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『相棒 X DAY』を観に行く。 [家族のこと]

春休みに入りました。

ホントは休み突入前に Kさんと観に行く予定だった 『相棒 X DAY』。
何気なく息子に振ったら 「僕も見たいな・・・あ、駄目だったらいいんだけど。子供だし。」
つぼを押さえた強い要求に、予定を変更せざるを得ない。
そゆわけで、息子の春休みを待って、
レディースデーでお安くなる今日、この日に「109シネマズ」へゴー。

(※朝っぱら『ネット将棋24』をめぐるささいなことから大口論をしたこの親子だったけど
映画が通常の四割引という安さの前に個人的感情など無に等しいのよ・・・。わかって・・・?)

『相棒』 は 封切り日に行っても混んだためしがない・・・とタカをくくっていたのでしたが

忘れてました。

本日  『ドラえもん』 『プリキュアオールスターズ』  『シュガーラッシュ』 と
我が家以外の春休みのお子さまたちアンドレディース(お母さん・おばあちゃん) にとってもまた
この上なく そそられるラインアップアンド好条件であったことを・・・。
「・・・こんなの、ワタシの知ってる109じゃ、なぁ~い!!」 (失礼な)

余裕を持って入ったつもりが チケット売り場か売店か区別がつかないほどの長蛇の列。
通常開始時間より十分遅れで上映となったものの、最後のドリンクをゲットして息子と入る頃には
・・・始まってたのよねー。・・・予告編の分を加味しても五分は過ぎていたかと(泣)

で、『相棒』 の上映室は・・・がらっ、と 空いてたりする(-_-;)・・・・。



内容ですか。

ネタバレするつもりは無いのですが(参考: 『相棒シリーズX DAY』)

一言で云えば・・・

これはこれで、あ、杉下右京さんが 居なければちゃんとこの脇チームは光るんだな、と。
(あ、失礼。ワタシ ファンです。あしからず)

こうやってスピンオフを改めて見ると
デフォルト版はいかに杉下さんがスーパーナチュラルな推理力を強引に放出して
個人技で事件を解決しちゃっているのか、という事実に気づかされますね。

そもそも 地味~なチームプレーの積み重ねが 本来の日本の国家公務員の
これコトにあたる上で大事なあるべき姿じゃないのか・・・というサラリーマンのこれまた
卑小な意地っぽいもの、をつい勝手に妄想した上に擁護してしまうのです。

ネタバレはしない、といっときながらちょっとだけ。
組対五課の角田課長 (「ヒマか?」 と 特命係を覗くヒト) の今回の仕事ぶりは括目に値します。
というか、ホントはいつもそんだけ仕事してるんでしょうね。キチンと。
TVドラマ版ではワキに居て『お茶を濁す」役割に回る人々の、
プロに徹した仕事ぶりに今回、キチンとスポットがあたっていて心地よかったんです。

そして

ハイジならクララの
キャンディ・キャンディならニール・イライザ兄妹の
魔女っこメグなら ノンの
ガラスの仮面なら姫川亜由美の
トリトンならポセイドンの

ヒール・敵役・ライバルの立ち位置にいるキャラが昔から大好きだった ワタクシ。

当然 ずーーっと当初から
今回の主人公 警視庁捜査一課の伊丹刑事を熱いまなざしで追っておりました。・・・
かなうことの無い夢と知りながら彼が主人公のスピンオフ映画を妄想していたのが
現実になった今、贔屓目六割、と云われても返せませんね。うはは。うはははは。

でも、今回の映画で 色んなパターンの相棒、がチーム内にアメーバ的に形成されては消えていくのを見て
なんか
通常版の「相棒」の2人が ちょっとだけ姑息な感じに見えてくるのは間違いないのです。

すごいなぁ、これぞ 映画の力、ですね。

ちなみに 『ドラえもん』を通り越して 『相棒』 を観覧する親子連れは さすがにウチだけだったかもしれない。

でも息子は とても満足していて

『クレヨンしんちゃん』 より こっちのが面白かった、 と申しておりました。


・・・胎教時代から これまで ずーっと見せられている効果が 出ましたかね。

うーん、社会構造における弱者と強者の立場の相違を学ばせるのにゃ
「ドラえもん」より「相棒」のが むしろ マイルドかもしれんと思う昨今。



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[コピーライト] 2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ

