている

ウチのCSも地上波もポッキリ 逝った


道路の冠雪は 70cm以上
ヤバくね??????? (いや、ヤバイ)(倒置法)

これらの意味するもの

今、この丘陵地の住宅街は陸の孤島
車で5分の 麓のコンビニまで
歩いて降りるのもままならない
だって積雪は長靴を越えてるんだもの
途中の長い坂道の両脇は 崖。崖だもの。

ワタシの実家は日本有数の豪雪地帯です(しつこい)。

積雪量6メートルなんて年も 普通にありました
克雪という言葉もあるくらい 地元は長年の積雪に耐え
克つ知恵を持っております。
夕べ ハンパに出ては消え、した大雪警報
実家なら 夜中のうちに 除雪部隊が待機しただろう
それが当たり前だからです

場面変わって ココでは パニックになった住民(ワタシ含む)の
市役所への電話は殺到するも
応対できる職員が居ない
対策本部を作ろうにも集まれないだろうし

遠くでパトカーと救急車の音がしたような
だがしかし
それらが走れる道も無いわけで

今ココで、病人や怪我人が出たら
・・・・・どうすんの????
運ぶ手段が無いよ??

こんなとき人々のパニックは伝染する・・・も
ひそやかな雪にかき消されて声は下界には届かず。
ご近所の群れがわらわらわらと湧き出し
やがて不安の結集が人々の意識のベクトルを1つにした

つまり同状況下に置かれた人々の反応は大体同じ
とにもかくにも 何を於いても優先順位は下界への道

誰が指揮するともなく、麓までの轍(わだち)を作ることで
住民が一丸となって汗みどろで除雪したのでした。
自動車は県下の生命線ですもんね。

色々ありましたが とにもかくにも道は通ず。
ブログを持って覚書とする。

[時計][時計]

この雪であらゆる場所に被害が出たようですが
情報が少なくて判らない。


地味に当家の愚息にも被害が及んでいる。
学校のオープンスクールを休んでまでエントリーした
将棋大会が 中止となった。

ものすごく地味にへこんでいる。
一応『延期』』 ということだ、という話だったが
どうも中止臭い。


これでもう上級生にしてライバルの子と
直接対決する場所は無くなった
色々な意味で胸に迫るものがあるなぁ。



とこんな場合に親目線、とくらぁ




DSC_1359.JPG

旦那が歩いて決死行した麓のコンビニ。 わはははは。なんにもないでやん。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

駒袋(こまぶくろ)。雪害。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。