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通院帰省。 [遠距離介護]

 五時半起床。

 旦那様と息子とアタシと金魚にエサ・・・ではない、食事を与え、留守鍵は旦那様に任せて一路出発。
実家まで高速道を利用して約三時間の予定。

 今回春休みなので息子も同伴する。ユウウツなドライブだがまだしも独りよりは気がまぎれます。
かねての予定通り、ケアマネの要請により母親の診察に付き添う。娘であるワタシが診察に立会えば本人も先生の言うことを深刻に受け止めてくれるのではないか、とはケアマネの談。
「ここは(父親ではなく)娘さんに・・」
ワタシの言うことだからって、素直に聴く様なヒトではない。(むしろ聴かない。)

 高速道を降りるといきなり吹き付ける雪。ある程度覚悟はしていたが、連日悪天候。
時間を短縮しようと選んだ峠道は圧雪道でタイヤの上下振動がワタシと息子を揺らす。久しぶりに手に汗を握り、ブレーキじゃない場所を力いっぱい足で踏んでいた。(自転車じゃないっつーの)

 なんとかたどり着き、病院でケアマネと落ち合う頃はワタシのHPはゼロに近い状態に。
早速ですが・・・と母親の検査始まる。今回はお孫様が同伴なのでいつもより母はにこやかである。
検査はいつもの手順なのだろう、速やかに終わり、それほど待つストレスも無く、診察に呼ばれる。
・・・案の定、優しそうな先生の口から次々、予断を許さない現状が説明される。
今、腎臓の状態がとても悪いこと。本人に自覚症状は無いが、数値の上では百点満点のうちの二十点を切っている状態。このまま、が続けば早晩透析は免れないこと。なんどもくちをすっぱくして説明してきたであろうこと、を今回も先生はきわめて優しい口調で辛抱強く説明する。
「・・・そうはいってもセンセイ、少し大げさなこといってるんじゃないの?」
この期に及んでこの母、である。
・・・思うに堪忍袋の緒が切れそうな医者の前に、家族がこうやってすまなそうなカオ?で付き添っていることはかえってどうなんだろうか・・・とワタシは考えてしまう。
「ああ、よかった。あたしはまたこんかいこそ透析ですよ、って言われるのかとビクビクして眠れなかったのよ」
とことん自分には甘い母なのである。最後通牒を切られているこの土壇場にまだこの楽天ぶり。
「ではこれで」

 病室を出た後、ワタシだけまた診察室に呼ばれる。
「きになる数値が肝臓に出ているので、念のためCT検査を受けられますか」
数値的にたとえば『癌』とか、疑われるのだとか。

「早いほうがいいですよね。せっかく娘さんが来ているのだから(?) よかったら(有無を言わさず)これから(絶対に)受けたほうが・・・・・・ね?」

たまにしかこない身内にネタは沢山溜まっているのだなあ・・・・(心の声)

12時直前にイレギュラーの検査が組み込まれる。「おかーちゃん、腹へったぁ」・・・隣では心の声、ではない肉声で息子がつぶやいている。

一時間後、CT画像を前に主治医の先生曰く「・・・胆石、ですね。」
約8ミリ大、の石の画像がくっきりと映っている。
紹介状を書くので、これを持って隣町の病院に・・・・ここでみるみる母親の顔が曇る。(無論ワタシも)
ここの病院に来る前にずっと通っていた隣町の病院、である。
年齢や距離の問題で通いきれなくなって転院した経緯がある。
「・・・当病院では胆石を外科的に処置できる医師がいないので・・・」