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かえるくんとがまくん。 [家族のこと]

息子が幼稚園に入る少し前から

入眠儀式として我が家も絵本の読み聞かせを採用し
父、母交互に
寝かしつけの際には
お気に入りの絵本(といっても適当に親がチョイスしたものだが) から一章ずつ
読んであげるようにした。

母親の「カエル好き」 による独断で採用されたのは 『ふたりはともだち』。

(参考→絵本ナビ)

仲良しのかえるくんとがまくんの ふわわん・もったりとした友情のお話だ。
小学校から中学校まで 幅広い範囲で 教材に使われている(らしい)。

当初は たんに絵本をそのまま読み聞かせるだけだったが
いつの間にか

というか 奇をてらうのが好きな旦那が オリジナル脚本を採用し始めた頃から
母はリタイヤ。
(寝かしつけからそもそもリタイヤしたのが母だったという)

旦那・・・もとい息子の父、は それ以来ずーーーっと
原作からはまったく逸脱したオリジナルを 創作し続けた。

時には 主人公の二人は海外旅行に出かけ
時には洞窟探検のシリーズに
時には怪物と戦う シリーズにと大活躍。
毎夜布団のお部屋からは 息子の奇声と 笑い声が響いて
あと独特の父の声色が 聞こえてきて
「よくやるよなぁ・・・」 と 我が連れ合いながら 呆れ 尊敬ものだったが

あれから五年([exclamation])

さすがに 毎晩のお話は無いものの
今でも毎週末毎の 『かえるくんとがまくん」 は
息子(小2) というディレクターの 厳重なシナリオ請求と チェックを受けつつ
まだ、続いている(らしい)。

このあいだ 暗い顔をして旦那が

「そろそろ 最終回にしたいんだけど、息子が許してくれないんだ。・・・」 とつぶやいていた。

どうもこの頃息子も知恵がつき
生半可な台本では駄目出しをくらうらしい。
ふたりが怪物に出会うならよりリアルに、旅行に出かけるならより詳細な現地情報を要求される
そういうレベルになった、ということか。

週末の夜ごとに遠くを見るようになった旦那。
「もうネタがないんだよ・・・・。」  

そのうち

『カエル殉職す・さらばかえるくんとがまくん』 
『the LAST かえるくんとがまくん』
『ふぉーえばーかえるくんとがまくん』 
『かえるくんとがまくんよ永遠(とわ)に・・・』  みたいな内容で


エンディングにデカ長がブラインドから夕日を覗いている絵ヅラのシナリオが
採用されるかもしれない 

そうなったらもぅ えらいクーデターだよなぁ、と 密かに胸をざわめかせている



母にして妻にして 傍観者のcassi なのでした。




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ぬいぐるみも持ってるの。


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★なごむ。★



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★内容は示唆に富んで深いです。しみじみ。★




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パンダとガス。 [家族のこと]

夕方のテレビニュースを見ていた時のこと。


『・・・上野動物園のパンダのペアに非常に強い交尾行動が見られた模様です。』
とアナウンサーが。そして映像が。

・・・ワタクシとしては

何が嫌、って 動物だろうが虫だろうが
他所のセックスを見せられるのは キライだ。 非常に不快だ。

それと そのひとつ前のニュースに 強く興味を引かれていたので
側にいた息子に

「・・・パンダよりもさぁ、メタンハイドレードだよねぇ。・・・いよいよ日本も国有の資源でさぁ・・・」

と何気なく話題を振ってみたら それまで
学校図書なんか 読んでて テレビなどロクに見てなかったくせに


「・・・ガスなんかさ、掘れば出てくるの。

それより命でしょ。」


い?」 (※杉下右京風)


「パンダの赤ちゃんは、その辺に転がってるわけじゃないの。命なの、いーのーち。・・ね?
どっちが大事か、考えなくたってわかるでしょ?

もっかいいうよ?


