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病院へ連れてって。(2) [遠距離介護(母。)]

憂鬱な土曜日から山場へと盛り上がってまいりました。
(勝手に実況中継したくなった)


5時に起きて、今回息子には留守番を任せ一路・実家へ。
(翌日遠出をしなくてはならない息子だったので体力温存選択)


実はこんなこともあろうかと?
実家近くに住まう お友達からあらかじめ情報を仕入れておく:

「そちらの積雪状況を教えて」

曰く:

「先日までゼロだったよ。」

え゛え゛え゛え

日本に冠たる豪雪地帯の我が実家とその周辺
お友達のHちゃんの住まう地区だってスキー場でかつては財を成した周辺それが
1月末現在 積雪ゼロってどーいうこと???

「まぁ安心して越えておいで。気をつけてね~」



ぴったり2時間半かけて実家に到着する。
積雪はむしろ今年初めて降雪した北関東の方が多いくらいだという理不尽さ(?であった。
いつものように母親をせかして車に詰め込み
(この度は息子は御留守番だと伝えるとしごくガッカリしていた。)
一路 2つ隣の市の総合病院へ。

時間よりかなり早めについたけれど、そこは臨機応変に対応
紹介元の病院もご丁寧にデータ類のディスクを用意してくださったので
検査をおおまか省いて即・診察室へ。

「…季節の体調変化で出ちゃったのかな~。うん。大丈夫だからね。このまま今のクスリを続けてもらっていいから~」

柔和な先生はお年寄りの扱いが上手くて噛んで含めるように丁寧にゆっくりと云いきかす。
とりあえず一同胸を撫で下ろす。
撫で下ろした後、ここまでいろいろ持ってくるのに労した時間と体力と(根回しなんかも)頭を去来すると
がっくり・・・

いや
こういう結果になることはうすうす見えていたのではないかアタシよ
(ここで徒労感を抱えるとのちのち仕事にならないので振り払う)



次回の診察は前回の予約どおり、でかまわないそうなので全般、大した変化もなく
まぁ良かったということで。

こちとら息子を留守番させてる都合上、一刻も早く下山? したいのだが
そこはそれ たまに町場に出たばぁさんのこと

やれ買い物したい
外食したい

…食べ物やに入ってもご飯がまずい、とロクに食べもせず毎回出されたものをディスるくせに
なにが楽しくて外食なんだろと思うがぐっと心に納めておいて

いろいろあれやこれしつつ

へとへと気味でホームに帰ったら 「ちょっと…」部屋のご担当に呼ばれ

「買い食いなさってます。ホームの食事を残すので困っています。」

もう老い先無いから好きにさせて…と云い掛けて いやいやコロッと逝ってくれるならともかくも
(ピー音)
持病もちのばぁさんが入院だのなんのとなったらそれこそ大変
(いろいろと身に沁みる経験アリ) と
あーだこーだと作戦を練ったりする。それにしても自分の母親の日常生活を採点される、というのは
これでなかなかアレなもんです。

他人と比較して優位を感じなくては気が済まない・認めて欲しくて集中しすぎ周りが見えなくなる・スネるとハンスト等々 耳の痛い「普段のご様子」を訊かされる



来た道・往く道で人生は出来ている、とはいいますが

まぁ 大なり小なり ロクでもないことの方が多い来し方
では行く末の方・ワタシの老後の日常は誰にどんな風に採点されるやらね




それでもなんとか明るいうちに帰路に付く事が出来た。
我々が帰途の高速に乗った頃合で、ちらほらと 雪が舞い始めたのでありました。


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余談ですが
我々がもうすぐ帰宅するよ、という時間(夕方前)に
ワタシと前後して遠くに出かけた友達のHちゃんからメール


「今、吹雪の中を帰宅中」



それからほどなくして
メール:

「ホワイトアウトで車が道路を外れた~」 


JAF 呼べ~~~(´Д`ι)アセアセ


さらに夜になって

「毛布とスコップでなんとか脱輪から復活」


ワイルド過ぎるだろHちゃん (-_-;)



一時間の道のりを4時間かけてその夜無事、帰宅したとのメールをもらいました。




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