病院に付随しているケアセンターにて。
とりあえずワタシと息子にエサ・・・昼食を用意。ケアマネと今後のことを相談する。母親はさすがに外科処置、だのオペの可能性、だのの言葉を聴いてヘコんでいる。
「胆石なんてねぇ、今頃は内視鏡で済んでしまうのですからねぇ」とケアマネが威勢をつけるのだが、「アタシはもう死んでしまいたい」などと口にする。そんなに簡単に死んでしまうことができないからヒトって大変なんだと思うが。
「・・・どうします?」
次回の通院に、ワタシが付き添えるかどうか、ということについてケアマネは聴いている。
以前のワタシならここで外面のよい身内っぷりを発揮して「はい、来ます!」とか云っているのだろう。
「・・父親に頼みます。もしくはヘルパーさんの付き添いで。」
そんなに何枚も良いカオ、を持ってない。次週早速隣町の外科に、介護タクシーの予約をした。

気になったこと。

ワタシ:「もう一度実家に寄るけど、もらった薬、おいてこようか? 」
母  :「必要ない。自分で持って帰れるから。」
ワタシ:「他にも父親に説明しておくことあるから、寄る」
母  :「必要ないと思うけど」(怒り口調)
しばらくしてケアマネが来る。
ケアマネ:「娘さんはまたお父さんのとこに寄るの?」
母(口を挟む) :「寄らないっていうけどアタシが『寄りなさい』、って云ったんですよ」

・・・もしかしてワタシの親不孝な実の娘・像が既にして造られてる???

3時前に出発して、自宅に帰りついたのが午後5時。
日帰りは強行軍だなあ、と感じてしまう年齢となりました・・・・・。

通院付き添いのヘルパーさんは一日六千円、程度かかるそうです。
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延期。 [遠距離介護]

そーいえば、実家から先日電話があった際、息子がインフルエンザだ、という話をしたような気がする。・・・

夕方ケアマネから電話があり、
「・・・ちょっと伺ったんですけど・・・・お風邪だそうで」

あーー、・・・息子がねぇ、インフルエンザにかかりましたが、先週ですからねぇ。
そしてうっかりと口を滑らし、

「アタシも三日前に罹りましたが、熱も出ないでもうすっかり・・・」

あ、いけね。しまった。

・・・あっという間に曇り顔ならぬ曇り声、になったケアマネ。

「移ったりしてもなんですし、今回は(母親の診察の付き添いは)延期、ということで・・・」
・・・

って明日じゃん。行く気全開で支度したんですけどぉ・・・・。
万障繰り合わせて、日程調整したんですけどぉぉぉぉぉぉ[もうやだ~(悲しい顔)]

仕方が無いので、持参するつもりで作ったお惣菜類は、夕方宅配便に持って行きました。
延期なんだよね。中止じゃなくて。(しつこい)

ユウウツなイベントが先送りされるのは、イヤだなぁ。
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更新。 [遠距離介護]

介護認定の更新をする、とケアマネより連絡有り。立会いは特に必要ではないということなのでお任せすることに。
父親の要支援も認定を更新するかどうか、ということで、この一年、ケアの使用状況はゼロ。
ケアマネは父親の、たとえば家事支援などを利用したらどうか、と進めてはいるらしいが、・・・
「お金のかかることは、イヤ。」と、母親が断るらしい。・・・・

そんなにお金に困ってらっしゃるんですか?   とマジ聞きされる。
「・・・他人が家に入ることに抵抗があるのかと。」

お父様は現在、認知、の症状はありますか?
「・・・ない・・・と思います。」
(一緒に住んでないワタシに何が判るというのでしょうか[たらーっ(汗)])

「ホントにねぇ・・・お母さんもねぇ・・・」
困ったものです、が続くんでしょうか。

それでも開口一番、時候の挨拶なんかして、ケアマネに媚売ってる自分がいるような気がして、情けなくなる。
・・・おかしいな。ケアマネが付いて、行政が入って、ほっとするどころか・・・
なんだか生活や、家族のそれまでの生き方そのものを値踏みされて、裏返しされて、・・・色んなことに『ダメ出し』されているような気分に時々、なるのです。
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ケアマネ、キレる・・・? [遠距離介護]