ガスはお金を出せば買えるの。

いのち、は買えないの。 ね?」




・・・・あーーー。 そうですかっっっっ と


小2の息子にお説教くらって   春は近い。



  
  ・・・でも母ちゃんはメタンハイドレードに一票。








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・・・ちっちっ。

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起点。 [家族のこと]

先日 息子が 学校から帰るなり、

「ボク、納得できないよっ[どんっ(衝撃)]」 

と大変憤慨している。いったい何事、とわけを聞くと

「ボクの名前の一字に入っている 『原』 の字、漢字テストでばってんされちゃったんだ。
こないだ母ちゃんとも相談したじゃん。なっとくできねーーっ」

・・・そうなのだ。『原』の字のがんだれ、の次の点、ちょん、これの書き方について
先日息子ともめた。もめにもめて、ネットで検索をかけたところ、
母たるワタクシ出自、の真ん中に点、も 息子がドリルで覚えた左に点(つまり泉と云う字の白部分)、も
書き方としてはデザインの問題であり、間違いではない、という結論を得た。
ということで、我が家では母たるワタクシ系で代々伝わる? 真ん中点、でいこうじゃないか、ということに。

・・・それがその日、おもいっきり担任の先生から

「これは間違いであるから 直すように。正しくは左に点、である。」

とのご宣託を受けたらしいのだ。

反論するならその場でせんかい、と云ったら

「だって、先生怖いじゃんか。叱られたら、ヤじゃんか。[バッド(下向き矢印)]

断っておくがその先生が 特別 「怖い」 わけではなく息子は「叱られる」ということに
異常に恐怖感を抱いているモヤシな優等生なんである。しかし微妙なギャングエイジの端境期でもあり
かつ生涯反抗期、というこの母の血も色濃く引いている。
そういうわけで家に帰ってきて あれやこれや憤懣が噴出したらしい。

「ま、そういうことはね、どうであれ口に出して云わなきゃ駄目だよ。」
と母の結論。



その翌日。

「母ちゃん、ボク、云ったよ。・・・てか、書いてきた。」

例の漢字の件か、と訊くと「そう。」 といい 誇らしげに

「ボクね、『人権アンケート』 の用紙に書いて、校長室の前のアンケート箱に入れてきた。」


人権・・・・・・・・・・・・

人権を迫害された。イジメを受けた、体罰を受けた・・・ちょっと担任にも云えない話を抱えている
そういう子達に開かれたありがたい目安箱が校長室の前に置かれた、という話は訊いている。が・・・

あっけにとられている母尻目に

「思ってること書いていい、って 、校長先生云ってたもん。[るんるん]

それはそうですが。

「先生に何か云われたら、母ちゃんが戦ってね。」 [キスマーク]

もうすぐオープンスクールがある、と知っての狼藉か。[たらーっ(汗)]


・・・まだ学校から返事はない。




仕方がない。ほかのことならいざ知らず、大事な我が家の代紋を背負う話である。



・・・母も覚悟を決めまーす。






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「・・・負けるとわかっていても戦わねばならないときがある」   by 『キャプテンハーロック』
  
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激震(その二)。 [家族のこと]

うららかな一日も夕暮れの帳を下ろそうとしている頃

その報(しら)せは帰宅した夫からいち早くもたらされた。


「・・・ETVの『作ってあそぼ』 が、今年度内で終了するってよ。」

・・・・・・[どんっ(衝撃)][exclamation]

数十年ぶりに子供界を震撼させるであろうこの怖ろしい出来事。[たらーっ(汗)]


息子にその事実を明かすと 

「そんな・・・・・・。」[がく~(落胆した顔)]

黙り込む彼。この黙示録はさしずめ
「のっぽさんが喋った」 
・・・あの歴史を揺るがすフィナーレに翻弄された我々世代に匹敵する
「事件」に違いない。



既に新しい後番組は用意されているらしい。
ヒトではないキャラは引き継がれるのか。ナレーションは。CGは入るのか。
・・・何より 肝心のナビゲーターは「喋る」のか・・・・。権力の踏襲、という構図は今こそ崩れ去るときを迎えているのか。