実家の母親を担当しているケアマネさんより電話あり。

ウチの母親が定期通院している内科にケアマネが同行したところ・・・・

 腎臓の数値が大変宜しくない。
このままだと次回以降、透析の判断も有り得る、とドクターより。
「透析」という言葉が出始めてから既にして半年。
お医者さん側としてもかなり厳しい通達。

つまり、
母サイドで改善の余地が全く見られない、ということらしいです。

それまで付き添ってくれた近所の方、ケアマネ、ワタシが何度か聞いている話、以下簡略。

「まず腎機能の数値に改善が見られないことについて、お母さんは言い訳をするんです。・・・」


「塩分摂取を控えるようにしているか」
   ・・・自分は気をつけているが、食事の用意をしているのが父親なので、仕方が無い。

「配食サービス(現在週に三回利用)を増やしたらどうですか」
   ・・・お金がかかるし必要ない。

「食事はキチンとされていますか」
   ・・・お腹が空かないので、食べないことが多い。

「運動したらどうですか」
   ・・・腰と足が痛いのだから、動けない。寝ている方が、ラク。

「デイの回数を増やしたらどうですか」
   ・・・リハビリをするとかえって痛みがひどくなる。週に一回で充分。(←それもサボり気味である)

どうです、この、テニスの錦織 圭 (にしこり けい)君に勝るとも劣らぬすべてを打ち返す鉄壁のストローク。・・・・[たらーっ(汗)]

ここら辺でついに、ケアマネもキレたらしい。
矛先はあきらかに電話でのアタシに向いている。
のんきに「ハイハイ」と聞いていたアタシに、地の底から沸いて出てくるような厳かな声で以下のように云った。

・・・「そういうわけで、次の通院には、アナタ(・・・"アナタ"、って、そんな呼ばれ方したのも初めてです。ビビル[もうやだ~(悲しい顔)])に、来ていただきたいんです。」

「・・・ワタシですか」
「はい」
「病院に、ですか」
「はい」

・・・ワタシが行くことで、変化が起こるのか。しいて言えば周りを取り囲む人々の溜飲が多少下がる、という程度なんじゃないだろうか。・・・

(ワタシが云ったからって聴くような母親ではありません。)
(平日高速三時間。)
(雪の峠越え。)
(お医者さんとケアマネに、管理が悪い、と叱られに行くんだ。オマエが長女なのにナニヲヤッテイルンダ、行政に迷惑ヲカケルナ云々・・・・・・)
(ワタシ側の事情なんて、今回は聴いてもくれないのね。
キレてるのね・・・・。[もうやだ~(悲しい顔)])

あらゆるマイナス感情・理論がアタマを渦巻く中、アタシのリアルの声は只、困ったような笑顔を創って、

「ハイ、了解しました」
と答えていました。・・・いつのまに、ワタシが指示されるようになったの、ケアマネに。・・・

ワタクシはお世話になっていながら、行政、というものに対してかなりの偏見を持っている為、どうしてもこのような表現になってしまいます・・・でもね、でも・・・・。

受けて流して淡々と只行動できるワタシニナリタイデス。




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電話が鳴ると [遠距離介護]

雨が降っている。

ここ一週間ほど、実家の母から電話が来ない。
状態が落ち着いているのだ、と思う。先週は二度ほど電話が鳴った。
「・・・オマエ、ワタシに電話した?」
「してないよ。元気でいる?トコロデサア、ユキハドウ?・・・・・・」
いつの頃から電話の音が嫌い。


眠れば大抵夢を見るが、自分にとっての悪夢はここ十年来、決まっている。

実家の二階の、物置。普段めったにヒトの入らない昼間でも暗い一角。
そこにアタシは拾ってきた猫を内緒で飼っている。両親にも、ほかの誰にも内緒だ。
内緒だからだんだん、飼っていることが負担になる。だんだん、エサをやることが億劫になる。
だんだん、だんだん・・・・そしてそこに猫を閉じ込めたまま、忘れたフリをしてしまうのだ。
誰も知らないから誰も咎めない。
ずいぶんたったある日、遠くに旅に出かけていたアタシは、家に帰ってその物置の鍵を開く。
そこには、エサも水すらも与えられなかった猫が、生きていて、なにか別のモンスターに変貌してじっと暗闇にうずくまっている・・・・・・・アタシが帰ってくるのをずっと待っていたんだ。息を殺して。

汗びっしょりになる夢。

実家から電話が無いのは、落ち着いている証拠。
そしてアタシ自身は落ち着かないのだ。ずっとそうだった。
たまには実家に電話でもしたら・・・誰かに言われるともうイケナイ。
電話をしないと自分が雷にでも打たれるんじゃないか、という気分になってくる。精神衛生上よくないなぁと電話をする。
・・・当たり障りの無い会話をしたはずなのに、電話を切ると傷ついている自分に気づいて、自己嫌悪。

でも、電話をしさえすれば、・・・。

偉いナニカに、このさき最低一週間くらいは許された気分になる。

雨が降っている。
雨が降ると、雪に隠れていた汚いものが、露呈してしまう。

P1030605-1.JPG


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善意とボランティアと契約と [遠距離介護]

実家の近所の方から電話があった。

まったくの好意のみで、母親が自力歩行が困難になってからこれまで、通院の付き添いをしてくださっていた方。
母親は持病で内科・外科それぞれ定期に通院している。
その方からの連絡で、2月から曜日を母親のデイに合わせて変更することにしたが、

「冬場は車の運転は出来ないし、これを機に、暖かくなるまではちょっとお休みしたいのよね~」
・・・・とのこと。
ついては、そのことをうちの母親とケアマネにアタシから話しておいて欲しい、とのことなのだった。
なんでも変更の場に居合わせたケアマネにも、次回の付き添いを快諾したそうなので・・・・。

なにせ善意、からしてくださっていた事だから、突然リタイアされても文句は言えないのです。
云えないのですが・・・・・[たらーっ(汗)]

なんだろう初めてじゃないこの気持ち。

↑この方は、うちの母親が申し訳ながって幾ばくかの礼金を渡そうとすると、「そんなことをするともうアタシはしませんよ」と怒るらしく。
次回の予約から薬の受け取りまで、実にきびきびと、手配してくれるので、母親もずいぶんと頼りにしていた。
もちろんアタシも頼るところ、大いに有り。実際、病院でドクターから提示された問題点や母親の様子などを事細かに報告してくれるので助かっていた。ボランティアでもここまではしない、ということまできめ細かく。
実際この方は普段でもボランティア活動に熱心です。

でも、善意なのである。急に打ち切られても文句は言えないのだ。甘えきっていた分オタオタするこちらの事情など、無償の善意の前にはなすすべない。

その旨、なるべく角が立たないようどうやって自然に母親に伝えようか、半日煩悶。
ケアマネに相談の上、シルバー人材の利用も検討。
(ケアマネさんが割りと事情をのんでくれているのが有り難かった)

薬をもらいに行く程度の診察ならば、デイのヘルパーで十分対応可能だが、診察でドクターから日常の注意、薬の変更など細かい指示が出る場合、基本家族かそれに順ずるヒト、が付き添うのが原則、だそうです。

「その点、付き添いはお父さんでも十分だと思うんですけどね・・・」とケアマネの言。
「しゃべりは十分すぎるほどお母さんはしっかりしてらっしゃるし」

アタシもそう思うのですが、肝心の母親が、かけらも父のことを信頼していないので[バッド(下向き矢印)]

「・・・ホントにねぇ・・・・」(←これはケアマネのため息)

・・・・・・アタシの声のトーンで、ケアマネは、色んなことを解ってくれようとしている。
そう思いたい、と思っている。
結局ケアマネの方で付き添いは手配してくださることになった。
母親との調整もしてくれるそうだ。