Xデーは近づいている。 何かが起こる。







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「・・今の時代は、相手をとりさえすれば勝てる時代じゃあないんで」       ※主人公 広能が語るシーン

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激震(その一)。 [家族のこと]

我が家に激震・走る。

それはある平和でうららかな小春日和の日中
一通のメールによりもたらされた衝撃の事実。



   from:  旦那

   タイトル: モノポリーの駒

   本文  : アイロンがなくなって、替わりに猫が入るんだって。



・・・・・・・・。・・・・・・


なんだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ[どんっ(衝撃)]





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『仁義なき戦い』 代理戦争

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つれづれ年明け。 [家族のこと]

年明けの日曜日に、栃木県へ よっこら行きました。

息子が 栃木の将棋大会にエントリーしておりましたので。
余り遠出にはお付き合いしないワタクシなのですが、
今回はどうしたものか 
「餃子が食べたい。」 と 思いつめてしまい。

早い話、作ったり食べたり、もうお正月料理にとことん、厭きていた。・・・コレに尽きます。
そんなわけで、朝早起きもものともせず「とちぎ」目指す。

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この時期は毎年そうだが、あんまりビーカンな空なので思わず車中から写真。

会場は街中のホテル。「・・・将棋祭り」 というだけあり
一面のカラーが渋い。いや、それはおいて置いて

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息子は初局で相手のおじさんに さくっと負けて・・・。 
「一般の部」 という名の厳しい大人の世界に触れて大きくなって欲しい。

ロビーにいた時、見知らぬご夫婦に話しかけられ、どきどきしている(主に旦那が)と

「旦那さんのブログをいつも拝見してまして・・・」 

旦那による息子付き人ブログの読者だったらしく(将棋っ子の親は人口があまり多くないせいか顔見知り成果確率高し)
まんざらでもなかった旦那とその方達は、将棋と子供についてもっぱらお話するのだが
ワタシは「餃子食べに来ました!」 と 幼稚園児みたくヤケに元気に連発してしまった。
きっとあのご夫婦にはワタシは

「あの餃子を食べにいらした奥さん」

としてのみ長きに記憶に残るのだろうな・・・(あーあ。)

会場にはごく当たりまえに トップ棋士がうろうろしている。
結構豪華なメンバーが 余り広くないホテルの広間にあちこちといる。
ステージ上にも
並びきれないくらい詰まっている。

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森内名人 郷田棋王 広瀬七段 写真ではついに見切れたおじさんに消されてしまっている
戸部六段 などなど 

もちろん棋士のサイン会なぞも時間ごとに用意されています。

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上は広瀬七段。 

棋士会には 書道部がある、というのをご存知でしたか?
一生懸命お習字稽古しないと、こういうとき大変、らしいです。(いや、別に
広瀬七段には、なんの関係も無い話ですが。)

今回もワタシにはミーハーの神は降りてこず
フツーにロビーで雑談している棋士の後方で
読書に没頭してしまいました。 あはは。

最近は息子の勝った負けた、に一喜一憂する心の余裕がありませんので
なるべく対局だなんだは観覧しない事にしております。
会場の独特の熱気もすぐに当てられてしまうのでなるべく遠巻きにするように。
ホテルのロビーは 読書にはもってこいです。

それでも、将棋関連グッズなどのイベントも同時に行われているため
ちょこ、と覗き見。
将棋盤のまぎれて ちいさな木彫りのひょうたん、が。
可愛さに惹かれて 買う。

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やさしげなおじさんが
「けっこうチマチマと作ってるもんでちいさいものほど手間がかかりましてねぇ」
と丁寧に説明してくれた。
カヤ、とエンジュで彫ったそうな。
このおじさんが実は伝統の盤作り職人・三代目 だと後で雑誌で読みました。
なんだかカジュアルでよろし。

駒の彫り体験、などもやっております。

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午後になって、自由対局にもやっと飽きてくれた息子。
母、念願の「餃子や」 へ。

先のご夫婦の奥様が 「姉が栃木でして」 と
美味しいお店をあげてくれたうちの1つ、に行く事に。(旦那様もそこをピックアップしていた)
あいかわらず程よくいい加減なナビゲーションで案内する車で二度ほど行き来して
専門店 「まさし」 を見つける。

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餃子しかないの。ビールもジュースも置いてません。

そしてカウンターの向こうからジャーーー という蒸気と共に
ペットボトルラッパ飲みしながら鍋と戦うおやじさんが焼く・ゆでる餃子。餃子。餃子。

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息子もはふはふ。あれ、餃子写ってないよ?? てか、一個浮いてるよ??!!
・・・そりゃ 「耳」だ。・・・

「帰りにお土産・・・どうする?三人前 買ってく?」
「うん、じゃ帰り際に頼もうか」
「・・・すいませーーん」

「今、焼いてますから。」 ほぼ同時。
さすが名店のおやじさんは耳に入った時点で見込み生産・この自信!!

美味しかったです。「おお!」 とか 「むむっ」 とか云うタイプのものではありませんが
程よい。
あんまり美味しいと、何故か次回に気後れがしてしまうもので、程よい感じ、というのがよろし。
大きさも程よい。大人一人前、なにせ餃子だけ、ですから
一食分にしようと思ったら2皿から3皿はいただいたほうがよい、と店内にも書いてありました。
名店、は他にも沢山、それこそ老舗からハードトップの革新まで沢山あるのだと思いますが
このあたり、我々には『程よい』。(しつこい。)

北関東道を高速に乗って帰路へ。
だだーーーっと広い平野部の夕暮れを 高速道路から見渡していると
とても気分が良かったです。

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携帯電話で車中から何枚も撮りました。
携帯電話っちゅーところがまたカジュアル。

お手軽新年。今年もよろしくお願いします。



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年頭にあたり家族で大モノポリー大会。テレビで将棋チャンネル。なんだこの家族。











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どうでもいい話(2)。 [家族のこと]

家族で郊外の本屋に出かけた時のこと。

買い物も終えて 屋上の駐車場で車に乗り込んだら
息子が怪訝な表情で 「・・・ねぇ。」

なにかいな。

「・・・さっき、とおりすぎたおじさんが、ほくのこと ふり返って
ゆったの。」

「なんて。」

「・・・『あ、コナンくんだ。』 ・・って ゆった。」


・・・キタコレーッ   ついに通りすがりの見知らぬおっさんに コナン呼ばわりされるように
なりましたよ我が息子。

その日は夕べの寝癖がことのほか それらしくてアレらしかったのだった。
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息子は怪訝な上に憮然として

「・・・ボク、コナンくんて云われるの、イヤなんだ。」

息子は民放のアニメを見ないので
コナンくんを知らない。なので余計にイヤらしい。
旦那様は
「いっそ『コナン・ザ・グレート』 のコナンのほうだったらよかったよなぁ♪」
とか抜かしたが
実に無責任な発言だ、というか

本当にそうなら 良かった、 と思うのだろうか[むかっ(怒り)]

件(くだん)の事象が起きた場合

追いかけていって
引き止めた上で

「・・・ウチの子は 『コナンじゃありませんっっ』 」

と訂正してあげるほどの勇気を持ち合わせる母ならば


「・・・『コナン』、じゃないんです。・・・・まっ、・・・・『魔〇郎』なんですってばっっっっっ!!」

そして藤子f不二雄先生が以下に偉大だったかのくだりを見知らぬ紳士にとくとくと語って聞かせる程の

・・・・・・

そういう親ばかでワタシはありたい。


ま、来世こそは、ね。



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『遠野物語』に今も息づく河童伝説。・・・・・・UMAじゃありません。息子〇ヶ月。





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『魔太郎』・なのに。 [家族のこと]

父の葬儀の最中のこと。

実家の台所にはお手伝いに近所のおばちゃんがいっぱい
見えているのだが
その中を 数少ない親族として
スーツ姿でちょこまか動き回る息子。
いつの間にか 比較的若いおばちゃんの1人が
息子を