こういうやりとりが、『善意』ではなく「契約」でなされていることに、アタシは安心感を覚える。
アタシだけなんだろうか?
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あなたはお父ちゃん贔屓だから [遠距離介護]

母親が年末に用意していた雑誌とその付録の家計簿が見当たらない、というので、またしても父親が頭ごなしに犯人にされていた。懸命になって探すのであるが、ついに夜まで見つからない。
涙目の父親。気が焦るワタシ。

夜遅くなって、ワタシが一人で捜索(・・・年始なんて暇ですから)。それに薄々、ひらめく場所があったというか・・・
案の定、父親の手文庫の中から出てくるのだった。

探し物名人だった父親。

書類の整理が趣味だったヒト。
十年前に発症した脳梗塞。メゲずに元気に帰ってきたのだが、高次機能障害がまだらな形で日常生活に影響を及ぼしていた。形と名前の認識に生じた微妙な狂い。

ブラシ=鉈(なた)
カタカナを発音できるが書けない、など。

それでも話せるうちは良かったのだ。
ワタシに息子が生まれたその年の夏、舌癌、と診断され、手術を受けた。
手術自体は無事に済んだらしいが、準備していなかったことかひとつ。
「話せない」・・・・・・

本人は懸命になってしゃべっているのだが、声を聞きなれた家族でさえ、半分以上は

「聞き取れない」。・・・

なんでも執刀医によると、予定外大きな幅を切除することになったらしく、
「なに、リハビリでなんとかなりますよ」

・・・なりませんでした。(泣)
日常会話に不自由する状態は、ただでさえ饒舌ではなかった父親をますます無口にし、片耳の聞こえない母親との会話は普段から双方向とは行かなかったものが、ますますもってかみあわない。
いらいらして爆発するのは常に母親のほうなのだった。・・・・・・・

意思の疎通が困難、高次機能障害、そして母親の直接的介護、という三重苦を背負い、父親は見るのも可哀相なくらいやつれ、衰えていく。

父親の手文庫から出てきた家計簿と雑誌を見ながら、これは、出所は黙っておこう・・・・と考えるも、そんなところだけ勘の良い母親の、よく朝には知るところとなりました。

ちらり、一瞥をくれた後、
「ふん、お前は父ちゃん贔屓(ひいき)だからねぇ」
鼻で笑って一言。母のセリフです。

そういえば近頃、つい最近まで自分の父親、母親を息子の前でも「父ちゃん、母ちゃん」と、読んでいたのでありますが、ここ幾日か「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ぶようになりました。
なんとなく、血筋の呼称だけでも遠ざけておきたい・・・・・と、考えてのことかも。
よくは、解りません。


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ハンスト [遠距離介護]

母より電話。

デイサービスで清拭されるとき、足の荒れ具合を見て担当された方に、
「保湿クリームを持っていらしたほうが良いですよ。今日はこちらで用意しているものを使いますけど」
と云われたので、

「保湿クリームをそっちから送ってもらえないか」…と。

保湿クリーム一本送る金額を考えてほしいなぁ(T-T)
・・・・・・・
(だいいちそれも、お土産(みやげ)、のうちにはいっちゃうんでしょ)

「生協で頼めば?」と提案すると案の定期限が悪くなる。
「そんなめんどうなことをアタシさせるのか」と。
そこから始まって最後は必ず父親の悪口になって終わる。

今回は、「毎回ロクなおかずが出てこない」ことを理由に、食事を取らないでいる、そうだ。
(もともと太りすぎでデイの人たちにも迷惑をかけているのだから、良いことじゃないですか)

・・・なんてことは口が裂けても云えませんが。

父親に料理は無理。そんなことは百も承知なんだから、とっとと自分の分くらい配食サービスに切り替えたらいいじゃないですか。
それを嫌がって父親にとやかく言うのは、

答え:ただ云いたいから。

・・・・・・だとしか思えない。

父親が脳梗塞、そして間をおかずに舌癌、と患って数年来、母親の頭の中には
「自分こそが我が家のリーダーである」
という意識が沸いたんじゃないか、と。(・・・犬ですか)

(そのくせ外からの圧力にはてんで弱いのだから笑う。)(やっぱり犬、ですか)

連日このペースで吼えまくられる父親のことを考えると辛い。
こんどケアマネにこっそり、炊事サービスを頼んでおこうかと思う。

ケアマネ様、の言うことにはきっとあのヒト(母)は逆らわない(笑





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今から [遠距離介護]

一転真冬の気候。
息子を学校に送り出してまもなく、実家より電話有り。
「今から来てくれない?」

はいぃ?
( 『相棒』  杉下右京風に)

いや・・・今から、って、そりゃ無理でしょう。

今日はケアマネが実家の母の元に来る日、です。顔合わせ、ということになっています。
・・・・・・・今日は本家の叔父さんも来れないし、父親と自分しか居ない。話を聞いてもわからないから心配である、と。

話を聞いても解らない、というのはめんどくさいので覚える気すらない、ということです(意訳)

もういちど云います。母さん。今からでは無理です。ここから実家まで二時間半。ケアマネがやってくるのはあと一時間。ドラえもんでも呼ばない限り無理です。

一言「無理です」といったらまず「ガチャン[むかっ(怒り)]」。(受話器の音)

そのあとすぐまたかかってきて、
「来れないのは解った。只、あたしがどれだけ周りのヒトに迷惑かけてるか、それだけはいつも忘れないでいておいてよ」
キタコレ[むかっ(怒り)]脅しの手口です。
思わず忍耐の掛け金が外れました。

「いつも思いすぎるほど思ってるよ! アンタこそなんにも解ってないよ!だいたい・・・・・・」
また「ガチャン[どんっ(衝撃)]
ワタシが切れたときは最後まで絶対云わせてくれません。
頭の中を呪詛の言葉が駆け回りました。

こんのぉクソババァアアア!!!!![パンチ]

このヒトのDNAが私の中に半分あるのです・・・・・・(T-T
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いつになったらお風呂に [遠距離介護]

母親より、「まだ役場から連絡がないからいい加減頭にきて、本家の叔父さんに頼んで電話してもらっちゃったから」

・・・・・・保健師さんが調査に来たとき、云ってたでしょうが。「認定が降りるまでには一ヶ月ほどかかりますよ」って。
「だってもう、二ヶ月もお風呂に入ってないんだよ」
って。それと これとは別のお話なんです、お母さん・・・・

「お風呂に入りたいのが先なら、移動バスタブをお願いできますよ」って言われたとき、
「そんな大げさなもの、必要ないから[exclamation]」とおっしゃって断ったじゃないですかお母さん・・・・・・
恐るべし要介護パワー。
ワタシが口を開くより先に、「お前にはアタシがどんなにつらい思いをしているか解らないから適当なこと言ってられるんだよ」
そうくると思いましたとも。
ワタシが冷静に話そうと勤めるほど、自分の劣勢を悟るや、いつもの如く「ガチャン」と受話器を叩きつける母親。
ため息吐ききった後、実家の役場の福祉課へ、電話をかけましたとも。
保健師さんあてに。スミマセン・・・・・

『いえー・・・・あの後、ご本家様以外にも、ご近所の方からも催促、いただいちゃって・・・・・』
しきりと恐縮する保健師さん。
要介護パワー拡大。本っ気で周囲を巻き込んでます。

来週あたり、ケアマネにつくおヒトを連れて、実家まで見えるそうだ。
そのころまでには認定もおりているということなんだろうか。
娘さん(ワタシ)の方からも一度、ケアマネさんに連絡をしてみて欲しい、と云うことナリ。



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