「コナンくん♪」

と呼ぶようになり
それがいつの間にすっかり 定着していた。
何処を歩くにも
「コナンくーん[わーい(嬉しい顔)]
と呼ばれ 可愛がられていた。

息子本人は テレビアニメはほとんど見ない (奇跡の子、と呼んでいただきたい)
ので
幾分「 ? 」としつつも
ちやほやされることには人一倍 喜びを覚えるタイプ (ここらへんで凡人にもどります )
なので
かなり まんざらでもない[るんるん]様子。

しかし、母としては常に 
大海原のように水平で全き心の目を持っていたい。

ウチの子は

あくまで 「魔太郎」
なのだ。   (『息子(スピンアウト)』 ご参照のこと、ですよ。)


さて、幾日か経って落ち着いたこの頃。

埼玉の将棋道場に出かけた息子。
同行していた旦那が、帰宅後

「息子・・・あっちでも コナンくん、だったよ。」

先生のブログに 我が愚息を「コナン」に見立てた一文があったのでした。

しかし、母は何度でも云おう。
心の目を正しく開けば、
おのずと真実は見えてくる。
ウチの息子は

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これではない。

あくまで
これ

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なのです。

・・・・。

・・・アタシも立派な 『親馬鹿』 になったものだな。
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運動会前夜。 [家族のこと]

明日は息子の小学校の運動会。

夕食には健啖とネギトロ丼を一人前弱・食べ、
おかわりが欲しい、と 冷凍焼きおにぎりに海苔を巻いて一個食べ、
満足した様子なので、仕上げ歯磨きをしてあげている際に一言。

「母ちゃん。。。俺、ゲロ吐きそう・・・。」


な゛゜にーーーーーーーーー (´Д`ι)アセアセ


何かイケない物を食べさせた覚えは・・・・
いやまて。
メンタルの弱い息子のこと。
本人に現状を推測させてみる。
曰く


「・・・俺、緊張してるのかも・・・・。」[たらーっ(汗)]


運動会前夜の緊張に耐えられずに 彼の胃袋が悲鳴を上げているというのか・・・。


とりあえずトイレに駆け込んだ息子。空嗚咽(おえつ) に咽(むせ)ぶも なにも出ず。

こーいうときに限って
「母ちゃん、そばに居て欲しいんだけど・・・。」 と逆指名。トホホ。

そーいえば今頃、息子の幼稚園時代からの親友のY君もきっと・・・

「ウチの (息子)もイベントの前の晩は 必ず吐く、からね」  (Y君のママ :証言)

何の慰めになるだろう。しかしながら美しい似た者同士? の友情ではある。

結局トイレに突っ伏して粘るも、グゥの音しか出ず、すごすご寝室へと引き上げる息子。

相変わらず絵に描いたようなエキセントリックぶり。
このまま空嗚咽、を続けさせるのも忍びない。
何か彼を癒す言葉がけは無いものか。・・・・


「まぁさ、たかが運動会、じゃない?」 と母。

「たかが、っていうけどさ、母ちゃん。僕達にとっては一年に一回、しかないことなんだからさ。」と息子。

「自分のせいでチームが負けたらどうしよう、って 超 思って、緊張しちゃうんだよ。・・・」

母は息子の心持ちをおもんぱかって云ってやった。


「・・・大丈夫だよ。君達が思うほど、アタシたちは他所の子なんて見てないんだし

正直云って、どのチームが勝とうが負けようが、ほっとんど関心無いから。 面白おかしくお遊戯を見て、弁当食べて、
・・・
適当に半日過ごせればオッケー、なんだしぃ。
[わーい(嬉しい顔)][グッド(上向き矢印)]・・・
どーってこたぁない。どーーってこともないよぅ。」


・・・・・・・・。
一瞬、ぽかん、とした顔をした息子。やがて


「そっか。・・・どーってことない。

どーってことも、ないんだね。・・・」


何度かつぶやいて、やがてすこやかに寝入ってしまった。


・・・えと。

・・・何か、失敗していなかったよね
母として? (´Д`ι)

・・・。



なんだか明日の天気予報は 朝から雨・です。

おにぎりの中身は シャケと梅干と塩昆布、の予定です。


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